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常子と星野が別れました…。次週は富江と長谷川が結婚するのですか? - 朝ドラ『とと姉ちゃん』60話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年6月11日放送の60話で、常子が星野とお別れをしていました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

常子と星野武蔵の別れ

ヒロインの小橋常子(高畑充希)は、帝都大学で植物学を学ぶ星野武蔵(坂口健太郎)からプロポーズを受けていました。59話で常子は星野の下宿に赴き「今は結婚できません。ごめんなさい。今は家族と離れる訳には」と断りを入れていました。

60話は常子と星野がお別れをしていました。星野は「そう言われることはわかっていた気がします」と言っており予感があったようです。星野は常子から小橋の家の内情を聞いていたでしょうし、常子の家訓も聞いていたはずですし、常子の性格も理解していますから。星野は「僕の好きな常子さんなら結婚よりもご家族を選ぶ、そんな気がしていました」と言っていましたね。矛盾しているようですけど、だからこそ予感もあったのでしょう。

星野は神社でしょうか、そこまで常子を送った後別れました。それまで同じ方向に歩いていた二人でしたが、星野が「この辺にしましょう」と切り出し踵を返して、お互いが正反対の方向へ歩みを進めたシーンは、二人で共に歩んできた人生の分岐点になっているかのようでした。

お互い歩を進めつつ、常子はふと歩みを止め後ろを振り返ると、そこにはもう星野の姿は認められませんでした。振り返った常子の目に星野が写っていたのなら、おそらく常子は星野のところへ駆けて行ったことでしょう。振り向いたときの常子はとても綺麗でした。

2週間後、星野は帝大の仲間に見送られ汽車に乗り込み大阪へと旅立ちました。常子はもちろん、小橋の家の人たちや森田屋の皆もいません。汽車が走りだししばらく経つと川が見えてきました。星野は何となく河原へ目をやっていると、そこには人が一人立っています。常子です。眼の色を変えて座席の窓を開ける星野、学生帽を手に取り大きく振りながら大きな声で「常子さ〜ん!!」と叫びます。聞こえたのか聞こえていないのかわかりませんが、常子は頭を深々を下げて星野を送っていました。

あんな別れ方をしたら星野も忘れられないでしょうねぇ。むしろ星野のことを思ったら見送りなんてしないであげた方が良かったのでは、と思ってしまいました。却ってキツイですよね。

家に戻った常子は一人部屋に戻り、父・竹蔵(西島秀俊)の仏壇の前に座り報告をしていました。そこへ母・君子(木村多江)が入ってきて、そこで常子は初めて自分が星野に結婚を申し込まれそして断ったことを告白しています。君子は大層驚き、自分のために自分がしたいように生きて欲しい的なことを言いましたが、常子は家にいて妹たちの成長を見守ることこそしたいことなのだと主張していました。「でもやっぱり星野さんとの別れは辛いものですね……」と常子が言うと、「こうしていれば誰にも聞こえないわ」と優しく声をかけられ抱きしめられると、常子の目から涙が止めどなく溢れてくるのでした……。

 

 

おわりに

辛すぎですね……星野が汽車の中で常子に手を振るシーンと、最後の常子が君子の胸の中で泣くシーンで、私もウルッときてしまいました。特に仏壇の前で泣いていたシーンは、母の君子だけでなく亡き竹蔵からも抱きしめられていたのではないかと思うと……今、この記事を書きながらも涙が出てきます。

次週は物語が大きく動きそうですね。新章突入な感がありました。次週予告では志田未来さんと及川光博さん、山口智充さんが新たに登場していましたね。常子がタイピストを失業し、及川さんや山口さんのいる出版社に再就職する、という展開でしょうか?

ていうか森田富江(川栄李奈)と長谷川哲典(浜野謙太)が結婚ですか? 祝言を挙げるシーンが映っていましたね。

 

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