毎週木曜日21:00から日本テレビで放送されている情報バラエティ番組『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』、2017年1月5日は「新春!明けまして怒涛の4時間 大カミングアウトしちゃいますよスペシャル」で19:00からの放送でした。
目次
日本全国「味噌おにぎり」の真実
2017年1月5日放送の『秘密のケンミンSHOW』で個人的に最も興味を持ったのは「味噌おにぎり」です。
「味噌おにぎり」とは、何も具が入っていない白飯のおにぎりに味噌を生のまま塗りたくっただけのものです。
塗った後に焼きません。
生味噌おにぎり。
ケンミンSHOWでは以前、群馬出身の俳優「中村俊介」さんが紹介していたことで物議を醸したおにぎりでして、東日本を中心に食べられているおにぎりなのだそうです。
スタジオゲストの皆さんが「味噌おにぎり」を食べた感想は、一口目が味噌の味が強くてしょっぱいけど、お米の甘みがあるから丁度良い塩梅になる、ということでした。
また味噌が均一に塗られていないからこそ、味にばらつきがあって一口一口が違った味わいになって新鮮なのだと。
ご飯に具が入っていないことで最後はさっぱりするから、2個目3個目と行ってしまうのだそう。
私は「味噌おにぎり」を食べたことがない
ちなみに私は首都圏の出身・在住です。
「味噌おにぎり」を食べたことがありませんでした。
それどころかケンミンSHOWの放送を観るまで見たこともありませんでした。
ところが私の母親は子供の頃に食べていたそうです。
一家族の中でもこういった違いがあります。
母が食べたことがある理由は、母方の祖父が新潟出身だからかもしれないとのこと。
それは大いにありそうです。
西日本では「ありえない」
番組では西日本、といっても愛知(名古屋)と大阪、神戸でしたか、中部と関西地方の3箇所を取材していて、この「味噌おにぎり」を一般の方に見せていました。
本当に街角に偶然通りかかった一般の方かどうかはさておき。
すると例外なく「あり得ない」の答えが返ってきます。
他にも、無理とか100%ないとか近づけないで欲しいとか出されても絶対食べないとか、散々な言われようでした。
取材をしていた番組スタッフも西日本の方のようで、我が家に出されたら家計は大丈夫なのかと不安になる、と言っていました。
そのスタッフさんは「味噌おにぎりは東日本では定番」という説明をしていたので、そこは言葉が足りていない感があって少しモヤモヤしました。
現に私は知らないので定番ではなかろうと思います。
味噌おにぎり分布
番組で「味噌おにぎり分布図」なるものが紹介されていました。
あくまでスタッフが調査したものとのこと。
この分布は味噌おにぎりが「アリ多数」と「ナシ多数」と「半々」とで色分けされていて、西日本はやはり「ナシ多数」でそもそも存在を知られていませんでした。
意外なことに北海道も「ナシ多数」でしたね。
一方「アリ多数」は東日本に集中していて、「半々」は東日本の中でも東京と神奈川と埼玉、山梨、秋田、宮城でした。
「おにぎり協会」なる社団法人の代表の方が仰るには、味噌おにぎりが食べられるようになったのは戦国時代からで、山間部の多い長野県を境目にして東日本では各家庭で味噌を作る文化が盛んだったことを挙げていました。
また、東西で味噌に対する認識の違いもあるとのことで、東日本では味噌は保存食だったりおかずだったりするけど、西日本では味噌は調味料だということです。
なるほど。
食べた感想
スタジオゲストで皆、この味噌おにぎりを食べていました。
食べたことのない方が何人もいましたが、西日本出身の方を含め概ね好評でした。
ただお一人「西川きよし」さんだけは駄目だったようです。
「長州力」さんは食べる前に「母親や嫁が握ったのなら食べられるけど」と仰っていて、これは私もよくわかります。
嫁はいないですけど、知った人で心を許した人が握ってくれたものなら私も食べられるけど、という感じです。
私は古着が好きなくせに、食べ物に関しては神経質なところがあります。
家族ではない人とは鍋が食べられないです。
付き合っている彼女とも大丈夫。
おにぎりもちょっと苦手で、ビニール手袋をして握っているところを見たものなら食べられます。
ですから味噌おにぎりも同じですね。
でもイメージする味は美味しそうですから、いつか自分でやってみようかなとは思います。
おわりに
ということで『秘密のケンミンSHOW』で放送された「味噌おにぎり」についての感想を書いた記事でした。