毎週月曜日00:00(日曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『orange』が放送されています。オレンジ。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
本日24:00からTOKYO MXとAT-Xにて、24:30からBS11、25:05からはテレビ愛知にて第5話放送です。萩田が貴子にギュッとされているのはなぜでしょう? 答えは本編をお楽しみに! #orange_a pic.twitter.com/I6g60ikfgc
— TVアニメ「orange」 (@AnimationOrange) 2016年7月31日
2016年8月1日の放送は第5話です。サブタイトルのない作品のようです。
イントロダクション
高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?
このようなイントロダクションです。
LETTER 5(5話)
5話は、ヒロインの「高宮菜穂(たかみや・なほ)」と転校生の高校2年生「成瀬翔(なるせ・かける)」の距離がどんどん縮まっていく回でした。翔からヘアピンをプレゼントされたり、一緒に図書館でテスト勉強をすることになったりです。
しかも、あの奥手の菜穂から文化祭終わりに打ち上げられる花火を一緒に見ようとまで言っていました。仲間の「須和弘人(すわ・ひろと)」、「村坂あずさ(むらさか・あずさ)」、「茅野貴子(ちの・たかこ)」、「萩田朔(はぎた さく)」も一緒……ではなく2人でとまで言い切っていましたね。このときばかりは菜穂はもちろんのこと翔も頬を赤らめていました。お互いに気持ちはハッキリ認識している段階まで来てしまいましたね……あとは告白するだけ。
ヘアピンを受け取るときもそうですけど、須和もあずさも貴子も萩田も皆気を使って菜穂と翔を二人きりにしてあげている良い奴らなんですよね。また、翔は須和が菜穂のことを好きなことに気がついていましたし、あずさや貴子は例え須和が菜穂のことが好きであっても菜穂の味方だから翔との恋が上手くいくように菜穂を全力でサポートすると真顔で宣言していて、それを須和は笑顔で受け入れていました。自分の想いを封印してでも好きな人には幸せになってもらいたいという……良い奴扱い止まりになってしまうパターンですね、これは。
前回、翔と付き合ったけどフラれたであろう上田先輩は、まだ翔のことを好きなのかどうかは不明ですが、翔と菜穂が2人でいるところを目撃したことで菜穂に目をつけ、菜穂を呼びつけていました。上田先輩は友達2人を連れて来ていて、ただでさえ気の優しい菜穂は先輩3人を相手に責め立てられていました。翔と付き合ってるのかということと、髪にとめているヘアピンを見せてくれない?と。上田先輩はヘアピンが翔からもらった物だと目星をつけていたみたいですね、鋭い。
そんな菜穂のピンチを救ったのは須和でした。後輩女子3人に誘われて校舎脇を歩いていたところ、たまたま菜穂が上田先輩たちに絡まれているところを目撃し、後輩に先へ行かてから自分は菜穂を救出に行きました。マジイケメン。
化学の授業でパラレルワールドとワームホール理論
5話では化学の授業では先生がパラレルワールドとワームホール理論について語っていました。ブラックホールの時空の歪みからタイムスリップできる説、ブラックホールを生成できればタイムマシンを作ることができるであろうと。
パラレルワールド(parallel world)とは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。
ワームホール (wormhole) は、時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域でトンネルのような抜け道である。
パラレルワールドとワームホールに関するWikipediaではそれぞれこのように説明されています。私はすぐにアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』を思い出しました。
10年後の未来から送られてきたと思われる手紙は、その内容と菜穂が直面している現実とが齟齬を見せ始めています。それは過去を変えたからそこから生じる出来事も当然変化していきます。しかし、過去を変えているのに手紙の内容は変わらないのかどうしてか? と菜穂は考えていました。もう一つ別の過去(別の時間軸)が存在しているということ?どんなに過去を変えても未来は変わらないということ?と。
おわりに
翔と菜穂が2人でお弁当を食べているとき、翔から過去と未来とで行けるならどっちに行きたいかという話が出てきました。菜穂は未来と答えます。どうせ過去を変えられないならどんな未来かを知った上で現在を変えたいと。翔は過去と答えます。過去が変えられなくても心は軽くなるかもしれないと。後悔がどうたら言っていましたが聞き取れませんでした。
翔の後悔は母親が自数してしまったことでしょう、たぶん。あの日の放課後、菜穂たちと一緒にいないで真っ直ぐに家に帰っていれば母親を救うことができたかもしれない……ということかなぁと思います。その日母親を救えたとしても母がタヒぬという事実は避けられないことかもしれない、それでも過去へ行って母親と話して理由なり思いなりを聞き出せれば……と翔は考えているように思います。
それにしても須和ですよ、イケメンすぎますね。逆に、翔、お前は何をやっているんだと言いたくもなります。上田先輩と安易に付き合うから、すぐに別れなくてはならなくなったし、菜穂にも危害が加わりましたし……。須和の評価がうなぎ登りで翔の評価がだだ下がりですよ、私の中では。翔がタヒんで欲しくはないですけど、未来の通りに須和は菜穂と結婚して欲しいです。