ディスディスブログ

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零が対局している「島田開」の声は貝木泥舟の三木眞一郎さん。弟弟子・二海堂晴信の面倒見の良い人のようです - アニメ『3月のライオン』13話の感想

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毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『3月のライオン』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

アニメ「3月のライオン」

3lion-anime.com

 

2017年1月14日の放送は第13話「Chapter.26 黒い河②」「Chapter.27 扉の向こう」でした。2クール目の2話目です。

 

 

イントロダクション

これは、様々人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
主人公・桐山零は、長兄ころに事故で家族を失い、心に深い孤独を負う17歳のプロの将棋棋士。
東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく−。

このようなイントロダクションです。

 

 

13話から登場した人物

13話から登場した人物は1人でしたか、いました。名前は12話から挙がっていましたが、顔など姿や声は13話が初めてと思います。

 

それが「島田開」です。「しまだ・かい」と読むのでしょうか。CVは「三木眞一郎」さん。「将棋の町、山形県天童市出身。研究熱心で、地道に歩む努力の人。棋士八段」とのこと。

島田の外見は、12話で登場した零の憎き相手「後藤正宗(ごとう・まさむね)」のような強さのある人物ではなく、どこか心が優しそうな心が弱そうな、病弱そうな、どこか芥川龍之介や太宰治あたりを雰囲気を漂わせます。

ネットを見ると、島田のモデルは俳優の「佐々木蔵之介(ささき・くらのすけ)」さんらしいです。実写版で佐々木さんが島田を演じているみたいです。頬の痩けた様子は似ていると思いますけど、私は佐々木さんに病弱なイメージがないので、印象は少し異なります。私の印象が一般からズレているだけかも。

島田は主人公「桐山零(きりやま・れい)」の心友でありプロ棋士である「二海堂晴信(にかいどう・はるのぶ)」とは兄弟弟子のようです。二海堂は島田を「兄者(あにじゃ)」と呼び、島田は二海堂のことを「ぼう(坊?)」と呼んでいました。島田は後輩の面倒見が良い人のようです。

13話では、零と島田がトーナメント戦の「獅子王戦(ししおう・せん)」、その準決勝を戦っていました。

 

 

13話「Chapter.26 黒い河②」「Chapter.27 扉の向こう」

先述のとおり、13話は「獅子王戦」の準決勝でした。準決の一つの山は後藤と先輩棋士の“スミス”こと「三角龍雪(みすみ・たつゆき)」、もう一つの山は零と島田です。

結論から言うと、スミスは後藤に敗れ、零は島田との対局中に13話が終わってしまいました。スミスに関しては、階級の違いがそのまま実力差となり、結果に表れたと受け取って良いのでしょう。

零はまだ終局していないものの、圧倒的不利な状況のようです。おそらく負けるでしょう。思うと、零の対局は負けるところばかりを見ている気がします。でもそれは勝った対局の印象が薄く、負けた対局の印象が濃いだけの話で、実際は勝った対局の方が多いはずです。数えていないですけど。

 

スミスは対局後の感想戦でしょうか、後藤に「身軽さが信条なのだろう、なら迷うな」と指摘を受けていました。後藤には全てお見通しのようで、スミスにとっては完敗だったようです。その前にも対局したことがあり惨敗と言っていましたから、2連敗。

スミスは夜、雪の降っている帰り途中に一人、Aコースのお姉ちゃんのいるお店での呑んだくれる(慰めてもらう?)か、Bコースの家に帰って布団の中でわんわん泣くかの賭けをした結果、Cコースの子猫を拾って面倒を見るになっていました。黒猫。

 

零は零で、対局ではいつの間にかペースを失い、島田の術中にハマっていたようです。

対局中に島田から「やれやれ、やっとこっちを見たな」と言われて、零はハッとなります。

相手のハマらないよう自分のことに集中にしていた結果、相手を見ることを忘れていた、ということでしょうか。相手を見る・観察することも勝負では大切なのでしょうね。 

実は零と島田の対局が始まる前に、二海堂が島田に元を訪れていました。その日、二海堂対には局の予定はなかったのですが将棋会館にやって来ていました。兄者にお願いをするために。

二階堂は島田に何をお願いしたかというと「桐山の頭をかち割って欲しい」ということです。何やら物騒な物言いですが、要するに「零の目を覚ましてやって欲しい」ということです。二海堂は本当に零のことを大切に思っているのですね。

 

 

おわりに

先程も書いたように、おそらく零は島田に敗れますね。そういう流れでしょう。

島田は面倒見が良いキャラのようですから、対局後に島田が零に何と声をかけるのか、指摘・アドバイスが楽しみです。二海堂の話も出てくるかもしれません。

島田の声を担当している三木眞一郎さんは、「物語シリーズ」の「貝木泥舟(かいき・でいしゅう)」の方ですよね。島田は頬が痩けていて身体も背が高めで細い、その反面、声は低く太い感じがイメージとよく合っているように思います。

スミスは軽いけど、軽いから悪い訳ではない、という後藤の指摘は素晴らしかったですね。何か事情があるにしても、ストーカー女などと人を蔑み煽るような発言をする人間は好きになれそうもないですが。

 

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