ディスディスブログ

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小室哲哉さんが『マツコの知らない世界』で宇多田ヒカルさんのことを語っていました。『Automatic』の意味がわからないと

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毎週火曜日20:57からTBSで放送されている『マツコの知らない世界』、2017年1月10日の放送は「本当に美味しい回転寿司の世界」と「小室プロデュースの世界」と「キャリーケースの世界」でした。

 

 

 

マツコの知らない小室プロデュースの世界

www.tbs.co.jp

 

『マツコの知らない世界』は、その道に詳しい方がスタジオに登場して、マツコ・デラックスさんに対して1対1でプレゼンをする番組です。2017年1月10日の放送はスペシャルだったのでいつもより1つ多い「本当に美味しい回転寿司の世界」と「小室プロデュースの世界」と「キャリーケースの世界」の3つのプレゼンが行われました。

3つのプレゼンのうち個人的に興味を抱いたのは「小室プロデュースの世界」です。「小室哲哉(こむろ・てつや)」さんですね。

 

 

小室哲哉に引退を考えさせたアーティスト

ネットを見るとたくさんのブログさんなどで今回の放送のことを書いているので今更感が強いですけど、小室哲哉さん自らが「小室哲哉に引退を考えさせたアーティスト」を1名挙げていました。

 

www.utadahikaru.jp

 

その人の名前は「宇多田ヒカル(うただ・ひかる)」さんです。

 

マツコ「私、全然そんな音楽詳しいわけじゃないけど、『なんか新しい!』って思ったもん。見た瞬間にCMを」
小室「僕もね、『新しいな!』と思ってですね、で、彼女の『Automatic』という曲のプロモーションビデオとかで、低いですよね。低いところに低くずっと……」
マツコ「黄色い椅子の前でね、ずっとね」
小室「最後に段々上がっていくのかなと思ったんですけど、最後まで低いんですよ」
マツコ「ブラインドも閉まったまま」
小室「ずっと歌いにくいだろうなとかってことを……。ですが新しいなってことを思ってですね」
マツコ「もちろん小室さんが感じているのと私が感じているのなんて全然違うけど、すごいわかる。もう、なんか『私、違うんだ』ってすごい思った」
小室「あとはネイティブ。アメリカから来て生まれたときから英語、っていうのを聞いて『これは敵わないな』って……(笑)」 

 

というような会話が交わされていました。以前から小室さんはインタビューなどで宇多田ヒカルさんの名前を出して自分を終わらせたと仰っていたので、名前を見る前からこの話になるなと予想できていました。

ただ私は小室さん本人がそのことについて話しているところを見たのは今回が初めてだったので、やはり本人から聞くと消化できる感じがします。

 

 

Automaticの歌詞の意味がわからない

小室「『Automatic』って言葉が、何がAutomaticなのかな?」
マツコ「ハハハハ……」
小室「っていうところで」
マツコ「一体何をAutomaticと表現しているのかが……」
小室「何回か詞を追ってもわからなかったんですよ……。何が自動なんだろう?っていう……」
マツコ「……(笑)確かに」
小室「……っていうくらいに詞の概念っていうんですかね、作詞の概念みたいなものを変えられてしまったんで」
マツコ「(頷く)」
小室「とにかく僕には『Automatic』が出てこなかったんです」

 

と、宇多田ヒカルさんのデビューシングル『Automatic』の歌詞についても、小室さんは言及していました。

でも『Automatic』の歌詞の意味はそれほど難しくないですよね。一人称が、ある異性(君)のことを思うと自己を制御下に置けなくなる、という恋の歌と思います。冒頭で「I can't help my feel ...」と歌っているのでそれが全てではないかと。ドキドキが止まらない、君のことを想わずにいられないよと。

しかし、今改めて歌詞を追ってみると、『Automatic』は興味深いですね。

具体的には「Noとは言えない」のところ、「言わない」ではなく「言えない」としているところが面白いです。つまり、心のどこかではNoと言いたいのだけれど、その自分の意思とは無関係にオートマチックな機械のようになっている私は、君に対する「ドキドキ止まらない」んですよね。これは素晴らしい感性だと思います。

 

 

宇多田ヒカル、デビューの衝撃

確かに、あの『Automatic』が全国に展開されたときのプロモーションの打ち方はとても斬新でした。そもそも宇多田ヒカルって誰?というから始まり、曲の新鮮さと完成度の高さも相まって、音楽業界だけでなく日本の社会全体の意識を「宇多田ヒカル」に向けさせましたよね。

マツコさんが「私、違うんだ」と言ったとおり、宇多田さんの出現は、小室さんやつんくさん、ミスチルさん、そういった人たちの手がけた曲だけでなく、そういった曲を好んで聴いていた世代そのものが一気に過去になった感すらあるほどの衝撃でした。

しかもその曲を歌っている15歳の女の子が作詞作曲まで手がけているという事実。

当時、私はリア充でして友人や彼女たちとよくスノーボードをしに遊びに行っていましたが、スキー場で『Automatic』を聴かない日はないくらいよく耳にしましたし、テレビをつけてもワイドショーなどでひっきりなしに宇多田さんのことを扱っていました。正体は誰なのか、いつどこで出現した・出現するのか、音楽の独自性はどの点にあるのか、みたいなことを扱っていたように記憶しています。

 

 

おわりに

小室哲哉さんは、15年早く番組に呼んでいただければ……的なことを言っていましたね。気持ちはわからなくもないですけど、1998年当時から20年近く経っているからこそ話せることもあるでしょうから、これはこれでとても貴重でしたし、当時の隆盛を知る一視聴者としてとても楽しめました。

宇多田さんの他、「TMN」や「篠原涼子」さん、「華原朋美」さん、「trf」、そして「globe」のことも語っていましたね。「安室奈美恵」さんのことは話していましたっけ? 記憶にないですが。

私は小室ファミリーの曲だと「globe」の『DEPARTURES』だけCDを持っています。初めて聴いたときからメロディーラインが美しい曲だなと思っています。今聴いても色あせない名曲です。『DEPARTURES』は番組でも映像が流れていましたね、若き日の小室さんもKEIKOさんもマーク・パンサーさんも映っていました。

「globe」の曲を改めて聴くと『SWEET PAIN』も『Feel Like Dance』もとても良い曲に感じられます。特に『SWEED PAIN』が。当時から良い曲とは思っていましたけれども、今聴くと当時の記憶・懐かしさが蘇ってくる、心象風景が溢れ出る曲に思えます。

宇多田ヒカルさんの曲だと、2ndシングルの『Movin' on without you』が一番好きです。あの疾走感がたまらない。