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オススメの「ストレス対処法」は「溜息」と「作り笑い」だそうです。副交感神経を優位にしてくれます - 日テレ『所さんの目がテン!』

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毎週日曜日07:00から日本テレビで放送されている生活情報教養番組『所さんの目がテン!』、2016年10月9日の放送は「現代人のストレス」の特集でした。

 

所さんの目がテン!

 

 

現代人のストレスを科学

2016年10月9日放送の『所さんの目がテン!』は「ストレス」を特集していました。番組では現代人のストレスを検証していて、番組による調査ではおよそ80%の方がストレスを感じているという結果が出ていました。

ストレスは貯まると、精神的なダメージを受けるばかりでなく、脳とか心臓とか、生命に関わる身体の重要な臓器にも重大な影響を及ぼすのだそうです。具体的には、ストレスがかかると分泌される「コルチゾール」の上昇、心拍の乱高下、血流量の低下が起こり、それが続くと「心筋梗塞」や「脳内出血」、「脳梗塞」、免疫機能が落ちるため「感染症」や「がん」にもなりやすくなるそうです。しかも、現代のストレスは自分にストレスが蓄積されていることに気が付かずに身体にダメージが出てしまう場合があるのだとか……怖い。

 

 

人はどのようなことにストレスを感じているか?

番組では、都会で生活・仕事をしている方と、田舎で生活・仕事をしている方、それぞれの生活に密着し、普段どのようなことをするとストレスを感じているのかを検証していました。

具体的には、2人の男性に「自律神経計測器」の器具を取り付けた上で普段通りの生活をしてもらい、「自律神経」の状態をチェックしていました。何をしているときに「交感神経」と「副交感神経」のどちらが優位に働いているか、を調べています。交感神経が優位のときはその人が緊張状態にあり、副交感神経が優位のときはその人がリラックス状態にあることを示しています。

結果としては、やはり都会で生活している方の方が圧倒的に交感神経が優位になっている時間が多かったです。多かったというよりほとんど交感神経が優位の状態になっていました。通勤や仕事中、食事時であっても、絶えず人と接していたり人の多い場所に身を置いていたりしていて、それらは全て交感神経が優位になる要因になっているようでした。副交感神経優位のときは家で家族と過ごしているときくらいでしたね。

特にスマホや携帯、パソコンを見ているときに交感神経が強く働いている点が非常に印象的でした。携帯やパソコンを見ることは、姿勢が悪くなりますし、常に画面の光を感じていますから、自律神経はなかなか安定しないのだそうです。

多くの時間、交感神経と副交感神経のバランスが良かった田舎生活をされている男性も、携帯電話でメールをチェックしたときだったでしょうか、やはり画面を見ているときに交感神経が強かったです。「寝る前のスマホ」は交感神経を興奮させた状態で睡眠に入ってしまうことになるため、良い睡眠を得られないのだそう。

 

 

オススメの「ストレス対処法」は2つ

番組でオススメしていた「ストレス対処法」は2つありました。1つは「溜息」で、もう1つは「作り笑い」です。いずれも交感神経が優位になりがちな現代の生活の中で、副交感神経の活動を活性化させることができるそうです。溜息と作り笑いなら、誰でも手軽にできますね。

 

「溜息」でストレス対処

「溜息」に関しては、溜息をする前には心配事や不安なことが多いので、呼吸をしていなかったり呼吸が浅かったりしているのだそうです。そのリカバリーショットが溜息を吐く行為だそう。

オススメの溜息の方法は「4秒鼻で息を吸って、8秒かけて息を吐く、これを1分間行う」ことです。

吐く息を長くすることによって、頸動脈のところに副交感神経の圧受容体(あつじゅようたい)があり、それが刺激をされて副交感神経の活動を上げてくれるとのことです。

 

「作り笑い」でストレス対処

「作り笑い」に関しては、作り笑いをすることによって顔の血流が良くなって自律神経にも影響を与えるのだそうです。

オススメの作り笑いの方法は「口角を上げ元の位置に戻す、これを1分間繰り返す」こと、これだけです。

 

 

おわりに

番組のVTRでは、被験者の方にストレスをかけ、その後、溜息や作り笑いをしてもらったところ、それまで交感神経が優位だった状態から一気に副交感神経が優位に変化していましたし、コルチゾールの値も平常時の状態に近づいていました。

作り笑いに関しては、私は以前から実践していました。夜、考え事をして寝られなくなったり、気分がへこんだりしているときに、無理矢理に笑顔を作るんですね。そうすると心が少しだけ軽くなります。ただ、私の場合は心にある程度余裕があるときにしか行なえませんでした。というのも、既に相当に精神的に落ち込んでいるときは、作り笑いをしようという発想自体を思いつけないからです。

ですから、ある程度普段から行う習慣・癖をつけておくと、本当に必要なときにも思い出しやすくなるかもしれないですね。

 

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