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良子が嘘をついてまで「あさや」を辞めた理由が明らかになりました。ゆりは闇市の元締と対峙して… - 朝ドラ『べっぴんさん』28話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年11月3日放送の第28話は、すみれたち「ベビーショップあさや」から良子が抜け、その理由が明らかになっています。

 

 

「ベビーショップあさや」から良子が抜ける

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」は、女学校時代の「手芸倶楽部(しゅげい・くらぶ)」で活動を共にしていた「小澤良子(百田夏菜子)」と「村田君枝(土村芳)」の2人と、以前、神戸でベビーナースとして外国人女性に子育て方法を教えていた、看護婦の「小野明美(谷村美月)」を含めた計4人で、事業を始めました。

すみれたちの起こした事業は、赤ちゃん用の服を扱う「ベビーショップあさや」です。すみれたちのお店は靴屋「あさや」の主人、「麻田茂男(市村正親)」の厚意で靴屋の一角を使わせてもらっています。

ところが、良子と明美はお互い性格が合わないようで関係がギクシャクしてしまい、その後に良子が会社を辞めると一方的に辞めてしまいます。すみれたちには、前に戦地から戻ってきた夫の「小澤勝二(おざわ・かつじ)」が家にいて欲しいと言われたからと言っていました。家事に専念して夫や子どもを支えたい、と。もちろんそれ自体嘘はないかもしれませんけど、唐突や辞め方だったので何か裏があると思わせる描写となっていました。28話で本当の理由が明らかになります。

前述したように、前回27話でしたか、太平洋戦争で出征していた良子の夫の小澤勝二が、戦地から戻ってきました。勝二は田中要次さんが演じており、良子とはかなり年の差の離れた夫婦が表現されています。

話を戻しますと、辞めると言った良子に対して、動揺するすみれと君枝は何とか引き留めようとしますが、良子は思い直してはくれませんでした。明美だけは別で、冷たく「ご苦労様でした」と言って、すぐさま仕事に取り掛かっています。

すみれたちは、君枝の家のあったところに住んでいるランディ夫妻から、テーブルクロスを依頼されていて、良子に店番を任せている間、ランディ夫妻に直接会ってどのようなテーブルクロスにしたいか、要望を聞いていたのです。

良子は、「ベビーショップあやさ」の中でも、独自の役割を担っていたようです。洋服作りには、デザインされたものを、どういう風に切ったら良いか、どういう風に縫い合わせたら良いかの設計が必要だそうで、そのセンスや工夫に優れているのが良子だったのです。デザインは君枝が優れ、良子はデザインを洋服に落とし込む力が優れているということでしょう。

今回依頼を受けた品物がテーブルクロスだったからまだ大丈夫でしたが、今後はそうはいかないと、すみれと君枝は困っていました。

 

 

良子が「ベビーショップあさや」を辞めた理由

辞めた日の夕方に、勝二が「あさや」を訪ねてきました。米国産の良質の石鹸が手に入ったから皆さんでどうぞ、今後とも良子をよろしくお願いします、と頭を下げて店を後にしようとしました。

皆が事情を把握できないでいるところ、明美が勝二に良子へ辞めるよう言ったのではないかと切り出しました。勝二は寝耳に水状態で聞き返しています。勝二も良子が辞めた事実を知らないですし、辞めた理由も知らないようです。良子は皆に嘘をついています。

さらに翌日、店に26話でしたか、米兵の男性と2人で来店した派手な格好をした女性が、今度は1人でやって来ました。パ*パ*ですね。女性は良子が辞めたと聞いて、「やっぱり……」と言います。

女性は昨日、同じパ*パ*の友だち2人を連れて店を訪ねており、そこで店にいた良子と問題が起こったということでした。具体的には、女性たちは焼き鳥やチョコレートを持ったまま店に陳列された商品を触ろうとし、それを注意した良子に頭にきた女性たちが良子に凄みながら文句を言っていたようです。良子も買わなくていいと女性たちに言っていて、始め米兵と来た女性は友人を止めたみたいですけど、他の2人はそれを聞かずに悪ノリして罵ったということでした。

 

 

おわりに

勝二は良子に、良子がすみれたちに嘘をついたことを指摘していました。友だちを失くすぞと。

また、大阪では、すみれの父「坂東五十八(生瀬勝久)」と、坂東家の執事だった「井口忠一郎(曽我廼家文童)」が、大阪・梅田の闇市に移動しています。すみれの姉「野上ゆり(蓮佛美沙子)」は、夫「野上潔(高良健吾)」が闇市の元締「根本(団時朗)」に高額のショバ代を支払ったことに、納得がいっていないようです。

最初、五十八は諭していましたが、引かないゆりに対して、自分が根本に直接、自分たちの正しさを主張するように促していました。五十八はゆりと、たまたま生地を仕入れに大阪に来ていたすみれを連れ出して、根本のところへと向かっています。

まぁ、ゆりは根本たちに軽くあしらわれてお終いでしょう。正論が通じる空いてではないのですから。問題はその後、ですね。五十八がゆりとすみれに何を見せるのでしょうか。

 

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