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青柳清は大野拓朗さんが演じています。滝子の養子で若旦那だそうです - 朝ドラ『とと姉ちゃん』15話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年4月20日の15話で、新キャラクター、青柳清が登場しました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

青柳滝子は自分の考えを押し付けるタイプ

ヒロイン小橋常子(高畑充希)たち小橋家は、常子の「かか(母)」の君子(木村多江)の実家のある東京は深川に里帰りすることになりました。かか、君子の実家は深川で製材問屋「青柳商店(あおやぎしょうてん)」を営んでいます。

14話のラストでは青柳商店の大女将、青柳滝子(大地真央)が常子たちの前に現れ、その威厳というか風格に圧倒されたのか、常子はパッと頭を下げていました。君子から一通りの挨拶が済むと、滝子は君子と常子と鞠子(相楽樹)と美子(根岸姫奈)を順番に見た後、優しい口調で「よく来たね」と一家を迎え入れてくれています。ゆっくりと「こんなに大きくなったのかい」の台詞が時間の経過を感じさせてよかったです。

その傍らで筆頭番頭の隈井栄太郎(片岡鶴太郎)は泣いています。隈井は君子たちが戻ってくることを滝子から知らされていませんでしたが、事前に知らせると舞い上がって仕事が手に付かなくなることが目に見えていたから、あえて伝えなかったのだと滝子は言っています。

しかしそんな中でも君子の表情は強張ったままです。君子筆頭番頭の隈井栄太郎(片岡鶴太郎)に言っていたことには、滝子は自分の言い成りにさせようとするタイプだそうです。手紙や電話では優しく迎えようとしてくれていても、実際に顔を合わせたときに滝子が何を言っているのかわからない、と君子は構えていたのでした。

滝子は他人に有無を言わせないやや独善的な性格のようです。見た目通り。ただ、気を強く持っていないと、深川で江戸時代から続く老舗の製材問屋「青柳商店」を支えてはいけないのでしょう。しかも女性が。昭和初期の時代ですからね。

それと、隈井が言うには滝子は君子が家を出て行ってから性格が少し変わってきたようです。きつい物言いは変わらないものの、考えを押しつけなくなり、「お前はどう思うんだい?」と聞くようになったと。

 

 

青柳清の登場

15話の最後に、一人の男が現れました。男の名前を「青柳清(あおやぎ・きよし)」と言います。清を演じるのは大野拓朗さんです。青柳商店の若旦那。

公式Webサイトの登場人物のページによれば、清は「きざでタメ息をつきながら自慢してくるちょっと変わった性格だが仕事はできる」とのことです。

15話の中で、滝子さんは(元の夫の浩一さんと別れた後に?)平助さんと再婚し平助さんは5年前に亡くなって、今は滝子が店を切り盛りしている、若旦那の清は養子として受け入れた、と言っていました。

清は養子ですから、君子や常子たち三姉妹と血がつながっていません。君子と血の繋がっていない姉弟ですね。

 

 

おわりに

清はチャラい感じが、『あさが来た』の白岡新次郎のようでもありますが、仕事もする人のようですから、新次郎とはまた少し違った性格のようです。滝子と気のつながった常子たちの登場で、清にも変化が生じるであろうことは間違いがないでしょう。跡取りとしての危機ですからね。

滝子がいつ本性を表すか、清がどのように常子たちと接してくるのか、興味深いです。

 

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