ディスディスブログ

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靴屋の麻田茂男、幼馴染の野上茂男、小野明美が続々登場です。クッキーを投げ捨てた明美が気になります - 朝ドラ『べっぴんさん』2話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月4日の放送は第2話、すみれが運命(?)の出会いをしています。

 

 

すみれが運命(?)の人と出会う 

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの「坂東すみれ(渡邉このみ)」は、病気をして病院に入院している母「坂東はな(菅野美穂)」のために、刺繍が上手になりたいようです。1話では、「はな」のためにすみれとゆりの花を刺繍して見せたのですが、繊維会社「坂東営業部」を経営している父「坂東五十八(生瀬勝久)」から何やそれと言われてしまい、傷ついていました。悔しい・哀しい気持ちよりももっと上手になりたいという気持ちが勝っています。

2話では、すみれが運命(?)の出会いをしていました。運命というと大袈裟かもしれませんけど、しかしすみれの別品を求める気持ちをより強く動かす存在であることは間違いないでしょう。

坂東家は丘の上に建つ洋風の豪邸ですが、そこに街の靴屋がやって来て、すみれの姉「坂東ゆり(内田彩花)」の足のサイズを測っていました。その靴屋「あさや」の主人「麻田茂男(あさだ・しげお)」が運命(?)の人です。麻田は「市村正親(いちむら・まさちか)」さんが演じています。

すみれは麻田がゆりの足サイズを測っている様子を興味深げに眺め、そして会話をしている中で、靴が針と糸を使って作られていることを知り、大層仰天します。靴がどのように作られているのかを知りたくなったすみれは、皆が寝静まった夜中に父・五十八が大切にしている舶来物の革靴をこっそり部屋に持って行き、一人こっそりと靴を解体し始めていました。

すみれは興味を持ったことがあると周りが見えなくなる性格で、刺繍にしても一度始めると時間を忘れて没頭をしています。といっても子供ですから、朝まで刺繍を続けるというより、途中で寝落ちするようです。今回も寝落ちしていて、朝、一緒の部屋に寝ている姉・ゆりに起こされ&靴を気づかれていました。

すみれは姉以外の家の人に気が付かれないよう、家のどこかに解体した靴を隠して学校へ行っていましたが、放課後に家に帰ると坂東家の執事「井口忠一郎(曾我廼家文童)」がそれを見つけてしまい、坂東家の女中頭「佐藤喜代(みやた・けいこ)」と共に、これはすみれお嬢様の仕業に違いない、と即座に犯人を割り出していました。ていうか他にいません。

すみれが解体してしまった靴は五十八のお気に入りで、東京へ行くときに履いていく予定だったものです。解体された靴は「あさや」に持っていけば直してもらえるのでは、という話になっていました。

そのとき、父・五十八の会社「坂東営業部」の取締役「野上正蔵(名倉潤)」の子供「野上潔(のがみ・きよし)」が、ちょうど坂東家に顔を見せていて、危ないから街へ行ってはいけないと咎められたすみれの代わりに「あさや」に靴を持っていくことになりました。

屋敷の外ですみれが潔を捕まえ、自分も一緒に連れて行って欲しいと頼み込み、潔とすみれは2人で街へ出かけることになりました……フラグがビンビンです。

 

 

2話に登場した人物

2話に登場した人物で重要そうな人は、先述したように靴屋「あさや」の主人「麻田茂男(市村正親)」と野上潔です。潔は「高良健吾(こうら・けんご)」さんが演じますが、2話現在は少年期ですから「大八木凱斗(おおやぎ・かいと)」くんが演じています。

潔は今回の出来事をキッカケにして、ずっとすみれの良き理解者となってくれそうなキャラクターですね。結婚はするのでしょうか? 何となく結婚はしないような気がしますけれども。

また、坂東家の女中「小野マツ(おの・まつ)」とその娘「小野明美(おの・あけみ)」、特に明美は重要になるかも知れません。マツは「中島ひろ子(なかじま・ひろこ)」さんが演じています。明美は「谷村美月(たにむら・みつき)」さんが演じますが、明美も2話現在少女ですので「坪内花菜(つぼうち・はな)」ちゃんが演じています。明美も物語に少なからず影響を及ぼしていきそうなキャラと思われます。

 

 

おわりに

明美は、2話の坂東の屋敷の新築記念パーティに顔を見せていました。マツが坂東家の女中として忙しく働いているときに、テーブルに乗っていたクッキーを見て「綺麗」と思って眺めていたところ、他の女中に泥棒かと疑われてしまいました。マツが割って入って謝り事なきを得ましたが、そもそも明美は眺めていただけで盗ってもいないですし盗ろうともしていなかったため、理不尽なものを感じています。身分の違いはもちろんのこと、どうして母親は謝ったのか、についても何か感じたでしょうか。

すみれはその様子を見ていて、明美のためにクッキー3個を包んでそれを屋敷の外で手渡しています。明美はすみれが屋敷に戻って行ったのを見届けた後、クッキーを投げ捨てていました……。

明美はすみれを毛嫌いするというか、所詮住む世界の違う人間だと壁を作っていくことになるはずです。後々に壁が取り払われて行き、親友となるのでしょう。テンプレート通りならそうなるはずです。

それにしてもあれですね、すみれは空気を読めない子みたいな描写が続いていて、見ていてこちらの心が痛くなりますね……。靴を解体したことを謝れなかったり、「あさや」へ一緒に行ってくれる潔に感謝を述べられなかったり……。

 

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