ディスディスブログ

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サルバ王子が誘うイースター島には何があるのか?四阿屋雅とキョーマの関係とは何でしょう? - アニメ『Dimension W(ディメンションW)』6話「アフリカの風」の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『Dimension W(ディメンション・ダブリュー)』が放送されています。

 

dimension-w.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2016年2月14日の放送は第6話「File.06 アフリカの風」でした。

 

イントロダクション 

西暦2072年。
第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により
人類は繁栄の極地にあった。
しかしその裏では、正規外のルートから入手した「不正コイル」を使った犯罪が発生し、回収に懸賞金がかけられるようになった。
腕利きの“回収屋”マブチ・キョーマは、ある依頼の中で謎の少女ミラと出会う。
かつてコイル事故ですべてを失ったキョーマと、自分の出生の秘密を探るミラは、共に「コイル」の真実を追うことになるが……。

 

というイントロダクションです。作者は岩原裕二さん。スクウェア・エニックス『ヤングガンガン』でしょうか、『月刊ビッグガンガン』でしょうか? 既刊9巻。

私は本作『Dimension W』を全く知りません。初見です。

  

6話「File.06 アフリカの風」

6話から新展開です。アフリカの「イスラ」という国から3人の人物が日本?にやってきました。「アフリカの風」と呼ばれるセントラル60のCOO (Chief Operating Officer) である「サルバ=エネ=ティベスティ王子」と、サルバの弟「ルワイ=オーラ=ティベスティ王子」ともう一人、ラシティという女性です。

実際は他にもスキンヘッドの男たちが数人いたようですけど、数に入れなくてよさそうです。

 

サルバとルワイとラシティ

サルバ=エネ=ティベスティ王子は、アフリカの小国「イスラ」の王子で、世界1位のロボットメーカー・イスレロの社長で、「セントラル60」のCOOでもあります。CVは鳥海浩輔さん。

ルワイ=オーラ=ティベスティ王子は、サルバの弟で女の子のようにも見えなくない男の子です。たぶん。6話では日本が物珍しいようでサルバたちの目から離れ、お忍びで観光をしていて、キョーマと出会いました。キョーマのことを見て「サムライだ!」と大喜びです。CVは山下大輝さん。

ルワイは、筋斗雲に乗れそうな純真さを持っていそうですが……キョーマの雇い主であるマリーの用心棒アンドロイドであるフォーを一撃で両断していました。怪力の持ち主です。アンドロイドでしょうか? 完全義体でしょうか?

ラシティは現状では詳しくわかりません。サルバたちの従者か奴隷か。CVは能登麻美子さん。サルバがラシティに言った「オマエはそこそこ美しいぞ、ラシティ。なぜなら私の言葉がオマエの自由を縛っているからな」の台詞が気になります。

この「縛る」とは何でしょう。物理的にでしょうか、人質など取るなどの弱みを握っているのでしょうか、それともコイルを使った何かでしょうか。コイルの可能性が高いと思っています。サルバは他者のコイルを操作できるのかもしれません。

 

サルバ王子の目的

サルバ王子の本来の目的は、ヒロインであるアンドロイドの少女「百合崎ミラ(ゆりざき・みら)」の生みの親、「百合崎士堂(ゆりざき・しどう)」博士の最後の遺産だそうです。ニューテスラエナジー「セントラル47」のCOOであるクレア・スカイハートと面会をして、そのように語っていました。

百合崎博士の最後の遺産というと、ミラのことを指しているのかと思いましたが、そうではないようです。

サルバは世界中の回収屋へ挑戦状を送りつけています。そこには「全ての回収屋へ 7日後 イースター島へ」と書かれていたでしょうか。イースター島に何があるのか、サルバはイースター島のことを「封印されし滅びの島」、クレアは「あの因縁の地」と言っていましたが……。

想像するに、腕に自信のある回収屋をイースター島に集めて、イースター島に眠っている百合崎博士の最後の遺産を取って来るよう競わせる、というところでしょう。今回ルーザーも少し登場していて、彼と子供(エリザベス)は南極でコイルを回収していました。ルーザーもイースター島に行くはずです。

また、イースター島に絡めて、クレアは「あの獣がどう思っているのかしら」とも言っていたので、キョーマと彼がかつて所属していた精鋭部隊「グレンデルの獣」の最後の任務がイースター島に関係しているように感じられます。

以前の放送で、グレンデルの最後の任務にはコイルの暴走が関係していたような描写もあったと思いますので、百合崎博士の最後の遺産とはミラに使われていた二重コイルか、その試作品か何かでしょうか?

 

呉服屋「四阿屋」

呉服屋「四阿屋(あずまや)」も登場しています。店主の「四阿屋椿(あずまや・つばき)」はキョーマの姉だそうです。おそらく義理の姉でしょう。CVは大原さやかさん。

というのも、6話冒頭で「四阿屋家之墓」と彫られた墓石にお墓参りをして、「雅……可能性ってやつがあるなら……けじめをつけねえとな」と言っていたことと、6話の最後にキョーマの回想が入り、そこにミラのよく似たセーラー服を着た女の子が登場していて、彼女はキョーマの後の奥さんになるのであろう女性と思われるからです。

EDのクレジットには「四阿屋雅(あずまや・みやび)」、CV奥谷楓さんの名前がありました。つまり椿は雅の姉となり、とすると椿はキョーマの義理の姉で、雅はキョーマの結婚相手か婚約相手で間違いないでしょう。

 

おわりに

ルワイと別れるとき、キョーマは「生きてさえいればまた会うこともできる。(例え作り物の身体だとしても)」と語っていたことがとても気になります。雅がタヒんだことと無関係ではないと思われます。

また、ルワイがお忍びでうろちょろしているとき、街のテレビモニターに流れていたニュースに「義体化率60%上限撤廃か」というものがあり、「義体医療の進歩により、国際的に制限されていた義体化率60%の上限が撤廃される可能性が出てきました」と報じられていました。

キョーマの台詞とニュースの内容もリンクしている可能性は高そうです。雅は何かの事故や事件に巻き込まれて、義体化をせずには生きていかれない状況に陥って、全身義体化をする必要に迫られたものの、義体化手術が失敗した……という感じでしょうか。グレンデルの任務とも無関係ではないでしょうから、その辺の絡みにも今後注目です。

雅がミラに似ていたこと、これも決して偶然ではないのでしょうね。

 

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