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花山伊三次が「8月15日、全てに気づいた」こととは何でしょうか? - 朝ドラ『とと姉ちゃん』86話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年7月12日放送の86話で常子が花山伊三次に雑誌の編集者としてスカウトしていて、花山が出版に関わる仕事を固辞する理由が明らかになろうとしています。

 

 

花山を編集として勧誘する

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの小橋常子(高畑充希)は務めていた「甲東出版(こうとうしゅっぱん)」を退職して、自分で出版社「KT出版」を立ち上げ、常子は自分が文章を書き、上の妹の鞠子(相楽樹)にページの見出しなどを付けてもらい、下の妹の美子(杉咲花)には絵と裁縫の知識を借りて、街にいる米軍将校や外交官の家族の装いをヒントに、女性のお洒落をテーマにした雑誌『スタアの装ひ』を作ります。

雑誌を闇市で売り始めると自分たちも呼びこみを行ったことで売れに売れ、その日のうちに最初に刷った分は売り切れていました。常子たちは増刷をして再度闇市へ行きましたが、闇市には『スタアの装ひ』の類似品が出回っていおり、それらはより良い紙質、より安価で展開していたこともあって、大量に売れ残ってしまいます。

失敗の原因を探ろうと「甲東出版」へ出向くと、記者兼作家の五反田一郎(及川光博)から花山伊三次(唐沢寿明)を紹介されました。早速、常子は花山家に向かうと花山の妻三枝子(奥貫薫)は優しく出迎えてくれます。当の花山は手伝う気はさらさらなく、『スタアの装ひ』をぼろくそに酷評します。

「何を見せたいんだ? 文章か? 洋服か? テーマは何だ? どのページを見ても同じような割り付けで飽き飽きする。(中略)そもそも君は読者を想像できていない。外国人や一握りの令嬢が着るような浮世離れをした服を着させて何になる? 周りを見てみろ、焼け野原の中、食う物も着る物も最低限しかない中で生きているだ。作り方を教わったところで材料などどうやって手に入れる? 型紙も載せないで読者が本当に作れると思うのか?」

花山はこのように言っています。酷評ではありますが花山の指摘は的を射たもので、聴いていた常子は落ち込むどころか花山に感銘を受けていました。

 

 

喫茶店「珈琲 巴里」

花山は現在、品川にあるバラックで喫茶店「珈琲 巴里(パリ)」を営んでいます。花山は、関元和士郎(寺田農)という老人と一緒に経営しているようです。

バラックとは災害などで被災地に建てられる仮設の建物のことです。サッカー選手ではありません。バラックではありますが、店内は綺麗に整頓されていて、花山が描いたと思われる絵も飾られていたり、カップなども清潔に保たれている様子を伺えました。

常子は喫茶店を訪れ、再び花山に会おうとしています。今度は花山をKT出版の編集長として勧誘しようと画策中です。当然、花山はそれを断ります。帰れとも言われますが、常子は帰れと言われて素直に帰るようなタマではありませんで、客としてコーヒーを頼み居座ろうとします。すると今度は花山が仕事を関元に任せて店を出て行ってしまいました。

 

 

花山が気づいたこととは何か?

常子は花山を編集長として勧誘することと、もう一つ五反田から聞いた「花山は二度とペンを握らない」と決めた理由を知ろうと聞いていました。

花山が店を出て行くと、関元が「息子と彼は戦友だったんだ」と語り始めます。花山は満州で結核にかかって、戦友たちを残して一人日本へと帰国することになり、後ろめたさを感じていたそうです。日本に戻ってからは少しでもお国のために貢献しようと、内務省に入って宣伝の仕事を引き受けていました。関元の息子さんは兵役が満期になり一時は日本に戻って来たそうですが、再召集されて戦タヒされたとのこと。そんな縁があって、関元は花山から喫茶店で働かないかと誘われたのだそうです。

「8月15日、全てに気づいた」

関元は花山がそう言ったことを聞いています。花山は8月15日に何に気がついたのか、関元もそれはわからないそうです。しかし、そこにこそ花山がペンを握らなくなった理由が隠されているのでしょう。

 

 

おわりに

花山の家には箱に入った筆記道具がそのまま残されていました。ペンを握らないと決めたようですけど、ペンを折ることはできていません。どこかに未練があるのだろうと思われます。明日の放送で花山から常子に「8月15日に何に気がついたのか」が語られそうですので、楽しみに待ちましょう。

闇市では、鞠子と美子が『スタアの装ひ』を7円から4円へと値下げして売り切ろうとしています。売れていないようですが。そこで勝俣州和さん演じるあっち方面の方々に絡まれていました。ショバ代払ってやっていることだろうな?というよくあるあれです。鞠子たちのピンチは露天商組合の経理担当である水田正平(伊藤淳史)によって救われました。救ってもらっただけでなく、好きな鞠子のために雑誌を置いてくれる露店まで探してくれるそうです。鞠子はいつからそういうキャラになってしまったのでしょう……脚本家さんのブレが気になります。

 

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