ディスディスブログ

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信長の騎兵隊潰しの講座が勉強になりました。豊久に感謝されたオルミーヌが赤面していて可愛い - アニメ『DRIFTERS』7話「カオスダイバー」の感想

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毎週金曜日23:00よりTOKYO MXにてアニメ『DRIFTERS』が放送されています。読みはドリフターズです。

 

www.nbcuni.co.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年11月18日の放送は7話「カオスダイバー」です。

 

 

 

イントロダクション

西暦1600年 天下分け目の大戦、関が原の戦い--
薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。
降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋--豊久はそこにいた謎の男、「紫」を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。
--そこにはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。
異なる世界から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに豊久は揺らぐことのない武士(さぶらい)の思想で異世界の戦場を疾駆ける!

このようなイントロダクションです。

 

 

7話「カオスダイバー」

6話ラストで、「廃棄物 (ENDS) 」のうち「ジャンヌ・ダルク」と「ジルドレ」が「黒王(こくおう)」の命により、「漂流者 (DRIFTERS) 」である本作の主人公「島津豊久(しまづ・とよひさ)」と「織田信長(おだ・のぶなが)」と「那須与一(なす・の・よいち)」たちの拠点となっている廃城へと攻め込もうとしていました。

漂流者と廃棄物との直接対決は本作では初めてかと思います。

何話か忘れましたが、序盤でジャンヌは炎を操り、ジルドレが怪力を有している、いわゆる異能の能力者であることが判明していて、その点が豊久たち漂流者との決定的な違いであるように思われます。死に方にも何か分類される要素がありそうです。廃棄物は非業の死を遂げている人物がなっている可能性ですね。

本作では、豊久たちのうち信長は基本的に肉弾戦はしないで策略家としての活動をするようです。なのでジャンヌに対しては豊久が、ジルドレに対しては与一が相手をしていました。個人的には、近接同士ジルドレには豊久、オールレンジで行けそうなジャンヌに対しては弓の与一が相手をした方が良い気もします。そこをあえて相性が合わない同士をあてがうところが興味深かったです。

 

 

騎兵隊を潰す信長

信長はジャンヌたちの軍隊の騎兵隊を潰していました。

「騎馬は超絶怖いですが、全然怖くありません。何を言ってるかわからねぇとは思うが、突撃とか機動力で廻り込まれるとか超怖い。でもこういう森ん中に調子こいて追って、足軽も随伴してないとか、もぉ超怖くない」

などと、エルフたちに即席講座を開いて教えていました。 騎馬兵はそれだけでは大して怖くないのですね。歩兵がいてこそその威力は発揮すると……。私はこういった戦術はよくわからないので、理由をいまいち理解できていないです。戦略シミュレーションゲーム的なものはほとんどやらないのでわかりません。

今回、黒王軍の騎馬兵は比較的少数で森の中まで追って来ていたので、それは返ってエルフの弓兵の標的にされていました。予め森に仕掛けていた障害に足を止められ、そこを一斉に弓で射られる、と。

騎馬兵はある程度の数がいて、尚且つ平地の広い場所でないとその機動力や突撃の力を生かせないものなのですね……なるほど、勉強になります。得られた知識を活かせる機会はないと思いますが。

 

 

豊久とオルミーヌの連携プレイ

ジャンヌの炎攻撃に対して逃げる一方の豊久。そこへ「安倍晴明(あべ・の・せいめい)」率いる「十月機関」の一人で、晴明の弟子でもある魔術師「オルミーヌ」が現れ、豊久を援護します。

オルミーヌは札を使って石壁を召喚することができるそうです。ただし今回持ってきた石壁は3枚だけ、しかも1枚は既に豊久を守るために使ってしまい、残り2枚です。

ちなみに、豊久はこのとき戦闘中にもかかわらず、命を助けてくれたオルミーヌに頭を下げていました。「礼はすぐに言わねば、人はさくりと言えのぅなるからのぅ」と、イケメン発言です。

豊久はどのようにして戦闘に石壁を利用したかというと、(もう皆さんご覧になっていると思いますので特別書く必要もないかと思いますが)「カタパルト」でした。石壁を一つ出して、その石壁に対してさらに垂直にもう一つ石壁を出現させて、二つ目の石壁が出てくる勢いを利用して自らを発射させた、という。

|ー→→→→○ △

このような感じです。「|」が一つ目の石壁で、「ー」が二つ目の石壁、「○」が豊久、「△」がジャンヌ。わかりにくいですね……。

自在に炎を操るジャンヌとの距離をなかなか詰められなかった豊久は、石壁カタパルトによって一気に距離を詰めることに成功しました。ジャンヌは戦闘経験が少ないことをすぐに見抜いていた豊久は、距離さえ詰められれば問題ないという様子で、実際に近づけた後はジャンヌを相手にしていませんでした。

最後は豊久はジャンヌが女だとわかると、止めを刺さずに頭突きを食らわせ気絶させていました。生かしたということ。

 

 

与一はジルドレに苦戦

与一は(も?)ジルドレに苦戦しました。戦闘は与一の一方的な展開で、弓でジルドレの急所を何箇所も射抜いていました。戦闘を楽しんでいます。

しかし、ジルドレは急所を射抜かれても一向に死なないどころか尚も襲いかかれる力を持っていました。

そんなジルドレの強靭な身体を、与一や、遠くからその戦闘を見ていた「源九朗判官義経(みなもと・の・くろう・ほうがん・よしつね)」は「弁慶(べんけい)」に例えていました。槍を使うところも、ですか。

与一がジルドレに捕らえられ万事休すかと思われたところに、やって来たのは「ワイルドバンチ強盗団」です。安倍晴明が漂流者の「ブッチ・キャシディ」と「サンダンス・キッド」を連れてきて、キッドのガトリング砲でジルドレを撃ちまくって倒しました。

ジルドレは、頭部と胸部、それと左腕のみの状態になっても動けていました。これこそが彼の異能なのでしょうか。しかしジルドレは最終的に「塩」となって散りました。

 

 

おわりに

漂流者と廃棄物の初バトルは面白かったです。そして今回は豊久たちに仲間が増えました。今後ブッチとキッドが豊久たちと一緒に行動するかはまだわからないですけど。

ジャンヌ・ダルクたちが活躍していた百年戦争は14-15世紀ですよね。土方歳三は19世紀、ラスプーチンは19-20世紀の人物のようです。そう考えると黒王の正体も、少なくとも15世紀前後以降の人物になるのでしょうか?

私は初登場した頃から黒王の正体は「イ○ス」だと思っているのですが、今回違う可能性を考えるようになりました。代替候補は出てきませんけれども。でも、黒王は以前、食糧を増やしたり傷を癒やしたりといった「奇跡」を実現させているんですよね……やはりイ○スですか。私が知らないだけで、他に誰か歴史上の(実在の)人物でそれらしき存在がいるのかもしれません。

可能性としては、前回肖像画で登場していた「オルテ帝国」建国の立役者である「アドルフ・ヒトラー」ということもあるのでしょうか。ヒトラーは建国後に自殺したということでしたが、何らかの理由で闇落ち(?)して廃棄物化した的な。

 

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