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アトラがクーデリアに「三日月の子供を作って欲しいんです」と言った理由は何でしょう?アトラは子供を産めないのでしょうか… - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』38話「天使を狩る者」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年12月25日の放送は第38話「天使を狩る者」です。

 

 

 

イントロダクション

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

公式WebサイトのWorldページから抜粋しました。

 

 

2期13話(38話)「天使を狩る者」

主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」は、主に地球圏を守る武力組織「ギャラルホルン」のうち、「地球外縁軌道統制統合艦隊」司令「マクギリス・ファリド」准将との関係を深めています。

そのマクギリスとその部下「石動・カミーチェ(いするぎ・かみーちぇ)」は、鉄華団が管理する火星のハーフメタル採掘場から出土したモビルアーマー「ハシュマル」とそのサブユニット「プルーマ」を視察することになりました。鉄華団団長「オルガ・イツカ」と三日月たちが同行しています。

視察をしていると、ギャラルホルンの月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」の「イオク・クジャン」が部隊を率いて襲来し、彼らのモビルスーツが近づいたことでハシュマルとプルーマが起動してしまいました。

ハシュマルとプルーマはイオク以外のイオク隊を全滅させ、さらに「アドモス商会」の代表で本作ヒロイン「クーデリア・藍那・バーンスタイン(くーでりあ・あいな・ばーんすたいん)」や鉄華団の炊事係「アトラ・ミクスタ」がいる、火星の都市「クリュセ」へと向かいます。

それを阻止すべく鉄華団とマクギリス&石動が出動、さらにはアリアンロッドからも“仮面の男”こと「ヴィダール」と「ジュリエッタ・ジュリス」が出動しています。マクギリスは「グレイズリッター」の専用機に、石動は「ヴァルキュリア・フレーム」と思われる機体「ヘルムヴィーゲ・リンカー」に、ヴィダールは「ガンダム・ヴィダール」に、ジュリエッタは「レギンレイズ」の専用機にそれぞれ乗っています。

マクギリスはヴィダールと顔を合わせた際に、ヴィダールが「カルタ・イシュー」の名前を出したことにより、彼の正体が誰なのかを察したようでした。ヴィダールも今は私怨をぶつける場ではないと察しているのか、マクギリスとの戦闘を回避してハシュマルを止めに行くことにしています。

しかし、そのハシュマルへは、周りに付いている大量のプルーマの存在があって、なかなか近づくことができません。そこへやって来たのが新ガンダムフレーム「ガンダム・フラウロス」です。パイロットは鉄華団実働一番隊隊長「ノルバ・シノ」。「4代目流星号(りゅうせいごう)」ことフラウロスは変形MSかつキャノン装備で、そのキャノン砲によりプルーマを引き剥がすことに成功、他のMSがMAに近づくことができました。

近づけたは良いものの、ハシュマルそのものも非常に強く、マクギリスや石動、ジュリエッタの力をもってしても倒せそうにありません。マクギリスがあわや、というところでやって来たのが「ガンダム・バルバトスルプス」です。

ここまでが37話。38話はガンダム・バルバトスとハシュマルの戦いからです。

 

 

ガンダム・バルバトス対ハシュマル

ガンダムフレームはモビルアーマーを倒すために存在し、モビルアーマーを目の前にするとリミッターが外れるようですが、そうすると今度はMSから送られてくる処理情報が過多の状態に陥りパイロットの身に危険が及ぶようで、今度はパイロットを守るためのリミッターが稼働して、モビルスーツの動きが鈍くなる、あるいは動かなくなる状態に陥ります。

そのため鉄華団は、ガンダムフレームの近接型である三日月のバルバトスと、鉄華団実働二番隊隊長「昭弘・アルトランド(あきひろ・あるとらんど)」の乗る「ガンダム・グシオンリベイクフルシティ」をハシュマルに近づけられません。フラウロスも遠距離からの砲撃のみでやはり近づけない。でもガンダムフレームでないとおそらくハシュマルは倒せない……。

 

そこで三日月は止める周囲を振り切って再出撃、自身にかかるリミッターを解除しバルバトスを解放しました。バルバトスの瞳が青から赤に。すると三日月の右眼が充血&出血、鼻血も大量に出ています。これは1期最終回の「グレイズ・アイン」戦で起こった症状と同じかそれ以上です。グレイズ・アイン戦後に三日月は右眼と右腕の機能を失っていますから……。

戦闘はもはや他では入り込むことができない領域に達していて、マクギリスも石動もジュリエッタも見守ることしかできません。ガンダムというよりエヴァンゲリオン的な動きでしたね。マクギリスは当初援護をしようとはしていましたが、例によって三日月に邪魔者扱いされています。三日月はいつもそうです。

戦闘は、バルバトスはヘルムヴィーゲ・リンカーの大剣を借りて(貰って?)、ハシュマルにトドメを刺していました。バルバトスも中破以上のレベルで損害を受けています。鉄華団の親企業である「テイワズ」の本拠地「歳星(さいせい)」へ修理に出されるようです。

 

 

三日月は右脚も動かなくなりました…

戦闘後、収容された三日月は気を失っていて、阿頼耶識を外せない状態になっていました。物理的に外すことができないというよりも、パイロットの意識がない状態で阿頼耶識のシステムを強制的にカットしてしまうとパイロットにどのような影響が起こるかわからないから取り外すことができない、ということです。

三日月はしばらくすると意識が戻ったので、そこで初めて阿頼耶識を外すと、三日月の「右足(右脚)」までも動かなくなっていました……やはり一体化の度合いが進行してしまったようです。一体化というよりも三日月の生命そのものがバルバトスに吸われているようですね。

さらに、オルガとの会話シーンにおいても、三日月の記憶が薄まっている様子が描写されていましたから、右眼・右腕・右脚だけでなく「脳」にも何らかの障害が生じている可能性が示唆されています。右半身が動かなくなっているということは、脳の場合は左脳に問題があるのかもしれません。

 

 

マクギリスのラスボス化が始まる?

後日、地球に戻ったマクギリス。執務室で発した台詞が彼の今後を予感させるものとなっていました。

「三日月・オーガスが再認識させてくれたよ。真の革命とは腐臭を一蹴する鮮烈な風だ。本物の強さだけが世の理を正しい方向へと導く。本物の強さだけが世の理を正しい方向へと導く」

かつて漫画『北斗の拳』で、主人公ケンシロウのライバルである南斗聖拳の「シン」が「力こそ正義」 と言っていたかと思います。その言葉通り、まさしくマクギリスにとっても力こそが正義だと痛感したのでしょう。

そのときの彼の表情を含め、黒いところが見えてきたというか、スイッチが入ってしまったというか、ラスボス化への道を踏み出したというか、そうな雰囲気がありました。

 

 

イオクがマジイオク

ハシュマル戦後、セブンスターの会議でしょうか、そこにはセブンスターの一員であるマクギリスとイオクと、アリアンロッド司令「ラスタル・エリオン」などが出席しています。

ハシュマルのことに対して、イオクはマクギリスの責任にしようとしていましたが、MAのことも厄祭戦のこともろくに知らずに、マクギリスに「七星勲章」を渡したくないなどという安易かつ的はずれな考えから、MAハシュマルに対してMSで近づいて起動させ、無駄に自戦力に損害を出し、さらに事態を飲み込めずに部下の弔いとハシュマルに再度近づいたことで無実の火星の市民や施設にも被害を出し、さらに多くの市民を危険にさらしてしまった責任の全てがイオクにあることは誰の目からも明らかです。

さすがのラスタルといえどもイオクを擁護できず、会議では無言、その後に通路で「ギャラルホルンのあるべき姿を忘れ、目的を見誤る」「そのような家門と手を組むことはセブンスターズの一角を担う者として一考せねばなるまいな」「頭を冷やせ、イオク・クジャン」と言わざる得ませんでした。

「ギャラルホルンの目的」とは本来、地球圏の治安維持ですから、彼の浅はかな行動から火星の市民を危険な晒した事実は、あるべき姿を忘れたと言われて当然なのです。火星の住民が全滅したら、ハシュマルは地球に来たかもしれないですし。

それでもイオクはやはりイオクのままでして、「私の命を輝かすためだ。部下の尊い犠牲により繋がれた我が命。この命がラスタル様に侮蔑されるようなことがあれば、部下たちに顔向けできないではないか」などと言っていて、思考が明後日の方向に向いています。

この期に及んでもイオクは、セブンスターや七星勲章などの地位や名誉のことばかりを考えていて、現在、地球や火星などで起こっている様々な出来事の状況やその趨勢を理解できていません。

今後、イオクはもっと重大なトラブルを引き起こすことでしょう。ラスタルの足を引っ張るどころか、現在の地位から失脚させるレベルのことをしでかす予感しかしません。そういう意味で、マクギリスにとっても大切な存在となりつつあります、イオクは。

また、全く意図していないと思われますけど、イオクの行動によって三日月やバルバトスに対してダメージを負わせることもできたのですから、結果的にはファインプレーなのかもしれないです。ラスタルたち的には。

 

 

クーデリアとアトラ

身体の自由が奪われ自力で歩くことができなくなった三日月は、部下(舎弟)の「ハッシュ・ミディ」を使って、彼に自分を担がせて移動するようになっています。それ以外は自分の簡易ベッドというかハンモックというかそういうところで寝て過ごしているようです。一般兵士用の合同就寝部屋みたいなところ。

 

心配したクーデリアが三日月の元へやって来ていました。アトラはそれまでも彼の看病・介護をしていたようです。その後、クーデリアとアトラが三日月の元を去って、施設内の通路で2人きりになったときに、アトラの口から衝撃的な言葉が発せられています。

「三日月と子供を作って欲しいんです!」と、アトラは涙ながらにクーデリアに訴えていたので、彼女は冗談ではなく真剣です。

この台詞は何を意味するのか、本当なら自分が三日月と付き合うなり結婚なりをして、自分が彼の子供を身ごもりたいのにそれができないからクーデリアに託す、と受け取れますよね……。

アトラは子供ができない身体なのでしょうか? これまでにそのようなことを示す描写はなかったように思います。

 

 

3代目流星号改め雷電号

ハシュマル戦では鉄華団の「ライド・マッス」が、それまでシノが乗っていた“3代目流星号”こと「獅電改」に乗って戦っていました。

そのときはシノ用のピンクのペイントが施されていましたが、38話では茶系の黄土色のカラーリングに変更されていました。そしてライドから「雷電号(らいでん・ごう)」と名称も変更されていました。このセンス、すっごい艦これ的なノリです。艦これというか大日本帝国というか。

 

 

おわりに

鉄華団の兄貴分「タービンズ」のリーダー「名瀬・タービン(なぜ・たーびん)」は、今回の鉄華団のハシュマル退治によって株を上げて、「若頭(わかがしら)」へと昇進しています。鉄華団が結果を出せば出すほど、オルガや三日月が無茶をすればするほど、その手綱を握る立場の名瀬の地位が上がっていくシステム。

オルガも、テイワズのボス「マクマード・バリストン」から正式にマクギリスとの関係を認められたと同時に、テイワズを裏切った場合はただじゃ済まさないと釘も刺されていました。

そのオルガは「火星の王」に執着しているようですが、その道が本当に正しいのか、本当に望んでいることなのか、悩みが生じているようでした。物語はこれまでオルガが三日月を導いてきたように描かれていますが、これからは三日月がオルガを導くのかもしれないですね。でも、これまでもそうだったかも。

その三日月の身体のことですけど、彼の身体サイズに合わせた小型の簡易ボディスーツのようなものを造れないのでしょうか。それに阿頼耶識を搭載すれば動けるのではないかと。モビルスーツを造ることができる技術がある時代なのですから、そのくらい余裕な気がします。 

 あと気になったことは、1期でガエリオ・ボードウィンが乗っていた「ガンダム・キマリス」はガエリオ死亡後にボードウィン家に返却された、と石動がマクギリスに報告していましたね。ただ、今ヴィダールが乗っているガンダム・ヴィダールは元がキマリスと思われますので、どうやってラスタルたちがボードウィン家からキマリスを得たのでしょうか? ガエリオは死亡したことになっているわけですし……盗んだのですかね。

 

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