ディスディスブログ

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鷹の団の長だった「グリフィス」がガッツが旅をする理由でしょうか? - アニメ『ベルセルク』2話「聖鉄鎖騎士団」の感想

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毎週土曜日02:40(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』が放送されています。

 

berserk-anime.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

2016年7月16日の放送は第2話「聖鉄鎖騎士団」です。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

 

このようなイントロダクションです。本作は漫画が原作だそうです。作者は三浦建太郎さん、掲載誌は「ヤングアニマル」で、1989年から連載が開始され未完です。記事作成現在ジェッツ・コミックスから38巻まで発刊されているようです。ジャンルはダーク・ファンタジーだそう。

『ベルセルク』のアニメ化は今回で2度目なのでしょうか。私は本作の名前は聞いたことがありますけど、読んだことはありません。アニメも見たことがないです。

 

 

2話で登場した人物

2話で登場した人物です。公式WebサイトのCHARACTERページを見ました。

まずは「ファルネーゼ」、CV日笠陽子さん。チューダー帝国法王庁直属「聖鉄鎖騎士団」団長。名門貴族の生まれの乙女で、自他に厳しい高潔な人柄の持ち主とのことです。実践未体験だったようです。中身がすっからかんだと主人公のガッツに言われ逆上していましたね。

「セルピコ」、CV興津和幸さん。「聖鉄鎖騎士団(せいてっさきしだん)」所属、ファルネーゼの従者の青年です。紋章官(もんしょうかん)と言っていたでしょうか。員発の優男で笑顔の絶えない人物ですけど、ガッツがファルネーゼを襲った際、痛めている左脚に木の枝をピンポイントで投げつけていたのは彼と思われることから、相当に実力がありそうです。常に笑顔のキャラクターは心に一物ある人物であることが多いですが……。

「アザン」、CV安元洋貴さん。「聖鉄鎖騎士団」副団長のおじさん。2話でガッツと1対1を挑んでいました。ガッツは傷が癒えていない中での戦闘でしたが、それを差し引いても実力はありそうです。長大な鉄棍を自在に操ることから、「鉄棍鬼」の異名を持つとのこと。ガッツもアザンの名を知っていたので、有名な騎士のようです。

他には、後述する鷹の団の「キャスカ」、CV行成とあさん。同じく「グリフィス」、CV櫻井孝宏さん。この2人が噂話やガッツの回想でしか登場していなかったと思いますが登場していました。このキャスカとグリフィスは物語の大きなカギを握る存在になっていそうです。

 

 

聖鉄鎖騎士団とは?

2話のサブタイトルになっている聖鉄鎖騎士団が、2話の冒頭から登場しました。

セルピコが言うには、「聖鉄鎖騎士団は別名“お坊ちゃま騎士団”。跡目を戦に取られたくない大貴族が箔付けと安全策のために入団させたボンボンの集まり。実戦の経験のある者なんてほとんどいやしませんから」という内情だそうです。

実際に、ガッツを囚えようとして騎士団で取り囲みましたが、ガッツの「ドラゴンころし」に文字通り一刀両断のフルボッコの目に遭っていました。ファルネーゼも実戦経験はないに等しいみたいなので、実質アザンだけが頼りの一団なのでしょう。セルピコは今のところ能力は不明ですが、先述したようにアザン以上の実力者である可能性は低くないでしょう。

 

 

2話「聖鉄鎖騎士団」

傷が癒えていないこともあってガッツは聖鉄鎖騎士団に囚えられました。黙示録の予言を調査していて「黒い剣士」のガッツに対してその嫌疑が向けられたということでした。

「ミッドランドに雇われていた傭兵団“鷹の団”、連戦連勝の精鋭部隊、勇猛無双を謳われたが、王家に謀反を企み賞金をかけられた。ところがこの鷹の団も一夜にして姿を消した。誰かが賞金を手にしたという噂も聞かぬ。何者かに全滅させられたのか、とにかく生き残りがほとんどいないのは確かだ。鷹の団の長はグリフィス、これが行方不明になった後代理で指揮を執っていたのは女だったとか。鷹の団の切り込み隊長は大剣を軽々と振り回し百人斬りの逸話もある。その方に特徴が似ているな。名前も確か‥‥‥」

これはガッツを尋問にかけたファルネーゼが彼に向けて言っていた台詞です。女性がキャスカなのでしょう。

パックの助けを得て檻を抜けだしたガッツは、ファルネーゼを捕らえて人質にし、馬に乗って逃げました。

 

 

おわりに

あの闇の存在、というか魔の存在がどうしてガッツを付け狙うのかの理由がわからないのでモヤモヤした状態が続いています。右の首?肩?にある焼印が呼び寄せているのでしょうけれども、あれは一体何なのか、気になります。おそらくグリフィスに絡んだことなのでしょう。グリフィスが鷹の団を去った理由ともリンクするはず。

ガッツの回想からすると、グリフィスは鷹の団内で親友のような存在だったはずです。それなのにガッツはグリフィスに裏切られたか何かをして、彼を追う旅に出ているというところでしょうか。グリフィスもそれをわかっているから、ガッツを倒すべく魔の者を差し向けている的な。その復讐劇の大きな原因となっているのがキャスカです、たぶん。

そうだとすると、何となく『ベルセルク』は『北斗の拳』を想起させる物語だなぁ、と感じます。ガッツが北斗神拳伝承者「ケンシロウ」で、グリフィスが南斗聖拳の使い手「シン」、キャスカがケンシロウの許嫁「ユリア」です。ケンシロウはシンに大きな傷を負わされた上にユリアを奪われ、ユリアを取り戻すべくシンを追う旅に出ました。

2話でガッツに連れ去られたファルネーゼはこのままガッツと旅をすることになりそうですね。ガッツたちを追ったセルピコも同行するのでしょう。

 

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