ディスディスブログ

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箸を使ったカボチャの切り方が目のウロコでした - アニメ『甘々と稲妻』4話「きらいな野菜とコロコログラタン」の感想

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毎週月曜日01:05(月曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『甘々と稲妻』が放送されています。

 

www.amaama.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2016年7月26日の放送は第4話「きらいな野菜とコロコログラタン」です。

 

 

イントロダクション

ひとり娘と二人でクラス高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き! あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!

 

このようなイントロダクションです。

本作は漫画が原作だそうです。作者は雨隠ギドさん。掲載雑誌は講談社『good!アフタヌーン』、単行本はアフタヌーンKCから6巻(記事作成現在)まで出版されているとのことです。作品のジャンルは料理になるのでしょうか。

 

 

4話「きらいな野菜とコロコログラタン」

4話は野菜回です。ヒロインの「犬塚つむぎ(いぬづか・つむぎ)」が前回の幼稚園でのケンカとは別の意味でのテンションガタ落ち回でもありました。サブタイトルの通り、つむぎは野菜が好きではありません。トマトは好きみたいですけど。

つむぎの父親で高校教師をしている「公平(こうへい)」は、学校の同僚の体育先生から野菜をもらい、家に帰ってからも実家から宅配便が届けられそこにも大量の野菜が入っていました。カレーを作れと言わんばかりの野菜だったと思いますけど、公平はお弁当を作るために作り置きしていたハンバーグのタネを使って、ピーマンの肉詰めを作りました。

ところが、つむぎはピーマンが苦手なようで、ピーマンと肉の分離から始まり、次に何とか勇気を振り絞って少しだけピーマンを噛じったのですが……泣いてしまいました。

 

 

公平はつむぎのピーマン嫌いを解消してもらいたいと、公平が副担任をしているクラスの女生徒、「飯田小鳥(いいだ・ことり)」に相談して、小鳥の実家である小料理屋「恵」で3人一緒に色々な野菜をたっぷり使ったグラタンを作ることになりました。上記Twitterリンクの画像のような、ミニトマトを乗せて焼いたグラタンです。つむぎは野菜洗いと、ソース作りが失敗しないように歌で応援する係を任されて……というお話です。

 

 

新キャラ「小鹿しのぶ」登場

4話になって新キャラクターが登場しました。「小鹿しのぶ(こじか・しのぶ)」です。CVは戸松遥さん。

しのぶは小鳥と同じ高校に通う友人です。小鳥とはクラスが異なり、公平の授業も受けていないようです。実家は小鳥の家、小料理屋「恵」と同じ商店街で青果店を営んでいるそう。兄弟がいて小さな子の面倒見がよく何かと気が回る子で料理も上手ということです。公式Webサイト「キャラクター」ページより。

4話でしのぶは教室で独り昼食を採っていた小鳥の様子を見に来ていました。しのぶが「友達できたか?」と聞くと小鳥は「まだ!」と即答していました……小鳥、強いです。ハッキリ「まだ」と言える勇気。

お昼のお弁当を一緒に食べることになった2人、小鳥はお弁当のようですがしのぶは風呂敷包みからいわゆる「爆弾おにぎり」を1個取り出して頬張っています。豪快です。

 

 

ベシャメルソースで野菜を隠したグラタン

小鳥はどうしてグラタンを選んだのかについて「野菜をちっちゃく切って、皆大好き“ベシャメルソース”で隠しちゃおうって作戦です」と公平に言っていました。材料的には普通にカレーを作ればよかったのではないかと思わなくないですが。

 

ベシャメルソース(仏:sauce béchamel)は、白あるいは黄色いルーを牛乳で溶いて煮詰めた白いソースである。[1]
(中略)
作り方は、熱した牛乳を撹拌し、小麦粉とバター(バターと小麦粉は1対1)を加熱して混ぜたルーに徐々に加え、濾して仕上げる。また、小麦粉とバターを練り込んだ合わせバターのブール・マニエ(en)を、熱した牛乳に加えて泡立てて作ることもできる。

ベシャメルソース - Wikipedia

 

ベシャメルソースのWikipediaにはこのように書かれています。小鳥は「西洋料理で使われる白いソース全般を指してホワイトソースと言いますが、その中でも牛乳をベースにルーを伸ばしたものをベシャメルソースと言いまして……」と説明していました。なるほど。

小鳥はベシャメルソースに細かくカットした野菜を入れるという意味ではなく、あくまで普通にカットしたたくさんの野菜の上からベシャメルソースをかけて隠してしまおうという作戦に打って出ました。

しかし、野菜をカットをするときに玉ねぎやジャガイモやニンジンと一緒に、ピーマンをそのまま並べていました。それはつむぎにバレてしまわないのかと観ていて思いましたが……。ただ、中身をくり抜いた赤ピーマンをコップにして、中に入れたグレープフルーツジュースをつむぎは美味しそうに飲んでいたので問題なかったのかもしれません。

 

 

 

おわりに

出来上がったグラタンをつむぎは美味しそうに食べていました。成功です。ピーマンを口にした時に苦味を感じたようですけど、苦くてもしっかり飲み込んでいて、今度はなくことなく笑顔でした。完食です。

個人的に目からうろこだったのがカボチャのカットの仕方です。カボチャの中心に箸をぶっ刺してから箸を抜き、抜いた穴に包丁の先端を入れると良いそうです。反対側も同様に行うと後は手でパカっと割れるとか割れないとか。試していないので何ともいえませんが、カボチャは硬いですから箸が折れるのではという懸案があります。

公平は嫌いなものを無理に食べさせたくないと言っていました。しかし、自分が美味しいと感じた嬉しさをつむぎにも味わってもらいたいと思って小鳥と一緒にグラタンを作ることに決めていました。私はほとんど嫌いなものがないのですが、それでも嫌いなものを無理に食べる必要は全くないなぁと感じます。嫌いなものがあり過ぎるのはもんだいですが、嫌いなものが1つや2つや3つあっても生きていけます。

ていうかもはや公平と小鳥は付き合っているどころか夫婦のような仲の良さ・連携の良さを見せていますね……この2人の関係はどうなるのか、この進展は全くなかったと思います。

 

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