ディスディスブログ

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アイン・ダルトンが阿頼耶識を搭載する流れです。マクギリスも阿頼耶識でしょうか? - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』20話「相棒」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月21日の放送は第20話「相棒」でした。

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

20話「相棒」

主人公の三日月・オーガスたち「鉄華団(てっかだん)」は、ヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインを地球へと送り届けるために航行していました。前回19話ではガンダムシリーズの伝統である大気圏降下作戦をし、成功させています。20話から地球編です。

 

蒔苗 東護ノ介

確か、物語上では地球は4つの経済圏に分割統治されています。それが今回登場していた、蒔苗東護ノ介(まかない・とうごのすけ)が代表を務めていた「アーブラウ」と「SAU (STRATEGIC ALLIANCE UNION) 」、「アフリカユニオン」、そして今回鉄華団が降り立った場所のある「オセアニア連邦」の4つです。

蒔苗は、クーデリアが地球で交渉する相手でしたが、鉄華団が地球にたどり着いたときには既に代表を辞していたようです。収賄疑惑? 蒔苗の代わりに代表の座に就いているのはアンリ・フリュウ(CV沢海陽子さん)議員で、彼女のバックにはギャラルホルンが付いているとのこと。蒔苗はフリュウに嵌められたのでしょうか? 蒔苗はオセアニア連邦領内の別宅にいて、そこでクーデリアや鉄華団と会っていました。

蒔苗はクーデリアを自身の代表返り咲きのきっかけにしようとしているのでしょう。蒔苗から鉄華団に提案が出されていました。「全体会議」と言っていたでしょうか、近々アーブラウの代表指名選挙が開かれ、そのときまでに自分を会議の場所まで連れて行け、というものです。

鉄華団の参謀役のビスケット・グリフォンが言うには、蒔苗はアーブラウを追い出された立場の人間だから簡単に迎え入れられる訳がない、フリュウの妨害工作に遇うのは目に見えていて、彼女の後ろ盾のギャラルホルンとの戦闘は必至だと反対しています。

蒔苗は海千山千でして、オルガ・イツカたちに選択の余地を与えてはくれませんでした。鉄華団がオセアニア連邦に匿われていられていることも自分の力があってこそ、自分の行動一つで鉄華団などどうとでもなる、と脅してきたんですね。また、火星に帰る手段を鉄華団が持ちあわせていないことも交渉のネタに使ってきていました。確かに現状では彼らに火星に帰る手段がありません。

 

 

オルガは一晩考える時間をもらっていて、蒔苗の提案を受ける決断をしています。ビスケットは猛反対をして鉄華団を降りるとまで行って決裂していましたが……結局は仲直りをするのだと思います。

 

アイン・ダルトンが阿頼耶識を搭載?

19話で、ギャラルホルンの特務三佐ガエリオ・ボードウィンを身を挺して守ったアイン・ダルトンは、一命を取り留めていました。

といっても、生命維持と思われるカプセルに入っていて、予断を許さない状況のようです。可能性としては身体を一部、あるいは大部分を機械化して、阿頼耶識(あらやしき)システムを搭載させることになりそう。

ガエリオはアインの阿頼耶識化に反対していましたが、「仮面の男」モンタークではないマクギリス・ファリドはアインの阿頼耶識化を勧めていました。最良の手段だと。

「お前に教えてやろう、阿頼耶識の本当の力を」、マクギリスのこの台詞が気になりますね。

厄際戦時代に使われていた旧来というか本来の阿頼耶識システムをアインに搭載させるのだと思いますが、それがどのようなものかは今のところ不明です。義体化して脳とモビルスーツを直結させる的なことでしょうか?

先述のマクギリスの言い様だと、マクギリス自身が既に阿頼耶識を搭載しているのかもしれません。

 

グレイズリッター

前回でしたか、カルタ・イシュー率いる「地球外縁軌道統制統合艦隊」のモビルスーツが登場していました。機体名称は「グレイズリッター (GRAZE RITTER) 」、型式番号EB-06rです。「道上での戦闘を考慮し、通常のグレイズよりも機動力に優れた調整が取られている」とのこと。グレイズの新型ですね。

それと、同じく前回、「タービンズ」から鉄華団へ支援に入っていました。その際、タービンズのラフタ・フランクランドとアジー・グルミンが乗っていたMSの情報が公式Webサイトに載っていました。

タービンズのMSは機体名称が「漏影 (ROUEI) 」、型式番号がSTH-05Rです。「百錬の装甲をすべて換装した機体。また、装甲の換装に伴って地上戦を想定しての調整も為されている。ちなみにラフタが搭乗する機体はアミダの百錬を換装したもの」だそうです。百錬ベースの機体ですか。格好良くて好きなMSです。

 

おわりに

ビスケットは、ドルト2にいた実兄のタヒを知らされていて、その影響もあってオルガに反発していました。これ以上家族を失うのは嫌なのでしょうね。ただ、自分が鉄華団に入っている時点で、彼の言う「穏やかな道」なんてものを期待する方がどうかと思いますけれども。そうそう、ドルトの労働者のクーデタというか、あれは成功したみたいです。まさか上手く行くとは思っていませんでした。

今回は、久々にオルガが物語当初のオルガらしさを取り戻しつつあるように感じられました。「テイワズ」の傘下に入り、タービンズと兄弟の杯を交わして以来、オルガの影が薄くなっていたように思っていたので。やはりオルガが決断して皆を引っ張って行く様が鉄華団らしくて良いです。

20話の最後に、カルタ隊がオセアニア連邦に匿われている鉄華団を差し出せと、蒔苗に通達してきたようです。次回はカルタ隊とのモビルスーツ戦が行われそうです。そういえば今回はモビルスーツ戦がなかったですね。

 

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