今日、ショックなことがありました。記事タイトルに書いているとおりなのですが、「バナナチップ」とサヨナラをすることになりそうです。いや、厳密には購入する機会を大幅に減らすことなるだけですが……私にとってはサヨナラと同じようなものです。
「バナナチップ」が美味しすぎる件
2016年の終わりに「2016年に購入した物No.1は業務スーパーの『バナナチップ』!パリパリ感がたまらなく美味しくお気に入りです」という記事を書いたとおり、『業務スーパー』で売られている「バナナチップ」がとても美味しくて、2016年で発見した賞品の中でNo.1の美味しさだったのです。
画像がその「バナナップ」です。左がパッケージで右が保存容器に移し替えたものです。下の緑色の布は私のお気に入りのバンダナです。古着。
業スーの「バナナチップ」は、スライスしたバナナをココナッツオイルで揚げて砂糖をまぶしたお菓子になります。ドライフルーツと並んで陳列されているので、お店的にはそういう扱いなのかもしれません。
バナナチップの外側がパリパリ・カリカリとした食感、中がほんの少し柔らかな、歯がスッと入る食感が食べていて丁度良い固さ(柔らかさ)で、まさに「バナナ版芋けんぴ」です。
味はバナナの甘さとココナッツオイルで揚げた香ばしさ、砂糖の甘さが一度に味わえます。砂糖もまぶしてあったら甘すぎるのでは、と思われるかもしれませんけど、甘すぎず甘くなさすぎない絶妙なラインを攻めてきます。優しい甘さ。
そんな甘く香ばしく美味しい「バナナチップ」が『業務スーパー』なら、「150g」入りで価格が1袋「88円」と非常に安価に手に入れることが「できました」。
「バナナチップ」の製品が変更された
ところが、今日『業務スーパー』に「バナナチップ」を買いに行ったところ、「バナナチップ」が上記のような新しいパッケージデザインに変更されていました。
前回『業務スーパー』に買い物に行ったのはちょうど1週間前ですから、この1週間の間に商品が変わっていました。
商品名も「バナナチップ」から「クリスピーバナナチップ」に変わっています。クリスピーの意味はパリパリとした、という意味ですから同じ物ですね。たぶん。
画像が新製品から1枚取り出したものです。見た目は以前のものより薄く、カラッと揚がっています。食べてみたところ、やはり以前のものよりパリパリ感が強まっています。甘みも抑えめです。
内容量が3割減、値段が2倍に!
商品を見つけ、「お、パッケージデザインが格好良くなったなぁ」と思い、次に値札を見たところ、価格が「178円」と表示されていました。
まず「え?! 前のものより値段が2倍も高い!!」と驚きました。
以前に売られていた商品は88円でしたから倍にすると「176円」です。新商品は「178円」ですから倍以上ですね。
しかもですよ、上に貼った画像の下部を見てください。内容量が「100g」です。100gで「178円」なんです。
こちら画像は以前の「バナナチップ」のパッケージ裏面です。こちらには内容量「150g」と表示されていますよね。以前のものは150gで「88円」だったのです。
内容量が150gから100gへと33%強減っているにも関わらず、値段が200%(2倍)以上に増えています。何という……グラム単価がべらぼうに上がっています。あまりに露骨な価格アップに引いてしまいました。買いましたけど。
バナナの産地が異なるのではないか?
商品名は異なりますけど、同じ「バナナチップ」なのに新旧でこれだけ値段が変わるということは、もしかしたら使用しているバナナの産地が異なるのではないかと考え、パッケージを見てみました。
旧「バナナチップ」はフィリピン産だったので、もしかしたら新「クリスピーバナナチップ」はヨーロッパの、スペインとかポルトガルとか地中海方面で生産されたものなのかもしれないと思ったのですね。それらの国でバナナが生産されているかはわかりません。
画像が新バージョンの商品パッケージの裏面です。大事なところが太陽光の反射で光ってしまい、しっかり見えないですけど、フィリピン産のバナナを使っていることがパッケージ上部に書かれています。産地は同じ国でした。
成分が異なるのではないか?
それなら旧「バナナチップ」と新「クリスピーバナナチップ」の成分が異なるのではないか、と調べてみました。
旧「バナナチップ」は原材料が「バナナ」と「ココナッツオイル」と「砂糖」と「香料」でした。
新「クリスピーバナナチップ」は「バナナ」と「ココナッツ油」と「砂糖」と表示されていました。
ほとんど変わりありません。むしろ香料の分減っています。原材料が減っている、フレーバーを付ける作業工程が減っているはずのに価格は上昇している……なぜか。
パッケージが変わったから?
産地も同じで成分もほぼ同じということは、考えられることはパッケージデザインにその原因があるのでしょうか。私の脳みそではそれしか思いつきません。
パッケージのデザイン料が高価だったのでしょうか?それともパッケージの材質が高価になったのでしょうか?
改めて新パッケージを見てみると、確かに新製品のパッケージはしっかりしたものに変わっているようですし、上部に「Zipper(ジッパー)」と表示されています。
新版はジップ付きのため、切り口をしっかりと閉じれば空気や湿気が入りにくく・出にくくなっているはずですから、その分高価になったのかもしれません。旧版はジッパーなしです。
それにしても……という。
おわりに
何だかんだ文句を言いつつ今後も買いそうですけど、買う頻度は絶対に減るでしょう。
他に何か安価で美味しい商品を見つけたら、いずれバナナチップを買わなくなるかもしれません。残念ですが、さすがに内容量が3割減って値段が倍になっていたら手を出しにくくなります。
代替品の候補は「フルーツ・グラノーラ」にしようかと考えています。ポーランド製の安いものが売られていたので、豆乳や甘酒、ハチミツなどと一緒に食べようかと画策中です。その方が身体にも良さそうですし。
それとも「バナナチップ」をAmazonで購入するか、ですね。後者の方が良いかも。