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生駒がカバネのウィルスに耐えられた理由は時間でしょうか? キャラクター原案は美樹本晴彦さんです - アニメ『甲鉄城のカバネリ』1話「脅える屍」の感想

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毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ『甲鉄城のカバネリ』が放送されています。

 

kabaneri.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年4月8日の放送は第1話「脅える屍」です。

 

 

イントロダクション

世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれないかぎり滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城-はやじろ-)のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒が無名と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ。
顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒でカバネを倒す!
--こうして、本当に輝く男になるための生駒の戦いが始まるのだった。

 

というイントロダクションです。オリジナル作品なので舞台設定から学ばねばなりません。用語も色々出てきます。ゾンビ的な存在「カバネ」と戦う物語です。『進*の巨人』的なものでしょうか。カバネはタヒなない「屍」ということで「シカバネ-シ=カバネ」なのでしょうか。

 

 

『甲鉄城のカバネリ』の主要な登場人物

『甲鉄城のカバネリ』の主な登場人物です。公式WebサイトのCHARACTERページには、当ブログで紹介していない人物など詳しい情報が載っていますので、そちらも是非ご覧になってください。

主人公は「生駒(いこま)」です。CV畠中祐さん。顕金駅で蒸気鍛冶をしている少年です。家族でしょうか、がカバネにやられてしまった過去を持つようで、自らカバネを倒すために兵器「ツラヌキ筒(つらぬきづつ)」を開発していました。

次に、謎の少女「無名(むめい)」です。CV千本木彩花さん。駿城に乗って甲鉄城にやって来た少女です。ヒロインになるのでしょうか。武士階級からも特別扱いを受けていて、1話では鋼鉄製の下駄?でカバネの首をはねていました。

それと、こちらもヒロイン候補の「菖蒲(あやめ)」という少女がいます。CV内田真礼さん。顕金駅を治める四方川家の惣領です。惣領(そうりょう)とは跡取りのこと。まだ父親の言いなりになっていて自己主張はあまりないようです。

生駒の相棒の「逞生(たくみ)」。CV梶裕貴さん。生駒と同じく顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年です。

この4人がメインになりそうな感じがします。それと四方川家に仕える来栖(くるす)ももしかしたら重要な存在になるのかもしれません。CV増田俊樹さん。1話では菖蒲の身辺警護をしています。

CHARACTERページには他にもキャラクター情報が載っています。

 

 

キャラクター原案は美樹本晴彦さん

『甲鉄城のカバネリ』のキャラクター原案は美樹本晴彦さんです。

私の知っている作品でいうと『超時空要塞マクロス』や『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、OVA『沙羅曼蛇』のキャラクター絵が美樹本さんだったでしょうか。もちろん他にも作品はあるでしょうけれども、今私が思い出せるのはこの3作品くらいです。ですから、私の中では「マクロスの人」のイメージですね、「ガンダムの人」が安彦良和さんみたいなノリでマクロスの人と言えば美樹本晴彦さんです。

2016年春アニメは『マクロスΔ(デルタ)』も放送されていますけれども、美樹本さんはマクロスΔのキャラクターではなくカバネリの画を描くことしたんですね。個人的にはマクロスをやって欲しかった気がしなくもないです。

 

 

おわりに

1話は上記イントロダクションの内容そのままです。生駒がツラヌキ筒を使って初めてカバネを倒して喜んだのも束の間、自らの右腕がカバネによって侵されてしまいます。生駒は、カバネのウィルスが脳に届かないように自らを縛り付け、首を吊ることでウィルスの侵入を防ごうとしていました。

首を吊れば本来はタヒにますけど、身体がカバネ化しているならタヒなないから、脳だけが生き残るということでしょうか? ウィルスが体内で生きている時間は短く(30-60秒ほど?)、それまでにウィルスが脳に回ることを防げれば、ウィルスはタヒ滅して生きながらえられるということでしょうか? イマイチわかりませんでした。

もう一つ分からないことは、無名が鉄下駄でカバネのくびをはねていたのですが、あれはカバネを倒せていたのでしょうか? 上記イントロダクションでは「鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれないかぎり滅びず」と書かれていますから、くびをはねただけでは倒せないと思うのですが、それは……。

物語は、ウィルスの脳への侵入を防いで半タヒ半生の特異な存在となった生駒・改がカバネを倒すのでしょう。『寄*獣』みたいな『進*の巨人』みたいな。ありがちといえばありがちな話、王道といえば王道ですね。でも個人的には面白く観られました。

作画がとんでもなく力が入っていて、まるで映画を見ているようでした。あのクオリティが最終話まで続くのか、続けられるのか心配になるくらいです。

 

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