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あすか先輩のユーフォが聴きたいと理屈度外視の久美子の心からの訴えに、ようやくあすかの心が溶けました - アニメ『響け!ユーフォニアム2』10話「ほうかごオブリガード」の感想

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毎週木曜日00:00(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『響け!ユーフォニアム2』が放送されています。

 

anime-eupho.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年12月8日の放送は2期10話「ほうかごオブリガード」です。「オブリガード (obrigado) 」とはポルトガル語で「ありがとう」の意味ですよね。でも女性ばかりが出て来る物語ですから、obrigadaと女性形に直した方が良かった気もします。細かいことはどうでも良いですか。

オブリガート (イタリア語: obbligato) は、助奏のことである。主旋律を引き立てるために演奏される短いフレーズで、曲調の変化を跨ぐ場面で特に重要となる伴奏である。オカズやオブリなどとも呼ばれる。ドラムスが旋律の空白部を埋める (英: fill in) ための特別なパターンを、フィル・イン、あるいは単にフィルと呼ぶ。

オブリガート (ポピュラー音楽) - Wikipedia

オブリガートという言葉もあるのですね。イタリアの助奏のことだそう。

 

 

イントロダクション

吹奏楽コンクール京都府大会。
そこで見事に金賞を受賞した北宇治高校吹奏楽部は、
次なる舞台・強豪ひしめく関西大会に挑む……! 

このようなイントロダクションです。

 

 

2期10話「ほうかごオブリガード」

本作のヒロイン「黄前久美子(おうまえ・くみこ)」が所属する北宇治高校吹奏楽部は、「京都府大会」の次のステージである「関西大会」で「金賞」を取り、さらに次のステージである「全国大会」への出場権を手に入れています。全国大会前の話がここ数話続いています。

久美子には大きな懸案が2つあります。一つは大学3年生の姉「黄前麻美子(おうまえ・まみこ)」の進路問題です。麻美子は大学を辞めて美容師になりたいと言っていて、親から反対されていました。特に父親からは、大学を辞めて美容師になるなら自分で金を作れ、家からも出て行けと言われていたのでしたっけ?突き放されてしまいました。

結果、麻美子はどうしたのかというと本当に大学を辞めて家を出ていったようでした。覚悟は本物だったと。

家を出て行く前の日になって、ようやく麻美子は久美子に自分の気持ちを打ち明けていました。自分で決めることを避けてきた、親に文句を言いながらも親の言うとおりにしてきた、それが頑張ること大人だと勘違いしていた、自由にやっていた久美子を羨ましかった、演じることはもう止めにした、後悔も失敗も全部自分で受け止めるから自分の道を行きたい、的なことを言っていました。

翌朝、久美子が起きると麻美子は既に家を出ていて、久美子は登校の電車の中で一人泣いていました……これは私ももらい泣きしそうになりました。

 

 

田中あすかの休部問題

久美子のもう一つの懸案、というか北宇治吹部の大きな懸案が、吹部副部長のユーフォニアム担当3年「田中あすか(たなか・あすか)」が、母親によって部活への参加を止められていることです。

見逃した回があるので推測込みですけど、おそらくあすかママは吹部顧問の「滝昇(たき・のぼる)」に退部届を出し、滝先生がそれを受理しなかったのですが、あすかは休部したまま出られていない状態が続いています。全国大会直前の大切な時期なのに。

成績が下がったことがあすかママが怒っている原因ですけど、そもそもは別れた夫、あすかの父親であるユーフォニアム奏者「進藤正和(しんどう・まさかず)」と同じ道を歩んでいることが気に入らない、というのが根底にあろうかと思います。

2期9話では、久美子があすかの実家へ行き理由を聞きましたが、2期10話ではあすかに部への復帰を直談判しています。あすかは久美子からぐうの根も出ないほど、逃げ道が全くない論理的な説明をしてそれを断りました。久美子の性格・人格も突いて。

しかし、久美子は正論なんかどうでもいい、自分があすかと全国大会に出たいから戻って欲しい、大人ぶるな、自分だってただの高校生なのに、自分だって父親に演奏を聴いてもらいたいくせに、自分が我慢すれば丸く収まるなんてただの自己満足だ、後悔するとわかっている選択肢を自分から選ばないで、諦めるのは最後まで目一杯頑張ってからにして、先輩のユーフォが聴きたいんだ、と涙ながらに訴えたことで、あすかは心が動いたようでした。翌日(?)から部に復帰していました。

この久美子の訴えは、麻美子の言葉でもありましたし、麻美子を想う久美子の言葉でもありました。麻美子のことがなかったら久美子の口から出てこなかった言葉でしょうし、そしてあすかの心も動かすことはできなかったことでしょう。

あすかは泣いていたようでした。氷のように冷徹な彼女の心が溶解したみたいです。

あすかは全国模試で30位以内に入ったことで、成績低下に関して母親に文句を言わせずに、というのがいかにも彼女らしいですね。全国30位以内なら、国内ならどの大学にも入ることができそうです。

そして、ポニテ先輩ことユーフォ担当2年の「中川夏紀(なかがわ・なつき)」は、あすかの休部によってレギュラーポジションを得られていましたが、あすかの復帰によって再びそのポジションを失いました。でも、夏紀もあすかの復帰を喜んで迎え入れていましたね。良い子です。

戻ったあすかは、頬を赤らめながら久美子に「ただいま」と言っていました。デレというやつですか。

 

 

麗奈が久美子を睨んだ理由

全てが一段落付いたと思ったら、今度は久美子の親友でトランペット担当1年「高坂麗奈(こうさか・れいな)」が、久美子との距離を起き、壁を作っているようでした。

9話でしたか、久美子と麗奈が職員室の滝先生の机へ行きました。そのときに麗奈は滝の机の上に置かれていた「ある写真」を見てしまっています。そこには、大学時代と思われる、滝と、滝の亡くなった奥さんたちが写っていて、それを見た麗奈は滝には奥さんがいるor好きな人がいると悟ったのだと思います。

麗奈は滝のことが好きです。ですが滝が結婚していたこと、奥さんが亡くなっていることを知りません。久美子は知っています。

麗奈は、久美子がどうして滝が結婚をしたいたことを知っているのか、知っているのに自分に話してくれないのか、と怒っているのだと思われます。

個人的に疑問なのは、久美子が滝のそれを知っていることを、麗奈がわかったのは何故なのか、です。私が見落としているのでしょうね……。

 

 

おわりに

麗奈のことはあまり大きな問題にならないと思っています。というのも、現段階で麗奈は滝の奥さんが亡くなっていることを知らないですよね? ですから、久美子が麗奈に結婚のことを話せないことも、その点さえわかれば納得がいくと思いますので。ただ、奥さんが亡くなったことを久美子からは話せないでしょうから、そこを誰が言うのか、それが解決の鍵になるでしょうか。滝から言ってあげるのが一番ですね。

 

あすかの復帰に関しては、直接的には成績が上がったから母親を説得できたことが理由になろうかと思いますけど、おそらくあすかは久美子の心からの訴えがなかったら、たとえ成績が上がったとしても復部しなかったでしょう。あすかの問題は、この点をわかっていないとボヤけると思いますので、大切なところです。

 

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