ディスディスブログ

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常子たちの女性向けファッション雑誌『スタアの装ひ』は売れていましたが闇市で何かが起こったようです - 朝ドラ『とと姉ちゃん』83話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が2016年7月8日放送の83話で、常子たち三姉妹が作った雑誌が売れに売れていました

 

 

スタアの装ひ

www.nhk.or.jp

 

81話でヒロインの小橋常子(高畑充希)は務めていた「甲東出版(こうとうしゅっぱん)」を退職して、自分で出版社を立ち上げ、自分たちで女性の助けにたるための雑誌を作ることになりました。

常子は自分が文章を書き、上の妹の鞠子(相楽樹)にページの見出しなどを付けてもらい、下の妹の美子(杉咲花)には絵と裁縫の知識を借りて、街にいる米軍将校や外交官の家族の装いをヒントに、女性のお洒落をテーマにした雑誌『スタアの装ひ』を作ります。出版社の名前は「KT出版」となったんでしたか。歯磨き粉もKTでしたね、「Kohashi Tsuneko」の頭文字を取って付けた。

この時代の雑誌の制作は、紙を自分たちで調達して記事と紙のいずれも印刷所に持って行かないといけないらしく、大量の紙も自分たちで仕入れていました。その際には伯父の鉄郎(向井理)にも手伝ってもらい闇市で購入することにしましたが、業者から粗悪な紙「仙花紙(せんかし)」を高値でふっかけられてしまいました。

ところがそこへ、露天商組合で働く水田正平(伊藤淳史)がやって来て、常子たちを助けてくれました。水田のおかげで業者の悪巧みを暴け、以降の交渉を優位に進められるようになって紙をかなり安く手に入れられました。

 

 

スタアの装ひは売れたのかどうか

構想から数ヶ月、とうとう出来上がった『スタアの装ひ』は闇市で売ることにしました。当初は書店に置かせてもらう予定でしたが、実績重視のため断られていたようです。書店側も売れないと困りますからね。呼子には母の君子(木村多江)も参戦です。

『スタアの装ひ』はその日のうちに完売するほど大盛況となりました。後日ももっと売って行こうと意気込んで闇市に向かったところ、常子たちが見た光景は……というところで83話が終わりました。

 

 

おわりに

おそらく闇市には類似品が多数並んでいたのでしょうね。『スタアの装ひ』が売れている様子を見た露天商たちが後追いで同じような女性向けのファッション誌を作ったのだと思います。お金をかけて良い紙を使って。

2016年7月8日放送の『あさイチ』は、『とと姉ちゃん』で甲東出版の記者である五反田一郎役を演じている及川光博さんがゲストトークに出演していまいた。83話で五反田は大学の先輩である花山伊佐次(唐沢寿明)と飲み屋で飲んでいるシーンがありました。五反田は花山に常子が自分で出版社を立ち上げた話をしており、今後常子と花山の関わりを示唆しているようです。

ライバルの出現で売れなくなった『スタアの装ひ』を花山に見てもらい、常子たちの雑誌の良くないところを指摘してもらうのでしょう。その中で、出版に関わることを止めたと言い張る花山の考えが変わっていき、常子と雑誌を作っていく決意を固めていく、という流れになるのかなと考えています。合っているかはわかりません。

個人的に、82話で鞠子が見出しというかコピーを考えているシーンが面白かったです。元々作家志望で大学の文学部に進学するほどの鞠子ですから、彼女が活き活きとしていました。「その一瞬は 永遠だから」とか「その彩りが 時を止める」とか、見ているこちらが恥ずかしくなるような言葉ですけど、鞠子が自信満々に家族に見せている様子が何とも可愛らしかったです。これも花山にコテンパンにされそうですけどね。

そうそう、鞠子は水田から好かれているようで……そちらの展開も気になります。

 

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