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セルピコがガッツと互角の戦いをしました!ニーナの弱さには共感できます - アニメ『ベルセルク』8話「火あぶりの夜宴」8話「魔窟の再会」の感想

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毎週土曜日02:40(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』が放送されています。

 

berserk-anime.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2016年8月27日の放送は第8話「魔窟の再会」です。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

 

このようなイントロダクションです。作品のジャンルはダーク・ファンタジーだそう。

 

 

8話「魔窟の再会」

前回7話の終わりにようやく主人公の「ガッツ」とガッツの旅の目的の一つであろう「キャスカ」との再会が果たされました。キャスカは現在、精神を病んでいるのか「あー」とか「うー」とかの声を発するだけで会話がままならない状態で、聖地「アルビオン」の売○婦「ルカ」によって匿われており、名前も「エレーン」と名付けられています。

8話では7話から引き続き邪教徒の巣窟からです。邪教徒たちはおそらく使徒かゴッドハンドと思われる悪霊の力によって力を与えられた邪教徒たちと、彼らを捕らえるために攻め込んだ聖鉄鎖騎士団による戦いが始まっています。邪教徒のうち、牡山羊の頭部を被った男が強大な力を得て騎士団の前に立ちふさがり、キャスカが身の危険に晒されたところでガッツが助けています。

牡山羊男との対決のために、ガッツは少年盗賊のイシドロとエルフのパックにキャスカを任せています。ガッツは牡山羊男を倒してから追いつこうという算段。しかし、この牡山羊男は人間を超越した身体能力を有しており、ガッツの右の義手に仕込まれた連射式ボウガンの矢をも避けてしまいます。そこでガッツは金平糖が大きくなったような形をした炸裂弾と思われる小型爆弾を使って、タイミング良く牡山羊男に投げつけ、奴の左眼付近を吹き飛ばし、悶絶しているところに大剣を振り落として倒しました。首が飛んでいます。

ガッツは急いでイシドロたちを追います。追っている道中は絶壁に人一人通るのがやっとなほど狭い道があり、そこをずんずん進んでいくと、ガッツを待ち構えている男が一人。聖鉄鎖騎士団のセルピコです。セルピコは騎士団団長のファルネーゼのお付の者、従者です。

登場当時から底知れぬ雰囲気を醸していた青年ですが、今回彼の実力が明らかになりました。どうやらセルピコはガッツと同等の実力があるようです。ガッツはパワー系ですがセルピコはスピード系で、扱う武器もガッツのような大剣ではなくレイピアでした。また、ガッツに剣を抜かせないように剣を振るい、ガッツが大剣を使えないような場所を戦いの場に選び、一度見ただけで炸裂弾を使いこなしたところからも、頭が切れる人物であることがわかります。

ガッツのセルピコの戦いは、ガッツにレイピアを折られたことがきっかけにセルピコが引く形で終えています。引き分け。ガッツは先へと急いでイシドロやパックに追いついた時にはキャスカと売○婦のニーナは聖鉄鎖騎士団に捕まり断罪の塔へと連行されてしまっていました。またもや離れ離れになるガッツのキャスカ……という話でした。

 

 

おわりに

捕まったニーナはキャスカに対して苛立ちを露わにしていました。あなたのせいだと、あなたに会ってからろくなことがないと、うざいキャラ全開でしたけど、私は彼女に共感できるんですよねぇ。私が弱い人間だからとは思いますが、登場人物の中で最も人間臭いキャラで、人間の弱いところがよく描かれているように感じられます。私も窮地に陥ったときに周りにいる人間に辛く当たってしまうだろうなと。

また、絶壁から御馳走になったキャスカが高い身体能力を見せたシーンは、彼女が本物のキャスカである

それと、キャスカを騎士団に連れて行かれてしまい、ガッツのとの約束を守れなかったイシドロが、ガッツに胸ぐらをつかまれたときに、目に涙を浮かべていました。義理堅い男の子なんですね。彼の成長も楽しみです。

次回はガッツとイシドロとルカとでアルビオン修道院へと向かいます。パックは先に潜入。異端審問官モズグスとの戦いが待っているのでしょうか、もう少し先かもしれませんね。

 

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