ディスディスブログ

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園崎法子は阿形勝平に昔会ったことがあるようです。勝平の過去には何がある? - アニメ『キズナイーバー』2話「こんな異常事態カンタンに飲みこめんなら、バリウムなんざバケツ二杯は軽く余裕だっつーの」感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『キズナイーバー』が放送されています。

 

kiznaiver.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

2016年4月17日の放送は第2話「こんな異常事態カンタンに飲みこめんなら、バリウムなんざバケツ二杯は軽く余裕だっつーの」です。

 

 

イントロダクション

舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。
かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。
夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。
そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。
しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」
その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!

 

というイントロダクションです。

 

 

『キズナイーバー』主要な登場人物

本作『キズナイーバー』の主人公は阿形勝平(あがた・かつひら)です。CV梶裕貴さん。洲籠市に住む高校2年生で、感情の波が凪のようになく、痛覚もなく、自分を含むあらゆる物事に関心のない男の子です。

ヒロイン(?)は園崎法子(そのざき・のりこ)です。CV山村響さん。謎の少女。勝平たちをキズナイーバーにした張本人です。

勝平と一緒にキズナイーバーに選ばれたのは阿形を含め7人います。まずは高城千鳥(たかしろ・ちどり)です。CV寺崎裕香さん。千鳥は勝平の幼馴染、良く言えば面倒見がよく、悪く言えばお節介。天河一(てんが・はじめ)、CV前野智昭さん。天河は脳筋メガネ男子。由多次人(ゆた・つぐひと)、CV島﨑信長さん。由多は優等生で女性に優しく男性に冷たい、計算高い男。牧穂乃香(まき・ほのか)、CV佐藤利奈さん。牧は委員長な感じの毒舌メガネ女子。新山仁子(にいやま・にこ)、CV久野美咲さん。新山は不思議ちゃん。日染芳春(ひそむ・よしはる)、CV西山宏太朗さん。日染はピアスと包帯姿の超美青年。

この7名が法子にキズナイーバーにされました。日染はまだ出ていないみたいですけど一応書いておきます。

 

 

2話「こんな異常事態カンタンに飲みこめんなら、バリウムなんざバケツ二杯は軽く余裕だっつーの」

集められたキズナイーバー、主人公の阿形勝平だけはヒロイン(?)の園崎法子の側にいますが、彼らが法子から「自己紹介」をするように指令を受けます。

「はぁ?」となるキズナイーバー、早速、天河一が普通の自己紹介をし始めました。しかし、それでは不正解のようで、全員に電撃が走ります。どうやら法子は名前や生年月日、血液型、住所などありきたりな自己紹介を求めているのではなく、法子の望む自己紹介をしなければならないようです。

新山仁子は無視を決め込もうとしましたが、制限時間も設けられてしまい、10分に一度は答えないと不正解と見なされ同様にペナルティを喰らいます。間違え続けると皆の体力が減っていき、いずれはデッドエンド……と。

皆に何を話せば正解なのか? それは「最も知られたくない自分の秘密」、正確には「最も言いづらいこと」です。ぶっちゃけトーク。例えば、天河は大の犬嫌いなこと、由多次人は小さい頃に太っていたこと(本人は「太り気味だった」と言っています)、新山は本当は妖精なんて信じていなかったこと、そういったことが正解でした。残すは勝平と千鳥と牧穂乃香です。

最も言いづらいことがわからない千鳥でしたが、幼馴染の勝平の誰かの繋がりに無頓着で自分自身にも興味がないと言ったところで、キレていました。そんなことを言ったらオジさんもオバさんも(勝平の両親)悲しむと、昔は桃太郎の替え歌とか作って、面白くて、でも小学校に上がる頃からよくわからなくなって、最近は特に勝平の考えていることがわからなくなって、昔の優しくて面白い勝平が大好きだったと言うんですね。

それが千鳥の正解でした。勝平の主張も正解だったようですが、勝平は秘密そのものを忘れてしまっている、と法子は言っています。

 

 

おわりに

千鳥の本音を聞いて、好きだったという過去形であったとしても千鳥の気持ちを伝えられた勝平は嬉しいと思ったようです。痛みを感じないどころか感情の起伏すらほぼない勝平にとっては大きなことかもしれません。キズナイーバーになったことも悪いことではないような気がすると。

残すは牧だけですが……2話のラストで彼女がとんでもない主張をしていましたね。人を数したことがあるとか何とか。あれはどういう意味なのでしょうか、そのままの意味なのか、それとも間接的な意味なのか、が気になります。間接的というのは、例えばあのとき声をかけて一緒にいれば、あの人はあの道へ行かず事故に遭うことも事故で亡くなることもなかったのに、的なことです。

それと法子が勝平に対して言った「秘密を忘れている」という台詞が気になりますね。過去、勝平から感情の起伏がなくなり、痛みもあまり感じなくなった、小学校に上がる頃に、法子と勝平の間に何かあったのでしょう。法子は、勝平の顔に自分の顔を目と鼻の先まで近づけたときにも、「相変わらず」と言っていましたね。

 

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