ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

カズマが冬将軍にやられ、女神エリスによって日本に再転生されることに… - アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』7話「この凍えそうな季節に二度目の死を!」の感想

スポンサーリンク

毎週木曜日25:05(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』が放送されています。

 

konosuba.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月25日の放送は第7話「この凍えそうな季節に二度目の死を!」でした。

 

イントロダクション 

ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。
「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」
RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難関は、なんと生活費の工面だった!
さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまいーーー!?
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

 

というイントロダクションです。作者は暁なつめさんで、イラストは三嶋くろねさん。KADOKAWAの『角川スニーカー文庫』、既刊8巻とスピンオフ作品が3巻あるようです。ライトノベル。

 

sneakerbunko.jp

 

こちらは『この素晴らしい世界に祝福を!』のWeb版のページみたいです。スペインオフの小説はこちらから読むことができます。

 

7話「この凍えそうな季節に二度目の死を!」

主人公のゲーム好きの引きこもりの「佐藤和真(カズマ)」が、転生して異世界へ行くことになりました。異世界へ道連れにした女神「アクア」、紅魔族の魔法使い「めぐみん」、騎士の「ダクネス」の4人パーティです。

3人の職業は、カズマが運ステだけが高い冒険者、アクアが回復魔法役のアークプリースト(上級職)、めぐみんが攻撃魔法役のアークウィザード(上級職)、ダクネスはクルセイダー(上級職)です。上級職ではありますが、アクアは宴会芸スキルの習得に余念がないですし、めぐみんは爆裂魔法の「エクスプロージョン」だけを1日1発しか放つことができませんし、ダクネスはどえむです。カズマは盗賊系スキル「スティール」を習得しています。

前回6話では、魔王軍の幹部である「デュラハン」が再登場し、アクアの「ターン・アンデッド」やカズマたちの水魔法「クリエイト・ウォーター」などでデュラハンを撃退しています。

 

雪精と冬将軍の登場

雪が降っています。デュラハンを撃退したことで街の冒険者達にも報奨金がたんまり手に入ったようで、街の酒場は大盛況ですが、カズマたちはデュラハン退治の際に街の城壁などを盛大に破壊しており、その修理のために多額の費用を請求され、今も借金生活です。

カズマたちは相変わらず馬小屋で生活しており、雪が降るくらい、寝ていてまつ毛が凍るくらいの寒さの中ではいずれ死んでしまうと、生活改善するために今回もクエストを受けることになりました。冬のモンスター狩りは大変だそう。

今回のクエストは、討伐クエスト「雪精たちを討伐せよ!」です。雪精の読みは「ゆきせい」。何でも雪精1匹の報酬が10万エリスという高額クエストだそう。何匹倒せば達成されるのかは書かれていませんでした。

雪精は雪深い雪原に多くいて、1匹討伐するごとに春が半日早く来ると言われていて、とても弱いモンスターで簡単に倒すことができる、とめぐみんがカズマに教えてくれていました。トトロに出てくる「まっくろくろすけ」の白いバージョンみたいな外見でした。

しかしながら、雪精の話をしているときのダクネスの様子がおかしいです。顔を赤らめていて喜んでいます。「何かと強いモンスターと戦いたがるこのどえむクルセイダーが、何で嬉しそうに……?」と訝しむカズマでしたが、しかし今は金だ!とクエストを受領することにします。

雪原へと趣き順調に雪精を退治していくカズマ達。一気に倒すためにめぐみんの爆裂魔法「エクスプロージョン」も使っていて、8匹ですか、倒していました。爆裂魔法は毎回エフェクトが異なる気がしますが……気にしたら負け的なあれでしょう。

エクスプロージョンの爆音で目を覚ましたのか、直後に新たなモンスター(精霊)が登場しました。「冬将軍」です。氷で出来た鎧武者のような外見です。

「精霊は出会った人が無意識に思い描く思念を受けてその姿に実体化するの。けど冬に街の外に出歩くのは、日本から移住してきたチート持ちの連中くらいだから」とアクア、「つまりあいつは日本から来たどっかのアホが、冬といえば冬将軍みたいなノリで連想したから生まれたのか?何て迷惑な話だよ!」とカズマ。確かに、冬将軍という名前と武者姿ですから、日本人が想像した可能性は極めて高そうです。

 

カズマが冬将軍に……

冬将軍の力は圧倒的でカズマたちでは到底太刀打ちできるものではないようです。アクアは回復と水の魔法を使い手みたいですから、雪の精霊やモンスターには相性が良くないでしょうし、めぐみんは既に1日1発しか撃てない爆裂魔法を使って「死んだふり」をしています。ダクネスの大剣も冬将軍の一太刀で折られてしまいました……。

アクアが言うには、冬将軍は寛大な精霊なので、きちんと礼を尽くして誤りさえすれば許してくれるのだそうです。アクアは早速武器を置いて土下座を……元女神のプライドも何もないのかという。

カズマも早速謝ることにし、剣を構えたままのダクネスの頭を強引に地面に押し付けてダクネスを喜ばせていましたが、カズマ自身が剣を持ったままだったため、冬将軍に刀を横に一閃され……くびちょんぱされました。まさかデュラハンを倒したカズマがデュラハンになるという展開ですか? ミイラ取りがミイラ的な。

RPGの元祖といえる『Wizardry(ウィザードリィ)』シリーズでは、上級職に「忍者」があります。忍者はたまに敵の急所を突いて一撃で倒すことがあります。クリティカルヒットですね。それをくびちょんぱと言っていたかと思います。このすばの冬将軍の一撃を見てWizardryのそれを思い出しました。

 

女神エリスは胸ぱっt

2度目のタヒを体験したカズマは2度目の女神との対面をしました。今度の女神はアクアではなくエリスです。異世界で崇拝され、通貨単位にもなっている尊い存在です。

エリスは、次のカズマの人生は日本で裕福な家庭に生まれ、何不自由なく暮らせるように転生させてくれると言います。それを聞いたカズマは最初こそ乗り気でしたが……いつしか異世界やろくでもない仲間に対して愛着が湧いていたようで、自然と目から涙がこぼれ落ちます。

そんなときアクアから声が聞こえてきました。アクアはカズマに復活魔法をかけて蘇生をしてくれるようです。

しかしエリスはそれを止めようとします。エリスが言うには、カズマは既に一度生き返っているから天界規定によりこれ以上の蘇生はできない、とのことです。そのことをカズマから伝えられたアクアは、後輩の女神エリスに暴言を吐き、さらにはエリスの弱みを晒して、強引に特例を認めさせています。カズマが異世界に復活。

 

おわりに

無事(?)に異世界に戻ってこられたカズマ。アクアは蘇生してあげた私に感謝しなさいと偉そうにしていましたが、めぐみんとダクネスはカズマに泣いて抱きつき、喜んでくれています。生き返ったカズマは、冬将軍が初心者レベルの自分には無理な相手と判断し、今回受けた討伐クエストを途中リタイアしています。妥当な選択ですね。

しかし、めぐみんたちが雪精8-9体を倒したこと確かので、それを申請すればクエスト達成とはならなかったのでしょうか? ていうか雪精を倒した数は誰がどのようにカウントしているのでしょう? カズマたちパーティの他に誰もいなかったですから、数えようがないですよね。自動でカウントされるシステムなのでしょう、たぶん。

 

dysdis.hatenablog.com