ディスディスブログ

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帰ってきたウルトラマンの団時朗さん演じる闇市の元締「根本」が喧嘩っ早い岩佐に目をつけ、何かしそうです - 朝ドラ『べっぴんさん』22話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月27日の放送は第22話は、すみれがマクレガー夫妻の、生まれた子どものための子供服を作っていました。ドレスを。

 

 

明美から外国式おしめの作り方を教わる

www.nhk.or.jp

 

昭和21年、ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」は、娘の「さくら」と女中「佐藤喜代(宮田圭子)」の3人で神戸の実家の跡地にバラックを建てて3人で暮しています。銀行預金が封鎖されたことで、自ら働いてお金を稼がざるを得ない状況に陥ったすみれは、得意の裁縫を活かして活路を見出そうとしています。

そんな折に知り合った、新聞社で通訳をしている米国人「ジョン・マクレガー(ドン・ジョンソン)」の、身重の妻「エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)」の生まれていくる子どものために、「おしめ」を作ることになりました。

ところが、すみれが丹精込めて作ったおしめは和式の物で、和式に馴染みのないエイミーは、初めて体験するであろう妊娠・出産と、日本への長旅と慣れない日本での生活で体調を崩していたことも重なって、不機嫌になってしまいました。

それを見たすみれは、以前、自分が子供の頃に屋敷で働いていた女中「小野マツ(中島ひろ子)」の娘「小野明美(谷村美月)」が、神戸でベビーナースとして外国人の女性に子育て法を教えていたことを思い出し、明美を探し出して「外国式おしめ」の作り方を教わろうとします。ところが、明美はすみれに対して過去のわだかまりを引きずっており、すみれを申し入れを断っています。しかも、「外国式おしめ」を作るには良質な布(生地)が必要であり、今の日本では簡単に手に入らない、とすみれに言っています。

色々な意味ですみれは自らの世間知らず・認識の甘さを思い知らされることになりました。だからといって、それで諦めないのもすみれでして、すみれは姉の「野上ゆり(蓮佛美沙子)」の夫「野上潔(高良健吾)」と、潔の舎弟「岩佐栄輔(松下優也)」にお願いして、良質の生地を探して来てもらい、手に入れることに成功します。

すみれは再度明美のところへ行き、生地を手に入れたから「外国式おしめ」の作り方を教えてもらいたいと説得していました。しかも、自分がそれを教わるのではなく、すみれは明美を連れ出してマクレガーの屋敷まで出向いて、直接エイミーに教えることをしていました。すみれの行動はかなり強引ですけど、結局は付いていってエイミーにおしめを教えてあげる明美もなかなかお人好しです。

おしめを教える段階で既にエイミーは子どもを出産しており、明美は実際に子どもにおしめをして見せていました。女の子のようです。

 

 

エイミーの「子どもに素敵な物を作る」ことに

すみれは、おしめを付けた我が子を大切に抱きかかえるエイミーから、「この子に何かすてきな物をつくってくれない?」と英語でお願いされます。この子がお母さんになっても大事にできるような、一生大事にできるような何かを。代々大切に着られる特別な服、別品を。

すみれは、前回出会った、女学校時代の「手芸倶楽部(しゅげい・くらぶ)」で活動を共にしていた「小澤良子(百田夏菜子)」と「村田君枝(土村芳)」に相談を持ちかけ、和装ではなく洋装のドレスを作ることにしています。しかも、すみれは生地に自分が母「はな(菅野美穂)」から受け継いで、戦争でも失われなかった、大切な母の形見のウェディングドレスを使うことに決めたのです。

すみれのただならぬ覚悟を受けて、以前に事業をしないかと誘われた良子も君枝も覚悟を決めたようでした。

君枝がドレスのデザインをしています。ウェディングドレスの子ども版のようなデザインにしています。良子も感化されて、デザインを元に洋服を作りたいと思えるようになっているようでした。3人で作り始めました。

 

 

おわりに

すみれたちは順調そうです。3人でドレスを作って、マクレガー夫妻に手渡し感謝され、おしめとドレスの料金をもらうことで、本格的な事業化が進むのでしょう。靴屋の「あさや」で、自分たちのブランドの洋服を販売していくことになると思われます。

すみれたちはそれぞれに夫を戦争に持って行かれ、生死すらわからない状況です。公式Webサイト「登場人物」ページを見ると……ネタバレが知りたくない方は見ない方が良いでしょう。私は既に見てしまっているので手遅れですが。

心配なのが潔たちです。以前から、大阪・梅田の闇市で元締をしている「根本(団時朗)」に目をつけられている中で、22話で岩佐が喧嘩をして子分の一人を怪我させてしまいました。間違いなく大きな出来事が起こりますね。

ちなみに、前述のとおり元締の根本は団時朗さんが演じていますけど、団時朗さんといえば『帰ってきたウルトラマン』ですね。主人公の郷秀樹を演じていた方です。懐かしい。帰ってきたウルトラマンは「ジャック」の愛称でした。愛称ではなく本当の名前でしたか?忘れました。

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