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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

作者「アナベル・クレム」のモデルはエドガー・アラン・ポーの妻ヴァージニア・クレムと彼の詩「アナベル・リー」ですか? - アニメ『リトルウィッチアカデミア』4話「ナイトフォール」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年1月30日の放送は第4話「ナイトフォール」でした。ロッテに何が?!

ちなみに私は1話を録画し忘れてしまい観られていません。観たい。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

『リトルウィッチアカデミア』の登場人物3

『リトルウィッチアカデミア』の登場人物です。4話に登場した人物と、これまでの感想記事に書いたけど改めて紹介する人物がいます。今回も公式Webサイトの「CHARACTER(キャラクター)」ページを参考にしました。

まずは「アナベル」です。CVは「諸星すみれ(もろぼし・すみれ)」さん。

アナベルは、ヒロインの“アッコ”こと「アツコ・カガリ」が入学した「ルーナノヴァ魔法学校」でアッコのルームメイトとなった1人、「ロッテ・ヤンソン」が大好きな小説『Night Fall(ナイトフォール)』の作者です。

「ナイトフォール」の意味は、直訳すると「夜の訪れ」なので、「日暮れ」や「夕暮れ」といったところになるでしょうか。夕方でも良いでしょうけど、フォール部分を上手く伝えるには少々弱い気がします。

 

それと、「ハンナ」と「バーバラ」も登場しました。「ハンナ」のCVは「中尾衣里(なかお・えり)」さんで、「バーバラ」のCVは「赤崎千夏(あかさき・ちなつ)」さんです。

2人とも、ルーナノヴァ史上の秀才「ダイアナ・キャベンディッシュ」の取り巻きの子たちですね。バーバラの方でしょうか、黒髪ロングの子もロッテと同じく「ナイトフォール」のことが好きみたいですけど、それを隠しているようでした。「ハンナ」が作品とそのファンを馬鹿にしていたので、言い出せなかったようです。

ルーナノヴァ魔法学校の先生も2人。「フィネラン」先生はCVが「山本留里佳(やまもと・るりか)」さん、「バドコック」先生はCVが「矢野亜沙美(やの・あさみ)」さんです。

ハンナとバーバラと先生2人はこれまでも登場していますし、ブログでも紹介したかもしれません。私がなかなか思い出せないので備忘録として再掲載しています。申し訳ありません。

 

 

「アナベル・クレム」の名前はエドガー・アラン・ポー絡み

前述の『ナイトフォール』の作者「アナベル」のフルネームは「アナベル・クレム」と言っていたかと思います。

「アナベル・クレム」の名前は、米国の作家で詩人の「Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー)」の代表的な詩『Annabel Lee(アナベル・リー)』と、Poeの妻「Virginia Eliza Clemm Poe(ヴァージニア・クレム・ポー)」から取った名前と想像します。

『アナベル・リー』は私の最も好きな叙情詩の一つなので、「アナベル・クレム」の名前を聞いてパッと思い浮かびました。

私は学生時代に「アナベル・リー」の存在を知りました。「Arthur Rimbaud(アルチュール・ランボー)」の影響か、それまでの私にとって詩というとフランス語の印象が強く、英語の詩は敬遠気味でした。英語には品がない印象があったのです(あくまでそれまでの私個人の印象です)。しかし『アナベル・リー』を詠んだときに、初めて英詩で「美しい」と感じ、鳥肌が立ちました。何度詠んでも素晴らしい詩です。悲しくもあります。

19世紀半ばの詩ですから英語が古いこともあって詠みにくい部分があるかもしれませんけど、興味を持たれた方はぜひ詠んでみてください。和訳も、できれば古いものを読まれた方が良い気がします。

 

追記

「ナイトフォール」の作品に「エドガー」という名の男性が登場するみたいなので、やはりこれらのモデルは、ポーと彼の妻、彼の作品で間違いないでしょう。

 

 

4話「ナイトフォール」

アッコとロッテと「スーシィ・マンババラン」の仲良し3人組はある日、学校の調理場に忍び込んでタルトをつまみ食い、どころかホールごと食べてしまったようです。フィネランとバドコックの両先生に見つかった3人は、罰として食材の荷降ろしの任を命ぜられます。

しかし、罰当番の日はロッテが心待ちにしていた『ナイトフォール』の新刊が発売されるイベントが開催される日だったのです。しかも、120年間書き続けられている『ナイトフォール』の作者が、初めて人前に姿を現すとあって、ロッテはどうしても会いたいのですが……外出禁止令が出てしまいました。

本件も(!)主犯格はアッコなのですけど、ロッテは一度も「アッコのせい」とは言わなかったです。思ってもいないのでしょう。個人的にそこが凄く好印象でした。

 

ロッテから『ナイトフォール』がいかに素晴らしい物語かを聞き、落胆しているロッテを見たアッコは、一計を案じ魔法学校を抜け出して、ロッテとスーシィの3人で『ナイトフォール』の出版イベントに出かけました。荷降ろしの自動車に忍び込んで学校を出たのですね。

 

 

ナイトフォールの作者「アナベル・クレム」

120年続く『ナイトフォール』はジャンル全部乗せで364巻も出ている、最近ではネットで炎上もしている作品のようです。で、今回365巻が出ると。

会場では『ナイトフォール』のクイズ大会が行われ、成績トップだったファンはアナベル直々にプレゼントが渡されるとあって、ロッテは意気込んでいました。

現れた「アナベル・クレム」は小さな少女でした。金髪でカールして、ヘッドフォンをかけて、スマホをいじっているという……120年続く小説の作者とは思えない風貌をしています。アッコも魔法で若いままなのかと思っているようでした。

ロッテはクイズ大会を勝ち進んで、最終的に「ビッグベン810」さんというロッテのメル友?さんの方と一騎打ちになりました。その一騎打ちにも勝ったロッテは優勝し、優勝賞品としてアナベルから愛用のペンをもらっていました。

しかし、ペンを渡されたそのとき、アナベルから「あなたが13人目のアナベルよ」と言われます。そう、少女はアナベルではなく、ペンこそがアナベルだったのです。物語が120年、365巻続いている理由はそこにありました。ペンが所有者を決め、ペンから認められた人が新しいアナベルになる、という。

 

 

アナベルとハイドランジア

ロッテは、ファンが集うイベントのクイズ大会で優勝するほどの『ナイトフォール』ファンなのですから、ファンの中のファンである自分が新しい「アナベル・クレム」となり『ナイトフォール』を書くことができることは、大変な名誉で喜ばしいことと思うかと思われました。

しかしロッテ自身にとってはそうではなかったようです。ロッテは『ナイトフォール』を読むことは大好きだけど、自分が『ナイトフォール』を書きたい訳ではない、と考えています。

ロッテにペン(万年筆?)を手渡し消えたアナベルを探しに行くロッテたち3人。

アナベルは魔女と思われていましたが、「クルミ」のような実を使って瞬間移動していることから、魔女ではなく一般人だと判断しています。クルミは一般の人が簡単な魔法を使える魔法道具のようです。

ロッテはアナベルが「Hydrangea(ハイドランジア)」、和訳すると「アジサイ(紫陽花)」ですが、それを好きであることに気が付き、近くにあるアジサイが群生している場所へ行ってみると、予想通りアナベルがいました。

その前に、ロッテは万年筆に宿る精霊と話をしています。ロッテは歌を歌って精霊を呼び出し、精霊の声を聞くことができるようです。古い道具には精霊が宿っているため、その精霊を呼び出して話を聞こうと。

私が観た2,3,4話にはそういったシーンはなかったと思いますが、観ていない1話には描写があったかもしれません。

そうして、ロッテがペンから精霊を呼び出して聞いた言葉は、アナベルはネットの中傷に心を痛めて自分の才能への自信を失くしている、ということでした。

そこでロッテはアナベルに、現アナベルが書いた『ナイトフォール』がいかに面白いかを熱く語り、ネットの中傷などよりに耳を貸さず、あなたのファンの声の方がもっと大きいよ、と励ましていました。

元気を取り戻したアナベルはロッテに感謝を述べた後、再び手に取った万年筆を振りかざしてどこかへ消えていきました……ペンから光が出てその光はルーナノヴァ魔法学校に伸びていったでしょうか? 生徒なのかもしれません。

 

 

おわりに

満足気にルーナノヴァ魔法学校に帰った3人でしたが……フィネラン先生たちにバレてしまっていました。こっぴどく怒られた後、掃除の罰を与えられていましたね。

怒られているとき、フィネラン先生の背後を、ビッグベンの着ぐるみ(?)を背負って歩いているバドコック先生の姿が……! ロッテのメル友さんは先生だったという。

ロッテの「『ナイトフォール』好き」がいかに本物なのかを知る、ひいてはロッテの人間を知る良い回となりました。好きにも様々あって、彼女の好きは、好きな作品が好きだし好きな作品を生み出す人も好きだけど、それは自分がそのものになることとは違うのだ、ということですね。

ロッテは「私にはできないことをできる人を応援する」子なのです。

アッコやスーシィと比べるとロッテは地味ではあるものの、アッコの「シャイニィシャリオ」に憧れる純粋な気持ちや、スーシィの毒物への純粋な気持ちに負けず劣らず、強烈なまでに純粋に『ナイトフォール』が好きな女の子であることがわかり、やはりこの3人は親友になるべくしてなっているのだなぁ、という気がしました。

アナベルが書いた「核弾頭を素手で受け止める話」が気になります。読んでみたいです。

ネットの中傷ね……確かに傷つきますよね。でもごく少数の心無い意見に心を奪われるなんてもったいないです。自分の「好き」を信じてついてきてくれる人を大切にしたいですものね。

 

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