ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

田中紀夫が「すみれ」の結婚相手でしょうか? 紀夫役の永山絢斗さんは瑛太さんの弟だそう - 朝ドラ『べっぴんさん』8話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月11日の放送は第8話、すみれの初めて恋が散ってしまいました。 

 

 

すみれの初恋は初の失恋に

www.nhk.or.jp

 

時代は昭和17年(1942年)、ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」は、女学生となり女学校の最高学年である5年生に成長しています。

すみれは、父親の「坂東五十八(生瀬勝久)」が経営している「坂東営業部」の社長「野上正蔵(名倉潤)」の息子「野上潔(高良健吾)」に惚れていましたが、すみれの姉「ゆり(蓮佛美沙子)」も潔に惚れていることを知って、身を引いてしまいます。

すみれの女学校の友達の一人、「多田良子(百田夏菜子)」も潔のことを「オートバイの君」と呼び、慕っていて、すみれは出遅れている感があります。もう一人の友達「田坂君枝(土村芳(つちむら・かほ)」と3人で、靴職人「麻田茂男(市村正親)」の営む靴屋「あさや」でお茶をしているときに潔も店にやって来て、良子とすみれの2人は潔を直視できていない様子が何とも可愛らしかったです。その直前に「恋をしたらね、空いての顔が真っ直ぐ見られなくなるの」と良子が言っていたので、良子とすみれの2人が潔の前で言葉どおりの行動を取っていました。

すみれは気がつくのが遅かったです。というのも、ゆりは五十八の前で潔と結婚をしたい(という願望)と言っていて、さらにはゆりは恋文をすみれに預けて、潔に渡してもらい潔の気持ちも聞いてくるようにお願いしていました。ゆりだけでなく誰もすみれの気持ちを知りません。すみれ自身ずっと心の奥底にしまっておくつもりのようで、すみれはゆりと潔の橋渡し役を引き受けてしまいます。

潔もゆりに惚れていると言っています。すみれにとっては決定的な一言だったことでしょう。潔はゆりと一緒に五十八に結婚をお願いしに行っていました。五十八にとっては潔は自分の長年の部下の息子ですから、潔を婿養子に取って後継者とすれば良いのではないかと思われましたが、どうやら婿養子にできない決定的な理由があるようです。

 

 

野上が潔を婿養子に出せない理由

それは、そもそも潔が野上の養子だから、だそう。法律上できないということではないのでしょうか。私は法律のことは知らないのでわかりません。五十八がゆりに話していることによると、野上は親戚に頼み込んで赤ん坊だった潔を養子にもらい、自分の跡取りとして本当の息子以上に大切に育ててきたのに、養子に出せる訳がない、ということでした。

しかし、野上はそれ以上に坂東家に対して恩を感じており、潔を連れて婿養子に入れてもらえないかと五十八に頼み込んでいました。野上の覚悟と、潔とゆりの想いを受け取った五十八はゆりを野上家の嫁にやることを決めています。坂東家にとっても大切な長女なのに。五十八も義理人情に厚い人間です。

こうしてゆりと潔の結婚が決まって、すみれの初恋はやぶれてしまいました……。

 

 

田中紀夫の再登場ですみれの新たな恋が始まる?

ゆりと潔の結婚式は坂東の家で執り行われ、近江から五十八の母ですみれの祖母である「坂東トク子(中村玉緒)」や、五十八の兄ですみれの伯父である「坂東長太郎(本田博太郎)」がやって来ていました。トク子さんは良い人そうですけど、長太郎は五十八との折り合いが良くないみたいです。

さらに、五十八と同じ貴族院議員「田中五郎(堀内正美)」と、その息子「田中紀夫(永山絢斗)」も坂東の家に来ていました。大きくなった紀夫は永山絢斗さんが演じていますが、幼少期は玉山詩くんが演じていましたね。派手なジャケットを着ていて、すみれに惚れた様子を見せていた男の子です。

すみれは、家のある部屋、五十八の書斎でしょうか、そこで紀夫が一人何かをしている様子を認めます。すみれは何をしているのか聞くと、本の高さを揃えている(並び替えている)と言っていたでしょうか。几帳面な男性に育っているようです。

紀夫は唐突にすみれにあることを言っていました。それはかなり鋭い指摘でした。「失恋ですか? 潔くんのこと想ってたんやないですか?」という言葉です。

 

 

おわりに

紀夫は幼少の頃からすみれのことを好きですから、すみれが潔に好意を持っていることにも気がついていたんですね。すみれ自身が潔への想いに気がついていなかった時期に、既にすみれの本心を察していたということになります。どれだけ紀夫がすみれのことを好きなのかということを示すエピソードになっているのでしょう。

いやいや展開が異様に早くて、なかなか心に引っかからないですね。物語には遊びの部分もないと、総集編を見させられているような気持ちになってしまうのではないかと思うのですが……。

今後は、父親が貴族院議員同士ということで、すみれと紀夫を結婚させようとするのかな、と予想していますけれども、この展開の早さを考えると、すみれの結婚や出産も遠くない時期に描かれそうです。

ちなみに紀夫役の「永山絢斗(ながやま・けんと)」さんは、俳優「瑛太(えいた)」さんの弟さんだそうですね。木村カエラちゃんの義理の弟になりますか。お兄さんより顔が濃い。

 

dysdis.hatenablog.com