ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

Eテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の「茨城・結城編」は、大正ガラスがふんだんに使われて素敵でした

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毎週水曜日23:00-23:30に放送されているEテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、2016年6月29日の放送は「茨城・結城編」でした。

 

 

ふるカフェ系 ハルさんの休日 

www4.nhk.or.jp

 

今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。

 

こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。私は2016年の初め頃だったでしょうか、Eテレでこの番組の再放送をしていたことがあってそれを拝見したことがあります。

ドラマの冒頭に「古い建物を活かしたレトロなカフェがあると聞けば、全国どこへでも訪ねる」という、渡部豪太さん演じる「真田ハル」のセリフが入っていました。古くから営業している喫茶店ではなく、あくまで古民家など古い建物をリフォームしたカフェが対象になるようです。ハルさんはブロガーで、古カフェを取材しその模様をブログにアップする形で番組が進行していきます。

当番組は、カフェのオーナーもお客さんも現地の方を起用しているため、渡部さん以外の出演者は演技の素人さんで基本的には台詞が棒読みです。それを気にしない方でいられる方で、上記のような古カフェが好きな方には大いに楽しめると思います。

 

 

茨城・結城編のカフェは「御料理屋kokyu.」さん

2016年6月29日の放送は茨城県結城市にある「築90年、巨大なふるカフェ」をハルさんが訪ねていました。結城は「ゆうき」と読みます。

 

kokyu.in

 

『ふるカフェ系 ハルさんの休日』はNHKの番組ですから、番組内で紹介された店名が明かされることはありません。唯一クレジットの中の「撮影協力」欄に店名が書かれていることで今回ハルさんがどのお店を訪れたのかがわかります。

今回の撮影協力、つまりハルさんが訪れたカフェは『御料理屋kokyu.』さんです。kokyu.の「コキュウ」はどのような漢字を充てるのかについては、ネットで調べたところ、木丘だったり、呼吸だったり、胡弓だったり色々みたいです。

お店は茨城県の西部結城市にあります。北は栃木県です。最寄り駅は「結城駅」で、JR東日本の水戸線外房線になるのでしょうか。ハルさんがいうには東京から結城駅へは「1時間ちょっと」です。ハルさんは結城駅北口から徒歩でお店へ足を運んでいました。上記のWebサイトによると結城駅から徒歩15分ほどだそう。地図を見ると茨城県立結城第一高等学校の側でした。

御料理屋kokyu.さんの営業時間は12:00-14:00と18:00-21:00、定休日は月曜日と第1・第3火曜日とのことです。放送直後は混雑が予想されますから、事前に予約をするなり、お店の状況を伺うなりしてから訪れた方が、客と店の双方が幸せになれそうです。

 

 

御料理屋kokyu.さん

『御料理屋kokyu.』さんがお店として使っている家はとても特徴的な家でした。土台の上に巨大な木造建築がそびえ立っています。リフォームして使っている家は昭和初期からの古民家で、元々は酒蔵を営んでいた家の別荘と言っていたでしょうか。

何よりもまず一面の窓ガラスが目を引きました。ガラスは、ハルさんが大好きな「大正ガラス」が贅沢に使われていました。私も大好物です。「手吹円筒法」で作られた板ガラスは独特な歪みがあって趣がありますよね。家にも欲しいくらい。

窓の外側には法隆寺や伊勢神宮に見られる伝統的な「濡れ縁(ぬれえん)」、濡れ縁は風景を見るために建物の周囲に巡らせた「回り縁(まわりえん)」でもありました。縁側を支える「持送り(もちおくり)」も意匠を凝らされています。

富士山を展望するために一面の窓ガラスになっているとのことで、濡れ縁も回り縁も、土台の上に建てたのも、そういった目的から造られたもののようです。発想はもちろん、それを実現するだけの財力があるところが何とも……正直羨ましいです。私の場合、お金がなければそういう発想すらできない気がしますので。

その他、内装にしても手作りというよりプロの業者が作り込んだ感があり、全体的に高級で上品な印象を受けました。高級で上品な趣はWebサイトからも伝わってきます。例えばサイトに使っている色(グレイッシュなブラックやダークブラウンですか?)の選択、明朝体のフォント、メニューを中央揃えにしている所などです。

今回の別荘は、前回放送されたカフェの手作り感とはある意味で真逆を行くアプローチで、こういった選択もあるのだなぁと、先週と今週で異なる選択肢を進んだ結果を見た思いです。

 

 

御料理屋kokyu.は日光珈琲

ハルさんは御料理屋kokyu.さんでコース料理を頼んでいました。コース料理しかないようなことを言っていましたね。ていうか店名に「御料理屋」と書かれているのですから、そもそも古カフェなの?という根本的なところで疑問を抱いてしまうのですがそれは……という。

ただ、店主の女性は以前、栃木県・鹿沼の放送で紹介されていた「日光珈琲」で店長をしていた方のようです。ですからカフェでもあるのでしょう。ちなみにコーヒーは550円のようです。ハンドドリップとのこと。

 

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おわりに

結城については、「結城紬(ゆうきつむぎ)」に関することと、終戦後に一時存在していた伝説のプロ野球チーム「結城ブレーブス」のこと、郷土菓子「ゆでまんじゅう」のこと、街づくり支援のための「結いプロジェクト」というボランティアチームのこと、方言「いっぱか」のことなどが紹介されていました。「いっぱか」とは結城の地域の方言で「助け合い」のことだそうです。

コース料理と聞くとちょっと敷居が高く感じられてしまい、お店を利用するときはふらっと立ち寄るというより、事前にしっかりと準備をしないといけないかと思ってしまいます。ところが、店長さんたちは結構ラフな格好をしていたので、実際にはフラッと立ち寄ってみても案外平気なのかもしれません。メニューを見たところ、自家製デザートと珈琲のセットが800円で、お昼のコース料理も1,050円からあるみたいですから、良心的な価格に感じられ、あまり構えずに立ち寄っても大丈夫そうです。

 

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