ディスディスブログ

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「べっぴん」とは「想いをこめた特別な品」の意味で漢字は別品だそうです。テーマソングはミスチルの「ヒカリノアトリエ」です - 朝ドラ『べっぴんさん』1話(初回)の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月3日から放送が始まりました。第1話です。

 

 

『べっぴんさん』の概要と登場人物

 

www.nhk.or.jp

 

すみれ。
それがこの物語のヒロインの名前です。
昭和のはじめ。神戸の山の手で生まれたすみれは、
早くに亡くなった母から教えられた刺しゅうや手芸が大好きな女の子でした。
会社を経営していた父、活発な姉のもとで何不自由なく育ち、19歳で結婚、ほどなく娘を授かります。

 

こちらが『べっぴんさん』公式Webサイトにあるあらすじの一部です。あらすじの全てを見てしまうと、かなりなネタバレになりそうな雰囲気があったので私も見ていません。

ヒロインは「坂東すみれ(ばんどう・すみれ)」、すみれ役は「芳根京子(よしね・きょうこ)」さんが演じます。1話の冒頭は芳根さんが昭和44年(1969年)時のすみれを演じていましたが、本編に入ると昭和9年(1934年)のため、すみれがまだ幼く、子役の「渡邉このみ(わたなべ・このみ)」さんが演じていました。

すみれは、神戸にある会社を経営している父親と、病のため病院に入院している母、姉の4人家族の次女として、大きな洋館で裕福な生活をしています。母親の影響から刺繍や縫い物が大好きで、一度始めると没頭して周りが見えなくなるタイプです。動作が鈍く、自分の思いを伝えられないおっとりとした性格ですが、芯の強さをもつ女の子でした。

すみれの父は、「坂東五十八(ばんどう・いそや)」、「生瀬勝久(なませ・かつひさ)」さんが演じています。繊維会社「坂東営業部」を設立して一代で材を築いた人のようです。合理主義で新しもの好き、すみれたちには過保護気味。

すみれの母は、「坂東はな(ばんどう・はな)」、 「菅野美穂(かんの・みほ)」さんが演じています。朗らかで明るく優しい、芯の強い人です。「坂東営業部」設立したてのころの苦労が祟ったのか、体を病んでしまい、1話現在は病院での療養生活を送っているようでした。手先が器用で刺繍が得意、すみれに多大な影響を与えています。

菅野美穂さんは本作のナレーションも担当しています。

すみれの姉は、「坂東ゆり(ばんどう・ゆり)」、「蓮佛美沙子(れんぶつ・みさこ)」さんが演じています。1話は子供ですので「内田彩花(うちだ・あやか)」さんが演じていました。すみれの3歳年上。成績優秀で運動も得意でピアノも得意、快活な少女です。自分の考えをはっきりと口にすることができる子です。ゆくゆくは父親の会社を継ごうと考えているのだとか。

1話では登場人物は坂東家の4人が主です。他は、坂東家の執事の「井口忠一郎(いぐち・ちゅういちろう)」を「曾我廼家文童(そがのや・ぶんどう)」さんが、坂東家の女中頭「佐藤喜代(さとう・きよ)」を「宮田圭子(みやた・けいこ)」さんが、「坂東営業部」の取締役として「野上正蔵(のがみ・しょうぞう)」を「名倉潤(名倉潤(なぐら・じゅん)」さんが演じていました。

 

本作はオリジナルで、原作がない作品のようです。脚本は「渡辺千穂(わたなべ・ちほ)」さんです。NHKでは松山発地域ドラマ『歩く、歩く、歩く〜四国遍路道〜』やプレミアムドラマ『珈琲屋の人々』などを手掛けた方とのこと。

 

テーマソングはミスチルの「ヒカリノアトリエ」

『べっぴんさん』のテーマソングはMr.Childrenの「ヒカリノアトリエ」です。個人的にミスチルさんの曲を聴くのは久しぶりでした。「ヒカリノアトリエ」は作詞・作曲ともに桜井和寿さんです。

ドラマの音楽は「世武裕子(せぶ・ひろこ)」さんが担当します。

 

 

おわりに

「すみれ」は刺繍が大好きで、1話で入院をしている母「はな」をお見舞いに行ったときに、自作の刺繍を見せていました。「はな」はそれを喜んでいましたが、父・五十八は刺繍を見て「何やそれ」と言ってしまうんですね。

「すみれ」が縫いあげた刺繍は、スミレ(菫)とユリ(百合)の花でした。自分と姉の名前の花、母が「はな」ですからそこにも掛かっているのでしょう。「はな」は刺繍がスミレとユリの花であることをわかっていたようです。

「すみれ」は父親に言われたことが悔しくて悲しくて、はなの手から刺繍を奪い取って病室を出ていってしまいました。悔しい・悲しい以上に刺繍がもっと上手になりたい思いが強いようで、夜なべをしていました。

ヒロインの芳根京子さんは朝ドラらしいヒロインのように感じます。本当のところはわからないですけど、清楚な雰囲気が伝わってきます。

ちなみに「べっぴん」とは「想いをこめた特別な品」という意味があるそうです。第1週の週タイトルでもあります。漢字にすると「別品」。すみれの容姿が良いという「別嬪」の意味も含まれているのでしょうけれども。

それにしてもあれですね、名前が平仮名だと文章にするときに大変ですね。変換の手間はかからないものの、助詞などと区別がつきにくいです。

 

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