ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

君枝が再加入したかと思いきや早々に再離脱しました。君枝の病名は何でしょう? - 朝ドラ『べっぴんさん』32話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年11月8日放送の第32話は、すみれたち「ベビーショップあさや」から君枝が復帰したかと思いきや再び離れていきました。

 

 

美子と君枝の離脱

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」は、女学校時代の「手芸倶楽部(しゅげい・くらぶ)」で活動を共にしていた「小澤良子(百田夏菜子)」と「村田君枝(土村芳)」の2人、さらに看護婦をしていた「小野明美(谷村美月)」を合わせた計4人で、赤ちゃん用の服を扱う店「ベビーショップあさや」を始めました。すみれたちの店は靴屋「あさや」の主人「麻田茂男(市村正親)」の厚意で店の一角を使わせてもらっています。

ところが、大して時間が経っていない段階と思いますが、4人のうち良子が、戦地から戻ってきたばかり夫の「小澤勝二(おざわ・かつじ)」から家にいて欲しいと言われたから辞める、と嘘をついて店を辞めました。客とのトラブルが主な原因かと思います。

さらに、君枝も、夫の「村田昭一(平岡祐太)」が戦地から帰還したことと、昭一に仕事のことを話せなかったことなどにより、やはり店を辞めています。

君枝はデザインをし、良子は君枝のデザインした服を、どのように切ったら良いか、どのように縫い合わせたら良いかを判断する能力に長けていたこともあって、ほぼ同時に2人に抜けられることは「あさや」にとって大きな戦力ダウンです。

 

 

ランディ夫妻からのテーブルクロスの注文

しかも、この時点ですみれたちは、元々村田家のあった洋館に住んでいる「ランディ」夫妻から、パッチワークキルトのテーブルクロスの製作を依頼されていました。

テーブルクロスは比較的シンプルな代物ですから、良子と君枝の離脱はさほど大きなダメージではありません。しかし、それでも交渉時は4人いた訳で、4人いる前提で納期などを決めていたでしょうから、それが半分の2人になり、しかも明美はすみれほど裁縫が得意でもなさそうですから、すみれと明美、特にすみれへの負担はかなり大きなものになっているようでした。

すみれは、朝も早くから「あさや」へと出向いて夜遅くまで作業をし、夜は家に仕事を持ち帰って夜なべをすることを、何日も続けて、何とか期日にテーブルクロスを作り終えることができたようです。

途中、良子と君枝が「あさや」へやって来て、少しなら手伝えるかもしれない、とすみれたちに申し出ていました。それを聞いた明美は、自分のために中途半端なことをしないでくれ、迷惑だと言っています。さらに「あんらたらも決めてや。やるなら責任をもってやる、やらへんのやったらやらんでええし」と問い、良子も君枝も責任を持てなかったようでした。

 

 

君枝の再加入と再離脱

ランディ夫妻にテーブルクロスを納品しました。ランディ夫妻は大いに喜んでくれています。すみれたちがランディ邸から帰ろうとするときに、元使用人の家から君枝が出てきて、すみれたちと喜んでいたところ、昭一に見つかってしまいました。

君枝はそこでようやく昭一に「あさや」の仕事のことを話します。昭一は君枝の病気のことを心配していますから、仕事を続けることは反対です。でも君枝は働きたいと懇願して、昭一はそれを受け入れたようです。

君枝は「あさや」へと赴き、すみれと明美に対して再び一緒に働けること、今度は責任をもって仕事をすることを申し入れていました。すみれも明美の歓迎しています。復帰してからの君枝は張り切って働いていて、家に戻ってからも仕事をしていたようです。

しかし、今度は張り切りすぎて身体に無理をさせていたようで、「あさや」で作業をしている中で倒れてしまいました。病院に運ばれる君枝。診た医者は病弱な身体で仕事など無理だと、昭一に言っています。

後日、病室に見舞いに来たすみれと明美に対して君枝は、やはりこれ以上仕事はできない、もう「あさや」に戻ることはない、と告げていました。すみれはそれを受け入れ、明美は「これで良いの?」と聞いていたでしょうか。

 

 

おわりに

32話の15分間の中で再復帰と再離脱を描写するとは思わなかったです。さすがに展開が早すぎますし、視聴者は置いてけぼり感が半端ないです。

第1週から総集編を見させられているような感覚があると本ブログで書いているかと思いますけど、それが第6週になっても続いている感じです。すみれの幼少期に関しては総集編感があっても仕方がないと思いますが、さすがに大人になった今でも同じような感覚を覚えるというのは……。

私が脚本家なら、32話では君枝が反対する昭一を説得して「あさや」に再復帰するところ、時間的に余裕がないなら君枝が店で倒れるところまでを描くと思います。そして33話か34話で再離脱ですね。それでも早い気がしますけど。

また、すみれたちがどうして再復帰した君枝に夜なべなどさせたのか、それが理解できないです。すみれは女学校時代から君枝が病弱であることを知っていますから、無理させられないことはわかっていると思います。

例えば、家に仕事を持って帰らないようにルールを作るとか、君枝は家で作業をしてもらうように仕事を振ってあげるとか、そういうことができるはずです。家の人も夜なべを禁止できたでしょうに……。

といいますか、君枝は何の病気にかかっているのでしょうか? 未熟児だったそうですけど、特に病名は言っていないと思います。

 

dysdis.hatenablog.com