ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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減塩には沖縄の「雪塩」や、「減塩水」が『健康カプセル! ゲンキの時間』の放送で勧められていました

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毎週日曜日07:00からTBSで放送されている健康情報番組『健康カプセル! ゲンキの時間』、2016年4月17日の放送では「減塩」の特集が組まれていました。

 

 

〜高血圧・胃がん・認知症を招く!?〜ついにホンキの減塩大作戦

www.tbs.co.jp

 

2016年4月17日の放送は「〜高血圧・胃がん・認知症を招く!?〜ついにホンキの減塩大作戦」特集でした。塩分の摂り過ぎによって様々な病気を引き起こされることは広く知られていることです。特に有名な病気は高血圧で、そこから脳卒中や心筋梗塞へとつながるリスクを増大させます。さらに、胃がんや認知症の原因にもなっているという話でした。

 

 

塩の分類

塩には採取場所によって3つの分類されます。一つは「海水塩」、にがり成分が多いため、旨味を引き出し、まろやかな味わいに感じられることが特長です。一つは「岩塩」、海外の山の中の岩塩層から採掘することが多いため、土に多いミネラルが豊富な傾向があります。一つは「湖塩(こえん)」、ウユニ塩湖や死海など限られた場所から採れます。

 

 

減塩にオススメの塩は何か?

減塩をするのにオススメの塩について、塩の専門店の店員さんに伺っていました。店員さんが減塩にオススメした塩が「雪塩(ゆきしお)」でした。

 

宮古島の雪塩公式サイト | トップページ

 

「雪塩」は沖縄県で採れる塩だそうです。上記Webサイトは沖縄県は宮古島の雪塩です。

雪塩は、塩の主成分であるナトリウムの他のミネラル成分が豊富で、ナトリウム値が相対的に下がるため、減塩になるということでした。雪塩や、他のミネラル豊富な塩、特にカリウムが入っているものは、体内の余分なナトリウム(塩分)を体外に排出してくれる働きがあるため、オススメのようです。

 

 

どうして塩分の摂り過ぎが体に良くないのか?

では、なぜ塩分の摂り過ぎが身体に良くない影響をおよぼすのか、東京女子医科大学の教授に質問をしていました。教授が言うには、塩を摂り過ぎると高血圧になるから、ということです。

気をつけないといけないことは、塩は私たちの生命活動において大切な役割も担っているということ。体液の浸透圧を維持すること、神経の刺激伝達、筋肉の伸縮、栄養の吸収などです。摂ってはいけないということではありません。過剰に摂ってはいけないということです。

 

www.mhlw.go.jp

 

どのくらい摂取して良いかは、厚生労働省からは女性の1日の塩分摂取量は「7g未満」と言われています。男性は「8g未満」ですね。

塩を摂り過ぎるとどうなるか。まずは塩の浸透圧の働きによって血管内に水が引き寄せられます。すると血液量が増加することで血管壁に圧力がかかります。これが高血圧の状態です。さらに、血管壁に強い負荷がかかり続けると、血管が弱まってしまいコレステロールなどがそこに沈着して管が狭くなり、いわゆる動脈硬化になります。

血圧が10mmHg違うと、脳卒中の危険度は男性で20%も上昇し、女性も15%も上がるそうです。虚血性心疾患の危険度も男性・女性ともに15%も増えるということでした。その他の塩の悪影響としては、胃の粘膜がダメージを受けて胃がんになるリスクが上昇したり、高血圧から脳血管に動脈硬化が起こることで認知症への懸念も生じるそうです。

 

 

隠れ塩分

塩の摂取というと調味料のことだけを考えがちですけど、実は食材そのものに隠れている塩分も馬鹿にならない量があるそうです。番組ではそれを「隠れ塩分」と呼んでいました。

日本人は食塩のおよそ4割を加工食品から摂っているそうです。番組ではソーセージやチクワなどの加工食品が映しだされていました。それら加工食品に隠れ塩分が潜んでいるということです。

しかも、ソーセージにケチャップといった、加工食品の塩+調味料の塩をコンボで塩分を摂取していまうことを、私たちはやってしまいがちなのだとか。それで塩分摂取量が増えてしまっています。

 

 

「減塩水」などその他

塩味が足りないと物足りなさを覚える方へは、総塩分量を変えずに一口目に多めの塩分をつけて食べるようにすると、舌に塩味が残りますし脳の欲求も抑えられる、というアイデアが紹介されていました。具体的には、とんかつの一切れ目だけにソースをかけるとか、焼き鳥の一口目だけに塩を振るとか、ですね。

減塩水」なるものも紹介されていました。水300mlに対して塩小さじ1杯 (6g) 、つまり2%の減塩水を作って豚汁の味付けをしていて、水100mlに対して塩小さじ2杯 (12g) の減塩水を炒め物や揚げ物の味付けに使っていました。減塩水を使う目安は食材100gあたり小さじ1杯の減塩水だとか。保存は冷蔵庫で1週間以内に使い切ること。

減塩水は、12%のものでも醤油の15%や味噌の13%より少ないのですが、この3つの中で最も塩分を感じられるそうです。番組で実験をしていました。醤油や味噌は旨味や甘味、香り、酸味など塩とは別の味も多く感じられることから、減塩水の塩分のみのものに比べると塩気を感じにくいということです。

 

 

おわりに

私は気分変調症のため病院へ通っていたときに、薬の影響からか、血圧の上が155ほどにも上がっていた時期がありました。その後通院を止めて服薬もしなくなってから、昨年の11月末に血圧を測ったところ上130下92にまで下がっていて、内科のお医者さんからは正常値だと言われました。それから1年4ヶ月経っていますから現在も同じ血圧かは分からないですけど、食生活も運動回数&量も大きく変えていないのでおそらくあまり変化はないものと思われます。

塩分は普段から摂り過ぎないようにはしているものの、番組でも紹介された「隠れ塩分」についてはもっと意識しないといけないなぁと感じました。ソーセージは普段あまり食べないですけど、ちくわはちょいちょい食べるので、加工食品にどれくらいの塩分が含まれているかは一度チェックしておいた方が良さそうです。

減塩減塩言っておいて何ですが、沖縄の雪塩は一度でいいから食べてみたいですね。ふわっとしているみたいです。ふわっとしている塩なんて想像がつかないです。

 

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