ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

あさが千代に話した思い出話で、2人の心境にも変化が起きそう。萬谷与左衛門が捕まりました - 朝ドラ『あさが来た』123話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年2月24日放送の123話では、あさがラサール石井さんに刺されました。

 

www.nhk.or.jp

 

あさが危篤となったその後

118話で、ヒロインの白岡あさ(波留)が、加野屋の「閻魔紙(ブラックリスト)」入りしている萬谷与左衛門(よろずや・よざえもん、ラサール石井)に包丁?ナイフ?で刺されました。彼奴の逆恨みです。

あさは一時危篤状態に陥り、白岡家は方方の親しい人に電報を打ち、東京にいるあさの弟で今井家の当主となった今井忠嗣(興津正太郎)や、九州の加野炭坑から元加野屋の中番頭であった亀助(三宅弘城)も駆けつけ、見舞っていました。忠嗣が見舞ったときはまだ面会謝絶状態だったでしょうか。

亀助は今は、加野商店の炭坑部門の支配人だそう。

幸いなことに、あさは危篤状態から脱して意識を取り戻し、今度は早く仕事に戻りたいと周囲を困らせています。

和歌山にいる、あさの姉である眉山はつ(宮崎あおい)も、夫の眉山惣兵衛(柄本佑)と共に大阪にやって来ていて、今日123話の最後であさと再会を果たしています。詳細は124話以降になります。

 

千代は刃物に反応するように

あさの娘の千代(小芝風花)は、自分の母親が萬谷に襲われた現場にいました。刺された瞬間は見ていないものの、刃物と血を流して地面に倒れる母親を見てしまっています。

千代は常に母のベッドに寄り添っていて、健気な様子でしたが、あさが目を覚まして会話が始まると、いつも通り喧嘩というか言い合いが始まっていました。千代が見舞いに頂いた花の入った花瓶を持って病室を出、病院の流し台に花瓶の水を入れ替えています。

そこへ東柳啓介(工藤阿須加)という学生とその友人がやって来て、東柳は流し台で、リンゴを切ろうと包丁を持っていました。包丁の刃がリンゴに入った様子を目にした千代は、母の刺されたシーンがフラッシュバックしていしまい、激しく動揺します。手に抱えていた花瓶を床に落とし、落ちて割れた花瓶の欠片を拾おうとして指先に切り傷を負い、呼吸も荒くなっています。

それを見て東柳たちも驚いていましたが、ちょうど良いタイミングで、千代の祖母(あさの義母)である白岡よの(風吹ジュン)がその場にやって来て、千代の動揺と、その先にあった刃物を目にした瞬間に全てを察したのか、咄嗟に包丁を布で覆っていました。よのさん、ナイスフォローです。

千代は、あさが刺されたことがトラウマ化してしまっているのでしょうか。先端恐怖症のような、特定の恐怖症に陥ってしまったかもしれません。

 

おわりに

123話は、あさと夫の新次郎(玉木宏)と千代の親子水入らずで夜を一緒に過ごしていました。千代はあさと一緒にあさのベッドへ、新次郎は病院から借りた?布団を床に敷いて。あさは千代に新次郎との思い出を語っていました。出会ったときのこと嫁いだときのこと千代を産んだときのことなどを。新次郎は寝たふりをして話の邪魔をしないよう気を遣っています。吹き出しそうになったり耳を抑えたくなったり、堪えるのが大変そうでしたが。

また、はつと惣兵衛は白岡家の、長男の藍之助(森下大地)に割り当てられた部屋に泊まっていました。藍之助が働いている銀行や部屋の様子を見て、息子の成長具合を確認できました。そういう意味ではあさの事件は悪いことばかりではなかったでしょうか。

あさと千代の関係も、今回の事件によってゆっくりと話し合うの場を持つことができ、特に千代があさを、「女性実業家白岡あさ」としてではなく、一人の人間として、一人の女性として、一人の男性の妻として、母として見ることのできる良い機会でした。

あさにとっても、これまでの自分の前だけを見て歩んできた人生を、じっくり振り返る時間をもつことができたことで、これまでとは異なる視点で物事を捉えられるようになったかもしれませんね。あさと千代の関係も少しずつ変わってきそうな123話でした。

最後に、萬谷は警察に捕まっていたでしょうか。夜間、一人で街を徘徊しているところを、警察に呼び止められていました。お金が底を尽き万事休したようで、精神的にも壊れ気味に見えました。警察は、加野屋の女主人を刺したことを指摘していたので、萬谷は逮捕されたのでしょう。

 

dysdis.hatenablog.com