『OLYMPUS(オリンパス)』のコンデジ「XZ-10」を使って、2016年12月5日までに撮影した写真の中から撮影日ごとに何枚か選んで紹介します。
今回の撮影におけるカメラの設定は、いつも紹介している「撮影モード」の「Pモード(プログラムモード)」や「Cモード(カスタムモード)」で撮影した写真は1枚もなく、前回と同じくアートフィルターの「ラフモノクローム」の写真だけを紹介しています。
他の設定は「ピクチャーモード」が「Natural」、「画質」が「Normal」です。「トリミング」や「レタッチ(加工・修正)」といった類は一切していません。していることはブログ用にリサイズすることだけです。
今回紹介した写真は、7年ほど前の「Nikon(ニコン)」のエントリーモデルのデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)「D3000」で撮影したものと一部対象が被っています。カメラそのものの違いや、センサー、センサーサイズ、レンズといった違いを比較しながらご覧頂くと面白いかもしれません。
2016年11月30日撮影分
2016年11月30日です。この日は雲が多めでしたが、所々に青空も見え、写真的には面白く見える一日でした。
画像は「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」メインで、右奥に見えるのは「ケヤキ(欅)」かと思います。
「ハゼ(櫨)」と思います。近づくと肌がかぶれるかと心配になりながら撮っていました。
「ニシキギ(錦木)」の葉と枝です。枝に板状の翼のようなものが生えているので、すぐにニシキギとわかりますね。紅葉も綺麗です。
こちらは「フジ(藤)」と思われます。フジは、どうしても紫の花の咲く時期、ゴールデンウィーク辺りにばかり目が行ってしまい、その他の季節を見ようとしません。私は。もっと色々な状態に意識を向けねばと思いますけど……。
こんな感じで面白い空でした。
2016年12月2日撮影分
2016年12月2日です。晴れ。師走に入りました。
画像は「サザンカ(山茶花)」と思います。
何かの境界のようで、古いコンクリートの杭が等間隔に並んでいました。影も等間隔。
まだ塗りたての道路の白線です。雨粒か朝露か、大量に水滴が落ちていて、新しい塗料のため綺麗に撥水しています。見ようによっては少々グロテスクです。
階段の規則的な陰影はモノクロに映えますね。
鉄塔から伸びた電線が空を駆け抜けています。
何だかわからない赤い実とその葉です。撮影のときに植物図鑑を持ち歩こうか、最近真面目に考えています。荷物がより多く・重くなることが最大のネック。
どなたかの自転車の陰影です。
「ドングリ(団栗)」の列。奥には枯れた「エノコログサ(狗尾草)」が少し見えます。
小さな「タンポポ(蒲公英)」のような、でも背が高い「オニタビラコ(鬼田平子)」と思われる花です。奥は川。
「フウ(楓)」の葉も紅葉のピークは過ぎ、枯れ落ちています。シーズンもそろそろ終わりです。
シーズンも終わりと書きつつ、「イチョウ(銀杏)」の黄葉がピークの木もあります。個体差が大きい。
2016年12月5日撮影分
同じイチョウでもご覧の通り葉がほとんど落ちている木もあります。「ギンナン(銀杏)」あったり葉も残っていたり、イチョウの表情は色々で見ていて飽きません。
「プラタナス」だそう。紅葉ではなく黄葉するタイプのようです。
「モミジバフウ(紅葉葉楓)」と思います。プラタナスに似ている葉の形状ですけど、こちらは黄葉ではなく紅葉します。
サザンカと思って撮りました。D3000の記事にもサザンカと書いているかもしれないですけど、葉の縁がギザギザしていますから「ツバキ(椿)」のような気がしてきました。
「ウンシュウミカン(温州蜜柑)」がたくさん生っています。持ち主と交渉していただきたいくらい。交渉などできないですが……。
おわりに
今回はモノクロのみ紹介しました。前回も1枚だけカラーを入れた他は全てモノクロだったので2回続けてモノクロがメインの記事になりましたね。D3000でもモノクロにしようと思えばできますけど、それはカメラ側というよりもPC上で行う作業になりますから面倒です。XZ-10ならダイヤルをグリグリ回すだけでモノクロモードになってくれますから、利便性を取るとこちらで撮りたくなります。
D3000の記事にも書いたのですが、今回撮影した期間中に風邪を引いてしまい、撮影日がいつもより少ないです。まだ咳は出ているものの身体の倦怠感はほぼなくなりました。
紅葉のシーズンもそろそろ終わりが近づいてきました。冬枯れした草木を楽しむシーズンです。見栄えはしないですが、これはこれで楽しいです。