ディスディスブログ

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「みくり」と平匡は結婚するの?結婚しないの?気になります。プロポーズを断った原因「搾取」の意味を調べました - ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』10話は「恋愛レボリューション2016」の感想

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毎週火曜日22:00からTBSにてドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が放送されています。「逃げ恥」です。

 

 

 

ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』

www.tbs.co.jp

  

『逃げるは恥だが役に立つ』のイントロダクションです。

私は原作の漫画を読んだことがありません。ドラマも1話の本編を観ておらず、2話と3話は録画をせず一度通して観ただけです。その後1-3話のダイジェスト放送は観ました。ただそれはあくまでダイジェストなので細かい所はわかっていないと思われます。

 

 

第10話「恋愛レボリューション2016」

逃げ恥の第10話は「恋愛レボリューション2016」でした。モーニング娘。さんの「恋愛レボリューション21」をパロっているのでしょうか。

お互いの思いを通じ合えたみくり(新垣結衣)と津崎(星野源)は、朝まで一緒にいようと二人でベッドに入る。しかし、津崎はまたも仰天の行動に…。一方、津崎の会社では津崎のリストラを沼田(古田新太)が決めていた。突然のリストラを言い渡された津崎は、職を探し始める。さらに、百合(石田ゆり子)」と風見(大谷亮平)も新たな局面を迎えていた…。あと2回の逃げ恥、二人が決める夫婦の形とは…?!

10話のあらすじはこのようになっています。9話でようやく、本作ヒロインの「森山みくり(もりやま・みくり、演:新垣結衣)」と、みくりと「契約結婚」をしている「津崎平匡(つざき・ひらまさ、演:星野源)」が、お互いの気持ちを伝えました。好きだと、ハグも火曜日に限らずいつだって良いし、朝まででも良いと。

 

初めて平匡のシングルベッドに入って、2人で迎えた朝、その日は平匡の36回目の誕生日でした。

 

 

平匡のリストラ

そんな幸福の絶頂にいる平匡は、会社からリストラ通告を受けてしまいました。

平匡のリストラを決めたのは上司(?)の「沼田頼綱(ぬまた・よりつな、演:古田新太)」です。誕生日にリストラを伝えてしまうと、生涯、誕生日にリストラのことを思い出させてしまうと、沼田の気遣いもあって、誕生日には通達されませんでしたが、後日、沼田が平匡の家へと訪れて直接伝えていました。

リストラの理由は、平匡が一番のエンジニアであること、つまり年俸も高いため、会社が開発のほとんどから手を引くそうで、となると会社にとって平匡は宝の持ち腐れであることが一つです。

もう一つは平匡が独身であることです。平匡はみくりとは契約結婚(事実婚)であって、正式に婚姻届を提出した夫婦関係ではありません。沼田が9話で平匡と「風見涼太(かざみ・りょうた、演:大谷亮平)」の会話を聞いたことから会社の総務に確認した結果、それが発覚したようです。

同僚の「日野秀司(ひの・ひでし、演:藤井隆)」も候補だったみたいですけど、日野には家族がいて家族を養っていかなければなりません。ですが、平匡はみくりとは正式な結婚をしておらず、だからリストラ対象となってしまった、ということでした。

平匡は沼田の説明を聞いて納得した上で、沼田に気を遣っていました。自分が沼田の立場でも同じことをしていたと。沼田は帰り際、平匡にハグをして去っていきました。

 

 

「搾取(さくしゅ)」とは?

10話の重要なテーマが「搾取(さくしゅ)」です。「人の善意につけ込んで、労働力をタダで使おうとすること」です。

「例えば、友だちだから、勉強になるから、これもあなたのためだから、などと言って正当な賃金を払わない、このような“やりがい搾取“を見過ごしてはいけません」

このようにみくりは言っていました。これはみくりの親友で今はシングルマザーとして実家の八百屋で働いている、“やっさん”こと「田中安恵(たなか・やすえ、演:真野恵里菜)」からのお願いを受けて町内会の会合に出席したときに、みくりがボランティアを請われたときに言った台詞です。

また、10話終盤に平匡からのプロポーズに対しても、「結婚をすればお給料を払わずに、私をタダで使えるから合理的、そういうことですよね?」と返事をし、平匡から結婚をしたくないのか、好きではないのかと聞かれたときにも、「搾取」の言葉を口に出していましました。

「それは“好きの搾取”です。好きならば、愛があれば何だってできるだろうって、そんなことで良いのでしょうか? 私、森山みくりは、“愛情の搾取”に断固として反対致します!」

と、プロポーズの返事をしていました。そこで10話が終わっています。

 

搾取(さくしゅ)とは、第一義的には動物の乳や草木、果実の汁などをしぼりとることを意味する言葉である。

(中略)
政治学・経済学における「搾取」は上記の第二義に近い意味で用いられる言葉であり、他人の労働の成果を無償で取得することを指す術語となっている。以下本項目においては、主にマルクス主義における用法を説明する。

搾取 - Wikipedia

搾取のWikipediaにはこのように書かれています。引用部分後段のところが、逃げ恥10話でみくりが言っていた意味になろうかと思います。商店街の店主たちや平匡が「みくりの労働の成果を無償で取得すること」ですね。

好きなら愛しているなら家族の合理性を考え結婚した方が良いことはわかるだろう、と言ってきた(とみくりは感じている)ことに対して、みくりは断固反対の姿勢を取りました。

 

 

平匡がプロポーズをした理由とみくりが拒否した理由

これまでも、みくりは、やっさんや母「森山桜(もりやま・さくら、演:富田靖子)」たち主婦が無償で家事をしていることに対して、自分は給料をもらえるから家事をしているけど無償では到底できない的なことを言っていましたから、この反応はある程度予想できました。

平匡もプロポーズの仕方が良くなかったですね。このまま契約結婚を続けた場合と、結婚をしてみくりへの給与がなくなってその分生活費や貯蓄に回せた場合とで、5年後10年後の自分たちの資産を比較した表を作って、みくりにそれを提示し、結婚することがいかに合理的かを説いていました。

それを受けたみくりは、平匡が自分と結婚しようと思ったきっかけや理由を聞いたのですが、平匡はプロポーズのきっかけは前述のリストらにあること、理由は結婚が最も合理的であることと答えていました。

平匡がみくりとの結婚を考えたきっかけは、実はその前に会社で日野と会話したことが一つにあります。

日野は結婚について「結婚って安全装置みたいなところがあるよねぇ。どっちかに何かがあったとき、一人だと大変でも二人いれば何とかなる。“生き抜くための一つの知恵”みたいな」と語っていました。

日野のこの台詞が、平匡をみくりとの結婚という考えへと向かわせた間接的な原因となっています。

 

みくりと平匡の齟齬に関する私見

平匡は結婚の合理性をあげ、みくりは搾取を拒否の理由としてあげていましたけど、本当のところは2人ともそういうことを言いたいのではないのでは、と私は思います。

平匡は、結婚を決めたきっかけや理由を聞かれたときに、好きだからと心根を素直に言えば良いのに、リストラや結婚の合理性を語ってしまいました。みくりも、搾取の問題はそれとして別に話し合えば良いのに、平匡のプロポーズが自分を好きであることが第一の理由になっていないことで、いつもの様にひねくれてしまったのかな、と感じています。二人とも面倒な人なのだと再認識する必要と、いつもの様にお互いの歩み寄りをする必要があるのでしょう。

問題は、みくりは自分が無償で家族のために家事をすることができない、と考えている点です。結婚をすることで給料がなくなることは、今のみくりにとっては大きな痛手になると感じているのでしょう。

ただこれは、考え方一つで大きく変わることかなと思っています。自分が家事をして平匡を支えることで、彼の仕事・生活が成り立っている、つまり平匡が得ている給料は自分の労働を含めた評価なのだと捉えることで解消されるのではないか、と思われます。

私の予想では最終的には結婚をするだろうと考えています。あくまでも予想。

 

 

百合と風見の関係はどうなるのか?

物語が進むに連れて、風見と、みくりの伯母「土屋百合(つちや・ゆり、演:石田ゆり子)」の距離が縮まっています。前回9話では、ふいに涙を見せた百合に対して、風見が壁ドンをして百合の涙を周囲の目に晒させないようにしていました。

風見はそのときのことを、百合の涙を他の誰にも見せたくなかった(自分だけのものにしたかった)と告白しています。さらには百合を抱きたいと思っているとまで言いました。風見は真剣に百合のことを好きになっているようです。

しかし、百合は物語の序盤、風見のことを「ムカつくイケメン」と毛嫌いしていて、風見が決して軽い人間ではないと感じてからは「生意気な甥っ子」へと意識を変えているものの、それ以上の関係には踏み込まないようにしているようです。

風見のことを好きではないのではありません。2人で食事をしたり飲んだり、風見のことはむしろ好きなはずです。

百合はその17歳年下の「甥っ子」との恋愛を避けているのです。オバと甥っ子の関係を崩さないように、転げ落ちないように、自分に告白してきた風見との距離を一定に保って、壁まで作って、細心の注意を払っています。

そんな一歩を踏み出せない百合に対して、風見は強いもどかしさを感じています。年齢なんて関係ないと言ってもなかなか受け入れてもらえない、自分を「男」と認識してもらえない、そんな自分ではどうにもならないことで好きな相手に距離を置かれるもどかしさです。

みくりと平匡の結婚もそうですけど、百合と風見の恋愛の行方も気になりますね。

 

 

おわりに

そう言えば10話EDの「恋ダンス」に、TBSの「安住紳一郎(あずみ・しんいちろう)」アナウンサーが登場していましたね。スーツを着て踊っていました。映っている時間は短かったので、安住アナのダンスが上手いかどうかはイマイチわからなかったです。

そう言えば、日曜日でしたか、逃げ恥の特番があって、その中で日野役の藤井隆さんや、やっさん役の真野恵里菜さんも恋ダンスを踊っていました。こちらは2人共非常に切れの良いダンスを踊っていて、さすがだなぁと思わせました。こちらはYouTubeにあがっているみたいなので、是非一度ご覧になってください。

それにしても……平匡もみくりも面倒臭いですねぇ。でも、みくりの言っていること、というのは搾取に関することですが、これはとてもよくわかることですし大切なことと思いますから、「結婚する/しない」と結論を急がずに2人でじっくり話し合えば良いと思います。といっても、平匡は年内で職を失うことになりましたから、関係をできるだけ早くハッキリさせたい彼の気持ちもわかります。

10話で個人的に最も気に入っているシーンは、序盤で、2人で朝までの過ごし方を平匡が妄想しているシーンです。みくりと平匡が2人で任天堂Wiiの「マリオカートWii」をプレイしているところの、ガッキーの表情がとても可愛いです。ガッキーが星野さんに「こうら」など何かアイテムをぶつけてコースオフさせたりひっくり返したりしたのでしょう、グヒヒ……と笑った後に星野さんの方を向いて、少し上目遣いで見つめる様子、あれはたまりません、可愛すぎます。

 

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