ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

リディ・マーセナスは何をしたいのか。アッシマーの後継アンクシャがあっさり撃沈… - アニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』14話「死闘、二機のユニコーン」の感想

スポンサーリンク

毎週日曜日07:00より、テレビ朝日にてアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』が放送されています。

 

www.gundam-unicorn.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

2016年7月17日の放送は第14話「死闘、二機のユニコーン」です。先週は参院選のためだったでしょうか、UCの放送はお休みでしたので二週間ぶりです。少し前も何かで放送がなくなったため、最近は飛び飛びで存在を忘れそうになります。

 

 

14話「死闘、二機のユニコーン」

かつてコロニーが堕ちた場所、オーストラリアのトリントン基地にて、主人公バナージ・リンクスの乗るガンダムユニコーンと、地球連邦軍ロンド・ベル隊のラー・カイラムから出撃したリディ・マーセナスの乗る「デルタプラス」の前に、ロニを助けられず焦燥しているバナージの目の前に黒いユニコーンガンダム「バンシィ」が現れます。

バンシィに乗っているのはマリーダ・クルス、今はアナハイム社のマーサ・ビルト・カーバイン等に再調整を受け、マーサの弟であるアルベルト・ビストをマスターと呼び、従っています。また、マーサたちの乗る超大型輸送艦「ガルダ」はその手の内に本作ヒロインのミネバ・ラオ・ザビを収めており、バナージに「ラプラスの箱」への新たな座標を話させるべくミネバを交渉に利用しようとしています。

地球連邦軍ロンド・ベル隊の旗艦「ラー・カイラム」のブライト・ノア艦長は、バナージに歴代のガンダムのパイロットと同じものが見ています。ブライトはベルトーチカ・イルマやカイ・シデンと連携を取って、ガランシェールとの共同作戦を取り、さらにネェル・アーガマにも連絡を取ってミネバ奪還作戦を提案し、バナージを送り出しました。

ジオン残党軍「袖付き」の偽装貨物船「ガランシェール」にとって、というよりガランシェールの艦長スベロア・ジンネマンにとっては、本作戦はミネバだけでなく、マリーダを取り戻す作戦になります。

ガルダに乗るマーサやアルベルトとしては当然ミネバ奪還作戦を阻止すべく動き、よりによってマリーダにその役目を負わせます。相手がユニコーンですから戦えるモビルスーツは同じガンダムユニコーンであるバンシィしかいないと思われるので他に手はないのですが。

ユニコーンはデストロイモードにチェンジしたバンシィに苦戦します。一方でデルタプラスに乗るリディがガルダに乗り込みミネバを救い出そうとします……が、ミネバはリディを拒否し自ら空中へと身を投じました。心にバナージのことを強く想いながら。ミネバの心はバナージに届き、ユニコーンに救出されます。

ユニコーンは再びバンシィと対峙、2機が交錯しつつガルダ内へと乗り込むと、そこにはミネバ救出のため(マリーダ救出のため)に単身ガルダに乗り込んでいたジンネマンもいました。かつてのマスターであるジンネマンを目の当たりにして混乱するマリーダ、更にリディが不意に言葉にした「くっ……このガンダムめが!」の台詞によって、一線を越えてしまったマリーダは気を失い、それと同時にバンシィのデストロイモードが解除され、マリーダはバンシィのコクピットから吐き出され、ジンネマンの元へと戻りました。

ガンダムは敵だと意識を植え付けられたマリーダは、自らが敵であるガンダムに乗っていることへの矛盾に耐えられなかったということで良いでしょうか。

 

 

アンクシャ

 

今回は「アンクシャ」が登場していました。上に貼ったTwitterの画像がアンクシャです。

「アンクシャ (ANKSHA) 」は型式番号RAS-96、NRX-044「アッシマー (ASSHIMAR) 」の後継機です。「整備効率と生産性を求めた連邦軍の意向により、主力量産機であるジェガン系モビルスーツと規格の共通化が図られ、大気圏内運用に特化した可変モビルスーツとして完成した機体」とのことで、マーサたちの乗っているガルダに配備されていました。

アッシマーというと『機動戦士Ζガンダム』、いわゆるグリプス戦役において、連邦正規軍側に登場したブラン・ブルターク少佐が乗っていた可変モビルアーマーですね。彼はティターンズではなかったはず。またダカールにおいても数機のアッシマーが登場したと思います。

14話のアンクシャはユニコーンに襲いかかるもユニコーンの返り討ちに遭って両腕を切り落とされ、バンシィのビームを受けて撃墜されていました。一方、ブランの乗るアッシマーはというと、ケネディ宇宙港にてエゥーゴのロベルト中尉が乗るリック・ディアスを撃墜、ヒッコリー基地においてはカミーユ・ビダンの乗るガンダムMK-Ⅱを追い詰めていましたが、確かアムロ・レイの乗るリック・ディアスに撃ち墜とされたはずですが、強かったですね。当時はティターンズ側から可変機が続々と登場していて、ガンダムMk-Ⅱなどモビルスーツが時代遅れになりつつあった時期でした。

翻ってアンクシャはアッシマーと異なり、連邦側のMSを思わせるゴーグルタイプのカメラアイにデザインが変わっています。アッシマーはジオン系列のMSを思わせるモノアイのカメラアイを持っていて、ドムやドライセンを想起させる頭部形状をしていました。

私は子供時代にΖガンダムを観ていて、どちらが敵なのかわからなくて混乱したのですが、その大きな要因にこのカメラアイの仕様があったと思っています。ジオン=敵=モノアイという認識があったので、どうして連邦=味方(連邦が味方だと思い込んでいました)のMSがモノアイなの???と。

 

 

おわりに

 

「君はここで待っていて、いいね?」と言ったバナージの言葉に、ミネバは「はい。頼みます、バナージ・リンクス」と素直に返事をしていました。デレた瞬間になるのでしょうか。想っている人に心が届いたのですからデレたくもなりますよね。

問題はリディです。彼は一体何をしたいのでしょう。地球に降りたときに父のローナン・マーセナスからマーセナス家のことと「ラプラスの箱」の正体を聞かされています。彼は「ラプラスの箱」をどうしようとしているのか、それが今後の物語の大きな鍵となっていきます。

といっても私はEpisode7を観ていないので結末を知りません。今のところは観ている範囲内です。

 

dysdis.hatenablog.com