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うどんとカエルが好きなポコと、ウェブデザイナーの俵宗太が香川の俵製麺所を復活させる物語でしょうか? - アニメ『うどんの国の金色毛鞠』1話「ぶっかけうどん」の感想

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毎週日曜日01:55(土曜深夜)より、日本テレビにてアニメ『うどんの国の金色毛鞠』が放送されています。「うどん の くに の きんいろ けまり」と読むようです。

 

www.udonnokuni-anime.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

2016年10月9日の放送は1話「ぶっかけうどん」です。

 

 

イントロダクション

俵宗太30歳。故郷に戻って出会ったのは、うどんとかえるが大好きで耳としっぽがある不思議な子ども…!?
俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。父親の死をきっかけに故郷に帰った宗太は実家のうどん屋で、釜の中で眠りこける子どもを見つける。
一見ふつうの人間の子どものように見えるが、実はその子は人間の姿に化けたタヌキだった!?
ゆったりと時間が流れる通称“うどん県”こと香川県を舞台に、やさしくてあたたかい、ちょっと変わった家族の物語が始まる――。

このようなイントロダクションです。

「うどんの国の金色毛鞠」は漫画が原作だそうです。作者は「篠丸のどか(しのまる・のどか)」さん、掲載誌は新潮社の『月刊コミック@バンチ』、2012年から連載が始まり記事作成現在、既刊8巻が刊行されているとのこと。作品のジャンルは料理、ファンタジーでしょうか。

本作のことを私は全く知りませんでした。タイトルすら聞いたことがありません。

 

 

 

「うどんの国の金色毛鞠」の主題歌

「うどんの国の金色毛鞠」の主題歌は、OPがWEAVERさんの「S.O.S.」で、EDがGOODWARPさんの「Sweet Darwin」です。

 

 

「うどんの国の金色毛鞠」の主な登場人物

『うどんの国の金色毛鞠』の主な登場人物です。

本作の主人公は「俵宗太(たわら・そうた)」、CV中村悠一さん。30歳、東京在住のウェブデザイナー。父親が亡くなり、それきっかけで実家のある香川県に戻ってきました。

ヒロイン(?)は「ポコ」、CV古城門志帆さん。宗太の実家である俵製麺所の釜の中にいた、うどんとゲコゲコ(カエル)が大好きな不思議な子どもです。女の子のように見えますが、性別不明。

宗太とポコの2人がメインキャラクターで、2人が一緒に暮らすことになりそうです。ポコと暮らしつつ、宗太が地元の友だちや地元の人たちと交流を持ちつつ、という物語になりそうです。

「中島忍(なかじま・しのぶ)」、CV杉田智和さん。宗太の幼馴染みです。どうやら医者の息子で、本人も医者らしいです。外見や会話の様子からはそう見えません。宗太の姉が「大石凛子(おおいし・りんこ)」、CV中原麻衣さん。結婚して現在は高知県で暮しています。とあるお寺の住職でタヌキが化けて出る話を宗太にしていた「藤山俊亮(ふじやま・しゅんすけ)」、CV福山潤さん。宗太の実家「俵製麺所」の常連で俊亮の妹の「藤山紗枝(ふじやま・さえ)」、CV花澤香菜さん。制服を着ていたのでOLさんでしょうか。

この辺りが宗太と関わってくる人物のようです。他には、ポコが食い入るように観ていた子供向け番組「ガオガオちゃんといっしょ」に登場する、「ガオガオちゃん」、CV黒田祟矢さん。お姉さんの「ミミ」、CV牧野由依さんと、「モモ」、CV古城門志帆さん、この3人(1体と2人)もいました。モモはポコと同じ声優さんなのですね。

 

 

1話「ぶっかけうどん」

1話はイントロダクションと登場人物の欄に書いたとおりです。宗太が、父親の死をきっかけに久しぶりに実家に戻ると、営業を休止している「俵製麺所」にある釜の中にポコを見つけます。

何も話さないで無邪気に遊んでいるポコを警察に連れて行くことにします。道中、旅のカップルに俵製麺所の場所を聞かれ、実家だけど今は休業中と答える宗太ですが、そのカップルは家の人ならうどんを作れますよね、と無茶なことを言い始めます。宗太が困っていると、ポコがプンスカ怒り出してカップルの男性のあそこを叩いて追い返していました。

ポコは怒った拍子に、耳と尻尾が生えていて、それを認めた宗太は慌ててポコを連れてカップルから去ります。浜辺に着き、2人きりになると、ポコはほぼタヌキ(狸)の姿になって「そーた」と呼ぶのでした。

 

 

おわりに

 

本作は2016夏アニメの「甘々と稲妻」のような、大人の男性と子どもの料理アニメになるのでしょうか。田舎にやって来て地元の人達と交流を深めたり宗太とポコの関係性だったりを思うと「ばらかもん」の方が近いかもしれません。

こういった大人の男性と小さな女の子の交流を描く作品は最近よく目にしますね。きっかけはやはり「よつばと!」なのでしょうか。

こういったタイプの作品の大きなハードルとなるのは、主人公の男性と女の子の関係性にあろうかと思います。「よつばと!」はとーちゃんが海外に行ったときに連れて帰ってきたと言っていたように思いますし、「ばらかもん」は半田清舟が父親から島流しにあった先の島の子供・琴石なると出会いましたし、「うさぎドロップ」は大吉とりんは戸籍上は甥と叔母でしたし、「甘々と稲妻」は血の繋がった親子です。よつばと!の設定が一番ぶっ飛んでいます(いい加減)が、本作「うどんの国の金色毛鞠」の出会いもなかなかぶっ飛んでいます。タヌキが化けているのですから、ファンタジー要素は最も強いかもしれません。

宗太は地元・香川に戻っても標準語のままでした。私は田舎がないのでそういう感覚はよくわからないのですが、地元に帰って地元の方言を話す人と話すと自分の言葉も自然と訛りが戻るという話はよく聞きます。宗太はそういう現象は起こっておらず、完全に忘れてしまったということなのでしょうか。

今後どのような展開になるのか。あまり広がりようのない題材に感じられますから、おそらく宗太は東京には帰らずにポコとの生活を選び、俵製麺所を復活させるのでしょう。父親が残したうどんのレシピノートも見つけていましたし。

 

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