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常子の母・君子が倒れ、病名はガンと判明。どの部位のガンなのでしょうか? - 朝ドラ『とと姉ちゃん』145話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年9月19日放送の145話で、常子がもう一つ夢を叶えました……が、君子さんにいよいよ最期の瞬間が近づいています。

 

 

常子が大きな家を建てる

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物語は145話から昭和39年に時代が飛んでいます。144話からは6年の時間が過ぎていることになり、昭和39年というと西暦では1964年ですから『オリンピック東京大会』、『東京オリンピック』が開催された年です。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』辺りですね。

ヒロインの「小橋常子(高畑充希)」は、以前から夢にしていた「(大きな)家を建てる」ことを実現しています。常子の目標は「一、家族を守る」「一、鞠子美子を嫁に出す」「一、家を建てる」の三箇条です。

三箇条のうち「家族を守る」は死ぬまで続くことでしょうからゴールはないかと思いますが、他は既に実現していることになります。上の妹の鞠子(相楽樹)は同じ会社『あなたの暮し出版』者の経理を担当している水田正平(伊藤淳史)と、下の妹の美子(杉咲花)は和洋食『キッチン森田屋』を営んでいる森田宗吉(ピエール瀧)とその妻・照代(平岩紙)から店を継いだ南大昭(上杉柊平)とそれぞれ結婚し、「鞠子美子を嫁に出す」目標も達成されました。

そして145話では元からあった目黒に建てられていた場所に、大きな家を建てていました。目黒の家は、常子の祖母である青柳滝子(大地真央)の図らいで、製材問屋『青柳商店』の筆頭番頭、隈井栄太郎(片岡鶴太郎)が探してくれたものだったでしょうか。要は借家なのだと思いますが、今回常子がその土地を買い上げて新たに家を建てた、ということのようです。

大きな家に、常子と母の君子(木村多江)のニ人暮しでは広すぎますから、当初は家を建てるつもりはないようでしたけど、144話でしたか、大きな家を建てて皆で住むことは常子の夢だと知った水田が、水田家も一緒に住めないかと提案し、その場にいた南もその話に乗っかっていました。水田としては、常子が忙しく帰りが遅くなる日に君子が一人きりになることと、自分も忙しく鞠子と娘のたまきを二人で家に残すことは不安だから、君子と鞠子とたまきの三人が一緒にいられることは双方にとって良いことではないか、と考えていたようです。これには皆賛同していました。

こうして、常子と君子が住む家に、水田家と南家も入って、145話現在総勢9名の大家族となりました。

 

 

水田潤と南真由美

先程は「総勢9名」と書いていますけど、計算が合いませんよね。常子と君子、水田と鞠子とたまき、南と美子……ですから、144話のままであれば総勢は7名のはず。そうです、今回から新たに2名が加わっています。鞠子たちには2人目の、美子たちには初めての子供が産まれているのです。

鞠子たちの長女である水田たまきは、145話から演者さんが代わりました。144話までは稲垣来泉さんでしたが、今回から蒔田彩珠さんが演じています。たまきは145話現在、13歳だそうですから、中学生になっていますね。セーラー服を着ていました。

鞠子たちの子供は男の子で、長男の名前は「水田潤」といいます。潤は山下心煌くんが演じています。さらに、美子たちの子供は「南真由美」という名の女の子です。真由美は上杉美風ちゃんが演じています。

潤くんは5歳、真由美ちゃんは4歳と歳が近いです。兄妹のように思っているかもしれませんね、本人たちも周りも。

 

 

100万部まであと少し

昭和39年時も、美子は仕事を続けていました。結婚後も辞めなかったようです。

このとき「あなたの暮し」は第74号まで発刊されており、74号は販売部数か発行部数かはわかりませんが「80万部」を超えています。創刊当時、社の誰かが100万部がどうたら言っていたと思いますけど、80万部まで来ると100万部はいよいよ現実味を帯びてくる目標値になります。水田も美子もそこを見据えているようでした。

また、会社が大きくなったことで女性の働き手を多く雇い入れているようでした。その一人が常子の古くからの友人である村野綾(阿部純子)です。綾は今、『あなたの暮し出版』社で正社員として働いており、雑誌の記事まで書いているようでした。綾は女学校時代、成績優秀でしたから、文才があったのかもしれません。

「あなたの暮し」編集長の花山伊三次(唐沢寿明)は未だ顕在で、145話では常子を自らの執筆室に呼び出して、久しぶりに常子に記事を書いてみないかと勧めていました。常子の文章のファンも多くいるらしく、記事を要望する手紙が届いているようです。

 

 

君子が倒れる

幸せそうに暮している小橋家、水田家、南家ですけど、ある日、君子が倒れました。病院に運ばれ診察を受けた結果、病名は「ガン(癌)」と判明しました。

ガンに侵されている具体的な体の部位は言っていませんでしたけれども、君子は左の腰を抑えている様子を見受けられましたから、腰回りのどこかになりそうです。病気に詳しくないので、腰の痛みがどういった部位から発生するものかなど、私にはさっぱりわかりません。短絡ですけど大腸ガンでしょうか。

医師によると病気の進行具合はかなり進んでいるらしく、あまり長くはないことは言葉の端々から伝わってきます。君子も家族も、悔いのないよう一日一日を大切に過ごしていただいた方が良い、と言っていました。余命幾ばくもない段階に入っているようです。

君子は病院で入院していることが寂しいと感じているらしく、常子に家に戻れないかと要望しています。常子も君子の要望に応えようとしていました。

 

 

おわりに

「あなたの暮し」の商品試験はまだ続いていました。今は砂時計を扱っているようです。砂時計が落ちる様子と、君子の命がどんどん削られている様子とが取り合わせになっていたように感じられました。砂時計の砂が全て下に落ちたとき、君子の生命も尽きるのであろうと。

そう考えると、君子が亡くなる日は思っていたより早くなりなそうな気がしてきます。早くて明日、遅くても水曜日か木曜日ではないかと。あまり引っ張らないのではないでしょうか。

と言っても『とと姉ちゃん』のドラマは今週と来週の2週分あるはずですから、早い段階で君子が亡くなってしまうと扱う題材がなくなるのではないかと心配にもなります。星野と劇的な再会を果たして結婚! なんて展開は……ないですね。

 

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