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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

「日本に来るんじゃなかった」と嘆くシャーロット・ケイト・フォックスさん演じるエイミーに、すみれは明美から欧米式「おしめ」の作り方を教わりそうです - 朝ドラ『べっぴんさん』16話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月20日の放送は第16話、すみれが自分の甘さ・社会の厳しさを痛感しています。

 

 

自らの「手」で仕事をする必要性

www.nhk.or.jp

 

戦争が終わり、ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」は、娘の「さくら」と女中「佐藤喜代(宮田圭子)」の3人で、実家があった神戸にバラックを建てて住んでいます。

すみれの姉の「野上ゆり(蓮佛美沙子)」と、戦地から無事に戻ってきたゆりの夫「野上潔(高良健吾)」は、戦争の影響でなくなった繊維会社「坂東営業部」を復活させるために、坂東営業部のあった大阪の闇市にバラックを建て(借りて?)商売を始めています。

その頃、政府によって銀行の預金が封鎖されてしまい、お金が全く引き落とせなくなります。一気にお金に余裕がなくなったすみれは、家にある物をお金に換えて生活しようとしています。それ以外にも潔とゆりが大阪から食料などを持ってきてくれており、また潔はすみれのために、すみれから持ち物を預かってはそれをお金に換えてくれていました。

潔は、物を売ってお金に換えていく「タケノコ(筍)」のような生活をしていても、いずれは肌になって売る物がなくなるから、これからは自分で働いて生きていかないといけない、と諭しています。

その後、すみれは、幼少期にすみれが刺繍にのめり込むきっかけを作ってくれた、靴屋「あさや」の店主「麻田茂男(市村正親)」と再会を果たしています。何でも「あさや」の一帯は空襲を免れたそうで、「あさや」の建物はそのまま無事でした。戦後の混乱期にあって、靴屋としてはなかなか生活ができないようで、米国人のお客さんのために靴の修理をし、その一方で日本人のために下駄を作ってるみたいです。革が手に入らないと言っていました。

すみれは、麻田に結婚式のためにこしらえてもらった自分の靴を麻田に見せます。生き残っていたのかと喜ぶ麻田に対して、その靴を売ってくれないか(お金を作って欲しい)とお願いしています。麻田はすみれのためだけに作ったものだと諭しますけど、すみれはそれをわかった上でお願いをしています。背に腹は代えられないということです。

すみれは娘のさくらを食べさせるためには、と娘の話をしたことで麻田は初めてさくらの存在を知ったようでした。すみれから写真を見せてもらい、その写真入れが綺麗に刺繍されている様子を見て、麻田はすみれにすみれが作った物を「あさや」で売ったらどうかと提案していました。

 

 

明美の指摘によって自分の甘さに気がつくすみれ

すみれは夜なべをして、手作りの手芸品を作り「あさや」で売り始めました。写真入れや小物入れやハンカチ、エプロンなどを。ところが全く売れません。新聞社で通訳の仕事をしている米国人男性「ジョン・マクレガー」が一つ買っただけです。ジョンは妻にプレゼントすると言っていましたが、その前に、すみれが手芸品で商売をしたいと話したところ、ジョンは……何と言ったでしょう、わかりませんでしたが、でも売れる訳がないという表情を一瞬見せていました。

また、すみれは自分の商品が全く売れずにいるところへ、一人の女声が「あさや」を訪れました。「小野明美(谷村美月)」です。坂東家の女中だった母を持つ彼女に対して、すみれは「クリスティーナさんのお宅で一度お会いしたことがあるんです」と言っていました。幼少期に出会っていることをすみれはすっかり忘れています。明美はしっかりと覚えていて「一度とちゃうわ」とつぶやいていました。

明美はすみれの手芸品を見て「誰が買うねや、こないなもの 」と言い放ちました。皆、食べるのも困っているのに、生きていくだけでも必死なのに、誰がこんな贅沢品を買うのか、と。ド正論ですね。

現実を突きつけられたすみれは、ようやく自分の甘さに気が付きました。言葉はきついものの、気づかせてくれたという意味ではとても優しい女性です。明美は。

 

 

エイミー・マクレガー

靴の修理を頼んでいたジョンが、靴を取りに「あさや」にやって来ました。店にいた挨拶をするすみれ、ジョンは妻がもうすぐ子どもを産むと報告していました。子どもが産まれるジョンとジョンの奥さんのために、すみれは「おしめ」を作ることを提案し、ジョンもそれを受け入れ依頼をしていました。

後日、大量の「おしめ」を作ったすみれはジョンの家を訪れ、ジョンの妻「エイミー」と対面します。エイミーはすみれの訪問を喜んでいましたが、すみれの作った「おしめ」を見て、日本の「おしめ」を見たことがなく一気に不機嫌になり、「こんなものはいらない。日本なんて来るんじゃなかった!」と夫に不満をぶち撒け、ベッドに横たわってしまいました……。

 

 

おわりに

以前、看護師の資格を取って英語も独学で学び、ベビーナースとして働いていた明美が、日本の育児は遅れていると言っていました。エイミーが不機嫌になったこともこの辺りが影響しているのでしょう。そして、すみれは明美に欧米式の「おしめ(おむつ)」の作り方を教わり、それを改めてマクレガー夫妻のために作るのでしょう。

マクレガー夫妻の夫であるジョン・マクレガーは「ドン・ジョンソン」さんが演じていて、妻のエイミー・マクレガーは「シャーロット・ケイト・フォックス」さんが演じています。朝ドラ『マッサン』のヒロインですね。相変わらず可愛らしい方です。

そして、潔の舎弟のような、「岩佐栄輔(いわさ・えいすけ)」という男性も15話から登場しています。岩佐は「松下優也(まつした・ゆうや)」さんが演じています。戦地から戻ってくる復員列車の中で知り合ったと言っていた気がします。潔は岩佐と大阪の闇市で再会し、戦争で家族を全員失っていた岩佐に対して、家を見つけてやっていて、仕事の世話もしているようです。

 

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