ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

2016年度のEテレ『短歌de胸キュン』と『俳句さく咲く!』の新メンバーと新システムが発表されました。俳句の変化が激しいです

スポンサーリンク

毎週日曜日06:00-06-25よりEテレにて『NHK 短歌』、06:35-07:00『NHK 俳句』が放送されています。月の第4週は初心者向けの講座となっており、番組タイトルもこのときだけ『NHK 短歌de胸キュン』と『NHK 俳句さく咲く!』に変わります。

2016年4月24日日曜日の放送が2016年度の初回でした。新メンバーや新システムが発表されています。

 

 

短歌de胸キュン 

www.nhk.or.jp

 

『短歌de胸キュン』は、番組システムとして男女8人のメンバーから毎回4人が選抜されるシステムのため、前回の放送で既に新メンバーが明らかになっていました。新メンバーは米国(アメリカ)出身の「マクドナルド・サラ」さんという女性です。

さらに、番組の担当選者が、歌人の佐伯裕子さんから同・栗木京子さんに変更されました。栗木さんは2015年度は『NHK短歌』で選者をしていらっしゃいましたから、継続視聴している視聴者にとっては馴染みのある方ですね。今回も安定してわかりやすかったです。

お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さんや井戸田潤さん、同じく「フルーツポンチ」の村上健志さんといった、お笑い芸人さんならではのボケなどにも栗木さんは無難に対処されていました。

 

 

俳句さく咲く!

www.nhk.or.jp

 

『俳句さく咲く!』は、お笑いコンビ「NON STYLE」の他のメンバーが全て入れ替わりました。「ももち」こと嗣永桃子さんも、お笑い芸人さんからなる「さく咲くセブン」も、2015年度の選者を務めていらした俳人の小澤實さんも卒業です。

 

twitter.com

 

新メンバーはタレントの「ミッツ・マングローブ」さんと、モデルで女優の「楠世蓮(くすのき・せれん)」さん、福岡県在住の米国人タレントの「ボビー・ジュード」さんです。ミッツさんの他は私は知らない方でした。ボビーさんは10年ほど日本に住んでいるので日本語はある程度読み書きできるみたいです。博多弁?でしたね。

2016年度の選者は小島建さんです。非常に物腰の柔らかい方で、解説もわかりやすいですし、声のトーンも落ち着いていて聞き取りやすかったです。

2016年度からシステムも若干の変更がありました。初心者向けの講義が入っていたり、課外授業として「吟行」もしていました。今回は東京都目黒区にある「国立科学博物館附属自然教育園」で行っていました。吟行(ぎんこう)とは外へ出て俳句を詠むことですね。

さらに、2015年度まで行われていた「ミニ句会」も若干内容が変わっていました。2015年度は毎回テーマがあってメンバー各人がそれぞれスタジオで一句詠み、メンバー各人が「良い句」と「ダメ句」を選んだ上で、最終的に選者が良い句とダメ句を選定していくスタイルでした。

2016年度からは「3ヶ月毎」に優秀句が選定されるシステムになりました。2015年度は毎月(毎回)でしたし、今回も優秀句は選ばれていましたが、毎月選ばれもするし、季節ごとに選ばれもする、ということかもしれません。もう少し様子見して私の中でも情報を整理したいです。公式Webサイトもまだ2015年度のまま更新がないみたいなので。

今回は、メンバーがロケで吟行して作った句から1人2句ずつ名前を明かさずに発表し、その中からメンバーが良い句だけを選んで、最後に選者が良い句と残念句(昨年度までの「ダメ句」)を選ぶ流れになりました。2015年度のミニ句会は、メンバーも良い句とダメ句の両方を選んでいたのですが、今年度は良いと思った句にだけマークを付けるようになっていて、そこも異なる点でした。

また、残念句に選ばれた出演者へのペナルティは、残念句に選ばれた瞬間からテレビから顔が映らなくなるようになりました。格付けチェック的なノリですね。ちなみに今回は楠さんでした。顔が映らなくなるというのは、消されるのではなく別のイラスト画に差し替えられています。

 

 

おわりに

短歌は、2015年度から大きな変更はありませんし新メンバーも既にわかっていたことなので、新鮮味はあまりなかったです。

一方で、俳句はメンバーもシステムも変わっていて興味深かったです。今回の優秀句はボビーさんが選ばれていました。句の鑑賞の場面でも、ボビーさんは句を深く鑑賞していたように私には感じられ、なかなかに侮れない人物だなと感じました。見始めは、ミッツさん以外の新メンは大丈夫なのだろうかと心配していましたから、良い意味で裏切られた思いです。楠さんは予想通りの方でした。

 

dysdis.hatenablog.com