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新聞広告より自作ポスターが集客力あり?アルマイト製お弁当箱セット目当てに多くの客が来店しました - 朝ドラ『べっぴんさん』58話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年12月8日放送の第58話では、いよいよ「キアリス」の商品が「大急百貨店(だいきゅう・ひゃっかてん)」に並びました。

 

 

第10週「商いの聖地へ」

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1948年(昭和23年)、ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」と「小野明美(谷村美月)」、「村田君枝(土村芳)」、「小澤良子(百田夏菜子)」の4人で始めた、赤ちゃん用と子ども服を扱うお店「キアリス」は、大手百貨店「大急百貨店(だいきゅう・ひゃっかてん)」への出店をすることになりました。

当初、大急の社長「大島保(伊武雅刀)」から提案を受けたのは「全量買取」、在庫管理、売れ筋商品の管理、販売員、それら全てを大急で賄うという厚い待遇でした。ところが、その代わりに大急から提示された、「キアリス」のタグを外し大急の「特選」マークを付けることと、生産の効率化から工程の幾つかを省くことが、すみれたちには受け入れられないもので、すみれから断りを入れています。

すみれとすみれの夫で、両者の仲介をした「坂東営業部」経理の「坂東紀夫(永山絢斗)」は、断ってしまった挨拶のために大急の大島社長と面談し、その場ですみれは大島からどうして断ったのかの理由を聞かれていました。

すみれは、以前自身が大急を視察したときに、洋服がどんどん処分されているバックヤードの様子を見て、大急とは一緒に仕事はできないと感じたと正直に伝えました。

大島は理解のある人物で、すみれの言い分を理解し、素直に頭を下げていました。そして大島は改めて「キアリス」の商品を大急に置いてもらえないかと提案します。今回の提案は、10日間限定で、「キアリス」の商品を「キアリス」の名前で、全量買取ではなく「委託販売」で、というものです。

委託ですから売れ残りは全て自分たちに返ってきますし、在庫管理も、生産も、販売員の用意と彼女らの人件費も、全て自分たちで用意せねばならず、「特選」マークがありませんからお客さんも買い渋りが出るかもしれません。それでも、すみれたちは自分たちのブランドの洋服を大急に置けることにトライしたいと感じ、大島の要求を飲みました。

 

 

アルマイト製お弁当箱300個

大急に商品を置くにあたって「目玉商品」が欲しいとなって、すみれたちは「アルマイト製お弁当箱」を提案し、大急からOKが出ました。箸と箸入れ、包む布地も含めた「お弁当セット」です。

すみれたちは当初トータル30個用意する予定でしたが、行き違いがあったのか何なのか、「1日30個」と広告が打たれてしまいます。10日間ですから30*10の300個で、予定の10倍の数です。

アルマイト製お弁当箱を突然に300個も集めるなど、すみれたちには到底無理かと思われましたが、君枝の姑、君枝の夫「村田昭一(平岡祐太)」の母、「村田琴子(いしのようこ)」が、昔、琴子の父親が世話をした工場があったらしく、詳しくはわからなかったですけど、その工場からアルマイト製のお弁当箱を手に入れてくれたようで、300+1個を用意してくれました。

ちなみに、すみれたちがお弁当箱1個1個に「キアリス」のリスやクローバー、風船もあったでしょうか、絵柄を絵の具で色付していました。アルマイトは絵の具で着色できるものなのですか? 私は知らないですけど、おそらくできるのでしょう。

 

 

「キアリス」の商品が全く売れない

いよいよ「キアリス」の商品が「大急百貨店」に並びました。販売員はすみれたちの女学校時代の同級生で、以前「キアリス」が行ったファッションショーでモデルになってもらっていた「高西悦子(滝裕可里)」と、女学校時代に悦子の周りについて回っていた「富士子(鳥居香奈)」と「順子(小林さり)」の2人も一緒です。

ところが、いざ開店してもお客さんは全く「キアリス」の商品を買ってくれないどころか、ショーケースへ近づこうともしてくれません。「キアリス」の品が売れない原因は何か、神戸港町商店街にある実店舗の閉店後、すみれたちによる緊急会議が始まりました。

大急百貨店のお客さんを見ると、客層は年配の方が多いとすみれは感じていたようです。「キアリス」が扱うのは赤ちゃん用・子供用の洋服ですから、客層がそもそも合っていない。それなら呼び込もう、となりました。

4人と、「キアリス」に住み込みで雑用をして働いている「足立武(中島広稀)」も加わった5人ポスター作りをしました。その結果、たくさんのお客さんが来店するようになり、目玉商品のアルマイト製お弁当箱セットも飛ぶように売れたようです。めでたしめでたし。

 

 

龍一は皆で育てる

話は前後しますが、良子と良子の夫「小澤勝二(田中要次)」の長男「小澤龍一(原知輝)」がわんぱく過ぎて、良子も勝二も手に負えないようです。

龍一のいたずらの影響から明美と良子が険悪になってしまったり、良子が子育てに自信を持てなくなったり、ついには「キアリス」に出勤しなくなってしまいました。

勝二も悩んでいて、すみれの家に赴き、すみれと紀夫、それと坂東家の女中頭で今はすみれたちと一緒に住んでいる「佐藤喜代(宮田圭子)」に相談を持ちかけていました。聞いていた喜代さんが次のようなことを言っています。

「良え悪いやなくて、人の何倍も手のかかる子はおるんです」「何倍も手をかけてあげたらええんです。周りに何人も大人がおるでしょ。誰が親や、でなくて、皆で育てるんです」

この言葉にすみれが頷き、翌日、すみれは良子を店に連れてきて、一人で背負わせてしまっていたことを誤り、これからはキアリスの皆で龍一を育てていこう、となりました。明美も良子もお互いに酷いことを言ってしまったことを誤り、わだかまりを引きずらないことも約束しています。仲直りです。

 

 

おわりに

都合よくお弁当箱が集まったり、ポスターだけでお客さんがたくさん来るようになったり、良子の明美には子どもがいない人にはわからない発言が明美の良子にきちんと龍一をしつけしないといけない発言と同列に扱われていたりと、少々ご都合主義(といって良いかわかりませんが)が過ぎるのではないかと思いました。

でも朝ドラはこのくらいでちょうど良いのでしょうか。開始直後はどうも暗いイメージがついて回っていたので、それよりは朝らしくスッキリサッパリした方が良いかもしれません。

いや、でも自作のポスターだけでお客さんが来るようになるという点は……。その前に、新聞広告は打っていましたから、自作のポスターよりよほど効果が期待できたと思うのです。昭和23年当時はまだテレビもなかったはずですし、新聞を購読していた人は今よりずっと多かったはずです。当時の新聞広告の影響力は絶大ですよね、たぶん。

逆に、当初ポスターだけで客を呼び込もうとしたけど全く来てもらえず、新聞広告を載せたらたくさんの客が来店した、というのならわかるのですが。自分たちの力だけで集客した感を出したかったのでしょうか。

それと、良子の明美への言葉もかなりあれです。お互い言いすぎたで済む話ではないかなぁと。明美の発言は言い方はきつかったかもしれないですけど、親の声が子どもに届くように工夫しないと、と明美や龍一を心配をしているからこそ口から出て来た言葉です。翻って良子の発言は全く相手の立場や状況を考えてあげられていないですからねぇ。

お弁当のアルマイトという言葉に私は馴染みがないですけど、そういえば、私の小学校時代の給食で使われていた食器はアルマイト製だったかもしれません。思い返すとそうだったかも、くらいの淡い記憶ですが。幼稚園で使っていたお弁当箱も思い返すとアルマイト製だった気がします。スパイダーマンの絵が描いてありました。

 

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