ディスディスブログ

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里見義昭の正体が判明しました。おそらくモデルはツングースカ大爆発とキングギドラです - アニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 THE LAST SONG』第24話(最終回)「君はまだ歌えるか」の感想

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毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 THE LAST SONG』が放送されています。

 

http://concreterevolutio.com/

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2016年6月19日の放送は第24話「君はまだ歌えるか」でした。2期11話、最終回です。

 

 

イントロダクション

「もうひとつの日本」を舞台にして繰りひろげられる、多彩な超人たちの饗宴――。
「神化」という架空の年代、高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台である。

これまで数々のフィクションで描かれてきた、数々の「超人たち」が、もしすべて同時に実在していたとしたら?
登場する「超人」たちは、誕生も特性も、実にさまざまだ。
宇宙から来た巨人、ファンタジー世界の生命体、古代から妖怪とされてきた存在、科学者に改造されたサイボーグ、太古に滅亡した巨大文明の遺産などなど……。
一部の超人は公然と活動して世間から人気を集め、一方で素性を隠しながら密かに戦う超人もいる。そして超人に対抗する敵勢力、組織もまた、それぞれ暗躍を続けている。

日本政府は、秩序確保のために多様な手を打った。
そして設立された組織のひとつが、厚生省の外郭団体「超過人口審議研究所」である。
その通称は「超人課」――「超人」を発見・確保し、保護し、安全に管理するのが任務だ。
超人課に所属するメンバーの一人、人吉爾朗(ひとよしじろう)が、本作の主人公である。 

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。こちらのイントロダクションは1期のものになります。

 

 

コンレボの年表

http://concreterevolutio.com/special/?page=chronological

 

コンレボ世界の年表が公式Webサイトの「SPECIAL」ページ内にありますので、そちらを見ながら本作を視聴するとわかりやすいかもしれません。参考になさってください。

 

 

第24話「君はまだ歌えるか」

 

 

いよいよ最終回です。23話で超人たちが大きく二つの勢力に分かれてしまいました。一方が妖怪など人の姿形をしていない超人、人吉爾郎(ひとよし・じろう)や鬼野笑美(きの・えみ)、影胡摩(かげこま)、タルタロス蟲人カムペたちです。もう一方が人の姿をして超人の能力を有する者、例えば里見義昭(さとみ・よしあき)やジャガーこと芳村兵馬(よしむら・ひょうま)、赤光(しゃっこう)、音無弓彦(牧大鉄)、星野輝子(ほしの・きっこ)、風郎太(ふうろうた)といった「超兵戦士隊」があります。爾朗と里見は明確にどちらかに分けられない気もしますが。

前回退場した超人は、米国の天才科学者マスター・ウルティマと鋼鉄探偵ライト(柴来人)、S遊星人(白田晃)、人間衛生アースちゃん、人造合体メガッシンです。ただ作中ではっきりタヒんだと言われているのはマスター・ウルティマだけです。

笑美たち妖怪側の狙いは「別の世界に去る」ことです。人吉は今いる世界と別の世界との接点でありこの世界の揺らぎです。爾朗の力が目覚めればその世界への扉が開くと思われています。笑美たちが行こうとしている世界がどのような世界かは笑美にもわかっていません。でも、エネルギーのために超人と人類が争う愚かな世界ではない、と笑美は信じているようです。

 

 

爾朗の真の狙いは何か?

支援機「アーラ」と合体した奇X(きかい)「エクウス」はマジンガーZ的な姿の「アーラ・エクウス」となりました。爾朗はそれに乗り込み、ほぼ見境なく暴れ回ります。それを見た兵馬は隣りにいた里見の許可をとって大量の「レッドジャガー」を放出し、それらが合体して3体の巨大レッドジャガーとなり、アーラ・エクウスを取り囲んで大爆発を起こしました。

爾朗は寸前に輝子に救われ、共にウルティマ・ポリス内へと転送しました。そこで主要な人物が集まり、兵馬や里見によって爾朗が何をしようとしていたのか、その本当の狙いが明らかにされました。

爾朗の狙いは「輝子の手によってタヒぬこと」です。爾朗は自らが巨大な悪の象徴となって、超人たちを結集させた後に倒されることを望んでいました。それを輝子が成せば、最悪の超人を倒した正義の魔女として、超人は人々の信頼を取り戻し、またこの世界でやっていける、と考えていたのではないかということです。兵馬と里見の発言ですが、おそらくそれが真実なのでしょう。

どうして輝子なのか。それは爾朗が自分のせいで輝子が出会った頃のような正しい超人ではなくなったと思っているから。これは「新宿擾乱(1クール目ラスト)」で彼女が悪魔化したことを指しています。自分には正義の超人を語る資格が無いとも言っています。その理由は自分が怪獣だからか、天弓ナイトを数したからか、笑美を好きでい続ける約束をしたにもかかわらず輝子に惹かれたからか、そのいずれかではなくいずれもが爾朗にそう思わせているのかもしれません。

笑美は言います、「しょうがないじゃない。心なんて怪獣みたいなものよ。正しいことを願ってもどうにもならないことはいくらでもある。バカね」と。真面目すぎる正直すぎるのが爾朗です。

 

 

里見義昭の正体は?

ウルティマ・ポリスに現れた里見はいよいよその本性を現すことになります。里見の狙いは「この世界から超人がいなくなること」です。ひとまず笑美のような妖怪や爾朗のような怪獣を世界からなくし、そして終いには人の姿をした超人もエネルギー資源として使ってしまおうと考えています。

里見の正体は爾朗と同じでした。「1つの国家が焼失するほどの巨大な隕石が落下。被害も破壊もなくそこに私が生まれていた」だそうです。

 

ツングースカ大爆発(ツングースカだいばくはつ、ロシア語: Тунгусский взрыв、英語: Tunguska explosion)は、1908年6月30日7時2分(現地時間)頃、ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流(現 ロシア連邦クラスノヤルスク地方)の上空で隕石によって起こった爆発である[1]。ツングースカ事件(Тунгусский феномен, Tunguska event)とも言われる[2]。

ツングースカ大爆発 - Wikipedia

 

爾朗は1945年に広島に落とされた原子力爆弾、里見は1908年にロシア帝国で起こった「ツングースカ大爆発」がモデルになっているかと思われます。また、爾朗はゴジラであり、里見は「キングギドラ」であろうとも思われます。キングギドラはゴジラの最大のライバルでありますし、里見は金色のコブラを模った杖を持っていることからの想像です。

里見の中にはその巨大隕石が衝突した膨大なエネルギーが眠っています。里見はそれを自分のために使っていると言います。老化を止めて、肉体能力を極限まで高めるために。ちなみに杖には純度100%の「バイオデストロイヤー」が仕込まれているようです。赤光だったでしょうか、一瞬で溶けていましたね……。

 

爾朗は明確な悪を見出すことができました。たかが歌、たかが映画、たかが漫画、たかが超人、といって笑う里見のような人はこれが初めてではないし、たぶん最後でもないと、そんなもので現実を変えることなどできないと笑う人を悪としそれを倒す超人となる、と爾朗はおそらく作中で始めて自らを「超人」だと口にしました。

 

 

ジャガーの最後

爾朗と里見の戦いが始まるところで、兵馬が10体以上のレッドジャガーを呼び出し爾朗を囲みました。ところが兵馬とレッドジャガーが霞んで消えていきます。どうやらオーバーテクノロジーをふんだんに盛り込んだレッドジャガーを、それも大量に使用したことで、兵馬とレッドジャガーたちは大きな時間の力(でしょうか?)によって時間を遡り、なかったことにされてしまったのだそう。

兵馬は消える直前に「爾朗。正義の味方になりたかったのはお前だけじゃないんだぜ。だから今の僕は人吉爾朗の味方なんだ」と言いました。敵対していた訳ではなかったのですか……良かったです。兵馬は元いた未来に戻っていました。一応無事でした。なので見出しも「最期」ではありません。

 

 

爾朗の最後

爾朗は里見との戦闘において、里見のバイオデストロイヤーの杖で咬み付かれてしまいます。怪獣の力を持つ右腕がしぼんでしまいます。爾朗は強い再生能力を有していますから右腕そのものは直ぐ様再生させられますけど、右腕に眠っていた超人課の元課長である「秋田大司(あきた・だいし)」たち宇宙人フューマー3体が消滅してしまうと、フューマーによって制御されていた怪獣の力は爾朗だけでは制御できなくなります。自らの怪獣を制御できず自らの形すら留められなくなるそう。

爾朗は神化29年の見えない怪獣、純粋なエネルギーだけの存在へと還っていきました……。

しかし、エネルギー体へと還っていく直前、爾朗は輝子に「里見は俺と同じ存在だと言った。だとしたら奴も別の世界との接点になっているはずだ。それで笑美たちを」と言っていました。

 

 

おわりに

爾朗が消えた直後、里見がウルティマ・ポリスの動力として使われ、彼の膨大なエネルギーが別世界の門を開けて、笑みたち妖怪や怪獣たち、そして輝子のお目付け役のウルまでもが別世界へと旅立って行きました。

どうやって里見が捕らえられ、動力として使われたかについては、直前に爾朗に言われたことを輝子が実行しただけだと思われます。里見に魔法のエフェクトがかかっている描写がなされていましたので間違いないでしょう。人々からの期待を寄せられ大きな力を得ていた輝子がその力をフルに使って里見を捕らえたはずです。里見が鯛焼き器にはめられていました。

 

 

爾朗は人型としては姿を失いましたけど、その後も地球を包むようにして輝子や風郎太、その他多くの人間たちを見守る存在となったようです。最後に山口百恵さんの「いい日旅立ち」がBGMにかかっていましたが、改めて良い曲だと感じられました。しみじみしました。

アースちゃんを通じてデビラとデビロから伝えられた「地球に接近する宇宙船の大群」とは何かについては、元ネタはゲーム『スペース・インベーダー』か映画『スター・ウォーズ』辺りかなと思っています。違うかもしれません。地球侵略と言う意味でインベーダーの可能性が高そうですか。

メガッシンとライトは孫竹に、アースちゃんはジュダスに改修され修復を受けていました。いつか復活することでしょう。

 

それにしても、まさかツングースカ大爆発が出てくるとは思わなかったので大変驚きましたね。ということは里見はロシアに絡んだ存在と思われます、でも里見という日本名なんですね。彼がどうやってロシアから日本へと渡ってきたのか、日本に来てからどうやって今の地位まで上り詰めたのか、それらの経緯を掘り下げたら1本物語ができそうです。見てみたい。

里見は、爾朗にとっての明確な悪として立ちはだかりましたけど、「現実を変えることなどできないと笑う人」の象徴であって、全ての存在にとっての悪ではないと思います。同じ考えを持つ人にとっては正義の存在に感じられるかもしれないですから。

 

さて、2クールに渡ったコンレボの物語が終わりました。最終話が若干急ぎ足でしたけど綺麗な終わり方をして良かったです。個人的にはコンレボは大好きな作品で、ここ数年ではベスト3には入ります。

残念な点は一般にウケるには物語が複雑過ぎたことにあります。特に1クール目の時系列がぐちゃぐちゃで読み取ることが大変でしたから、1クール目をもう少し時系列を見やすくして分割2クールでなくせば、もう少し世間のウケも良かったかなぁと。

 

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