ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

恐怖克服法「呼吸法」と「筋弛緩法」のやり方が紹介されていました - NHK『あさイチ』

スポンサーリンク

平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2016年6月29日は「夏の恐怖スペシャル」の特集が組まれていました。

 

 

夏の恐怖スペシャル

www1.nhk.or.jp

 

2016年6月21日のテーマは「恐怖」です。といっても怪談話や心霊写真的な特集ではなく、恐怖を感じる脳と身体のメカニズムの話でした。

人が怖いと感じることは様々あります。うる星やつらの面堂終太郎のように暗いところや狭いに恐怖を感じたり、高いところ、人前で話すこと、虫やヘビ、雷などなど本当に様々です。

恐怖を感じることそのものは、実を守るための反応としては大切なものだということがあさイチでは説明されていました。その「恐怖」との上手なつきあい方が紹介されています。例えば、恐怖心の克服方法ですとか、子供が自分で自分の身を守れるように「怖い」という感覚を身に付けさせる方法とかです。

 

 

「呼吸法」と「筋しかん法」

個人的に最も気になったことは、恐怖の克服方法です。具体的には「呼吸法」と「筋弛緩法(きんしかんほう)」が紹介されていました。これらは恐怖を感じる前でも恐怖を感じている最中でも効果があるとのことです。

 

呼吸法のやり方

「呼吸法」の方法は、椅子に座って、お腹に手を当ててゆっくりと呼吸するだけです。

腹式呼吸で、鼻からお腹へ空気を入れていきお腹を膨らませ、鼻もしくは口からお腹をへこませながら吐いていきます。3秒かけて息を吸い、6秒かけて息を吐く、これを繰り返します。

どのくらいの回数・長さ・時間を続けるかは、気持ちが落ち着くまで、です。手を置く場所はお腹ではなく太ももに乗せるだけでも大丈夫みたいですけど、あさイチでは腹式呼吸をわかりやすくするためにお腹に置いて行われていました。

 

筋弛緩法のやり方

「筋弛緩法」の方法は、椅子に座って、手のひらを上に向け、親指を中に入れて拳を握ります。両拳を口の前辺りに持ってきて、両腕を付け、腕・肩・首・顔の順番に上半身にギュッと力を込める状態を7秒続けます。7秒経ったら腕を下に下げて上半身をリラックスさせて12秒キープします。これを3回ほど繰り返すだけです。

番組では言われていなかったと思いますけど、「筋弛緩法」は7秒間上半身を力む動作を3回も続けなければいけないので、高血圧の方だったり心臓が弱い方は危ない気がします。そういう方はこちらは行わないで、呼吸法を選択すると良いと思います。

 

 

おわりに

最近、子どもが高いところに恐怖を感じなくなっているという話をしていて、これは怖いことだなぁと感じました。生まれたときから高層マンションで暮らしていると高さの感覚が麻痺するのか高いところが全然怖くなくなるみたいです。

ですから、あえてアスレチック的なところで子どもだけで遊ばせて(もちろん大人が監視はしている)、高いところから落ちると痛い、怪我をする(下手をしたらタヒぬ)、だから怖いんだ、という段階を踏ませることが重要なのではないか、というあるNPOの取り組みが紹介されていました。確かに、あれが危ないから駄目、これも危ないから駄目と、本人が痛い思いをする前に大人がブレーキをかけてしまうと、痛いとは何か怖いとは何かがわかりづらくなるのかもしれませんね。恐ろしや……。

私は高いところがとても怖いです。というのも、これはおそらくですけど、幼稚園の頃に高いところから滑って落ちて頭を打ち大怪我をした経験があるからだと思います。頭を抑えたタオルに大量の血が付着していたことと、車で病院に運ばれ手術台に寝かせられたところまで記憶があります。

 

dysdis.hatenablog.com