毎週日曜日19:00から日本テレビ放送されているバラエティ番組『ザ！鉄腕！DASH！！』、2016年5月22日は「DASH島」で甘酒を作っていました。
DASH島で甘酒作り
2016年5月22日の「DASH島」のコーナーでは、TOKIOのリーダー城島茂さんと松岡昌宏さん、長瀬智也さんの3人で「甘酒」を作っていました。主にリーダーが担当していました。
甘酒（あまざけ、カンシュ、醴）は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁している。甘粥（あまがゆ）とも呼ばれる。
主に米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする。酒という名がつくものの、アルコール含有はわずかで、市販されている商品はソフトドリンク（アルコール度数1%未満）に分類されるものが多い。
リーダーたちは今回、米麹から甘酒を作っています。番組でも紹介されていたように、甘酒は「栄養価が高く、“飲む点滴”とも呼ばれています。江戸時代には、夏バテ防止の栄養剤として行商が売り歩いていたということです。アルコール度数は1%未満なんですか。
リーダーたちが作っていた甘酒の材料はお湯と米麹（こめこうじ）だけでした。米麹はDASH島にある洞窟で作ったものです。鍋に米麹と60℃のお湯を入れて8時間ほど掛けて煮続けるだけです。煮続けることで米粒が解けていきます。
問題は60℃の温度を維持し続けること。火の番をしていたリーダーは、水を確保するために30分ほど場を離れてしまい、その間に水温が上がってしまって水分が飛んでしまい、お粥のような状態になってしまいました。原因は炭の量が多かったことと言っていたと思います。
甘酒作りは残念ながら失敗に終わりましたが、薪担当だった松岡くんと長瀬くんは、決してリーダーを非難することなく、お粥状の甘酒？を食べて美味しいと絶賛していましたね。優しい世界。
自作の米麹と白米を使った甘酒
実は私は最近、甘酒を自作しています。『業務スーパー』で米麹を買ってきて、白米と一緒に炊飯器で作ります。
画像が業務スーパーで購入した米麹です。使用感があり見苦しいかもしれません。申し訳ないです。国産で、内容量1kg、価格400円少々だったかと思います。裏面には炊飯器での甘酒と、手作り味噌の作り方が記載されています。
基本的に書かれたとおりに作っていますけど、やはり温度管理が大変なので、料理用の温度計があると良いと思います。自宅にはないので近々購入しようと思っています。
この画像が私が自作した甘酒です。今回は失敗をして米があまり溶けていないですけど、デンプンはそこそこ糖化しているため甘さはあります。甘すぎるくらい。ちなみにこのティーカップはおそらくPYREX（パイレックス）社製造の「CORNING（コーニング）」社ネームです。ソーサーなし。
炊飯器で作る甘酒のレシピ
業務スーパーの米麹に書かれている、炊飯器で作る甘酒のレシピを書いておきましょう。
- 白米1合（約150g）を柔らかめに炊き、かき混ぜて粗熱を取ります。
- 1に米麹200gを入れてよく混ぜあわせ、約60℃のお湯を入れます。
- 炊飯器の「保温」スイッチを入れて、蓋を開けた状態で時々混ぜながら約5時間寝かせれば出来上がりです。
※保温し続けると酸っぱくなります。
作り方はシンプルです。問題は先程から書いている通り温度管理、特に作り方2のお湯の温度を60℃ほどにすることがとても大切に感じます。私やリーダーのように温度計を持っていないと体感で作ることになりますから、失敗する可能性も高いです。
私の保存方法は、作り方3のあと鍋に移してから、弱火で煮立たせないように温めてから、火を止めて熱を冷まし、ガラス容器に入れ替えて冷蔵庫に入れて保存しています。
飲み方は、私は電子レンジで温めて飲んでいます。豆乳や牛乳で割って飲むのも美味しいです。夏場は冷蔵庫で冷やしてから飲むと良いですね。
おわりに
甘酒は、子供の頃に近所の神社で配られていたのを飲んだことがあり、それがとても不味く感じられ、それ以降今年に入るまで一度も飲んだことがありませんでした。ひょんなきっかけから数十年ぶりに甘酒を飲んでみたところ、思いの外美味しかったのでそれ以降ハマって毎週のように甘酒を作って切らさないようにしています。豆乳も子供の頃は苦手だったのですが、こちらも今飲むととても美味しく感じられ、子供の頃との味覚の違いを痛感しています。
