毎週日曜日07:00からTBSで放送されている健康情報番組『健康カプセル！ ゲンキの時間』、2016年8月21日の放送は「〜身長、縮んでいませんか？〜 骨がボロボロ！『いつの間にか骨折』の恐怖」の特集が組まれていました。
「〜身長、縮んでいませんか？〜 骨がボロボロ！『いつの間にか骨折』の恐怖」
2016年8月21日放送の『ゲンキの時間』は「〜身長、縮んでいませんか？〜 骨がボロボロ！『いつの間にか骨折』の恐怖」でした。骨粗しょう症の話から骨折の話になっていました。
自分が気が付かない内に骨折をしていることがあるのだそうです。「いつの間にか骨折」は骨が脆いから起こっていて、その場合、他の部位も連鎖的に骨折する可能性があるそうです。特に危険な部位は「脚の付け根」で、生存率が5年が50%にまで下がると言われている危険な骨折だそうです。
骨粗しょう症とは？
骨粗鬆症（こつそしょうしょう、もしくは「骨粗しょう症」osteoporosis）とは、骨密度の低下または骨質の劣化により骨強度が低下し、骨折しやすくなる疾患あるいはその状態を指す。
まず「骨粗しょう症（こつそしょうしょう）」とは何か？ といいますと、骨粗鬆症のWikipediaには上記のように書かれています。骨密度や骨強度が低下することで骨折しやすくなっている疾患や状態を示すそうです。
番組でも言っていましたが「患者の8割は女性である。高齢の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が、患者になっている可能性があるとされる」ということで女性に多く現れる症状とのことですが、男性も全体の2割もいるのですから自分は男だから大丈夫と思わない方が良さそうです。油断大敵。
骨折リスク回避のための「骨密度と骨質アップ法」
番組では骨粗しょう症や椎間板症、危険な脚の付け根の骨折からのドミノ骨折を防ぐための「骨密度＆骨室アップ法」が紹介されていました。運動と食事の両面です。
紹介されていた運動は「片足立ち」です。片足立ちをすると1本の脚に力がかかるため、骨を刺激する効果があるということでした。40名の骨粗しょう症患者が両足1分ずつ1日3回の片足立ちを行ったところ、7割の方の骨密度が増加したそうです。運動の注意点は決して無理はしないことです。
食事は、ヨーグルトや小松菜などからカルシウムを、鯖（サバ）の味噌煮など魚料理からはカルシウムの吸収を助けるビタミンDを、納豆からは骨の形成を助けるビタミンKを、魚や葉物野菜からは骨質を良くするビタミンB6・ビタミンB12・葉酸といったビタミンB群をそれぞれ摂取し、骨質を良くします。
骨パーフェクトドリンク
さらに、スタジオでは「骨パーフェクトドリンク」なるものも紹介されていました。
「骨パーフェクトドリンク」の2人分の材料は、「牛乳」が300ccに「バナナ」が1本、「きな粉」が大さじ1杯、「小松菜」が10g（葉3枚ほど）、「ハチミツ」が大さじ1杯です。きな粉はイソフラボンが女性ホルモンに似た働きをしてくれ骨密度の維持を助けてくれますし、ハチミツは砂糖に比べて低糖質でビタミンB群も含まれていて骨質を上げるのに最適だそうです。
「骨パーフェクトドリンク」の作り方は上記の材料をミキサーにかけるだけ。簡単でお手軽ですね。
加えて、先生はビタミンDを体内で作るために、太陽光に手のひらを15分間当てるように言っていました。太陽を浴びながら15分かけて骨パーフェクトドリンクを飲めば、本当のパーフェクトになるということでした。
おわりに
前述の「骨パーフェクトドリンク」は、それだけを摂取すれば他には何も要らないということではありません。朝昼晩、バランスの取れた食事を3食きちんと摂ることが前提になっています。いくら骨パーフェクトドリンクを飲んで骨密度と骨質が上げようとしたとしても、元々の生活習慣が乱れていては身も蓋もないということですね。
骨粗しょう症と椎間板症ですか……怖いですね。私は腰痛持ちなので椎間板症の話を聞いたときに変な汗が出てきました。加齢によって23個ある椎間板の水分が少なくなると身長が2cm以上減ることもあるそうですよ。椎間板症はタバコを吸っている人がなりやすいということでした。
