毎週木曜日25:05（水曜深夜）より、TOKYO MXにてアニメ『この素晴らしい世界に祝福を！』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
【今夜放送】
— TVアニメ『このすば』公式ツイッター (@konosubaanime) 2016, 2月 3
第4話「この強敵に爆裂魔法を！」
TOKYO MX 25:05～
サンテレビ 25:30～
TVQ九州放送 26:35～https://t.co/Q3Sh5s6i4N #このすば
2016年2月4日の放送は第4話「この強敵に爆裂魔法を！」でした。
イントロダクション
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真（カズマ）の人生は、交通事故（！？）によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。
「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない？
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」
RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ！めざせ勇者！
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難関は、なんと生活費の工面だった！
さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまいーーー！？
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち！？
というイントロダクションです。作者は暁なつめさんで、イラストは三嶋くろねさん。KADOKAWAの『角川スニーカー文庫』、既刊8巻とスピンオフ作品が3巻あるようです。ライトノベル。
こちらは『この素晴らしい世界に祝福を！』のWeb版のページみたいです。スペインオフの小説はこちらから読むことができます。
4話「この強敵に爆裂魔法を！」
主人公のゲーム好きの引きこもりの「佐藤和真（カズマ）」が、転生して異世界へ行くことになりました。異世界へ道連れにした女神「アクア」、紅魔族の魔法使い「めぐみん」、騎士の「ダクネス」の4人パーティです。
3人の職業は、カズマが運ステだけが高い冒険者、アクアが回復魔法役のアークプリースト（上級職）、めぐみんが攻撃魔法役のアークウィザード（上級職）、ダクネスはクルセイダー（上級職）です。上級職ではありますが、アクアは宴会芸スキルの習得に余念がないですし、めぐみんは爆裂魔法の「エクスプロージョン」だけを1日1発しか放つことができませんし、ダクネスはドＭです。
前回3話でカズマはスキル「スティール」を習得していて、ぱんつのみ盗めるようになっています。モンスターに対してスティールを仕掛けたらどうなるのでしょうか？
デュラハン
今回の敵は「デュラハン」です。カズマたちが倒そうとしている魔王の手先で、魔王軍の幹部のうちの1体だそう。声からして男性のようです。
デュラハン（Dullahan, Durahan, Gan Ceann ）とは、アイルランドに伝わる首のない男[1]の姿をした妖精。女性の姿という説も存在する。
ということで、デュラハンのWikipediaを見ると、アイルランド伝承の妖精のことだそうです。私のイメージは首のない騎士です。性別は男性で。
『ファイナルファンタジーⅥ』、FF6の「ダリルの墓」に登場するボス敵のイメージが相当に強いです。紫色の炎に包まれた馬車？に乗っているグラフィックでしたか。
ニコニコ動画でFF6のプレイ動画を見て知ったのですが、FF6の魔法生物はラスピルでMP切れを起こすと死んでしまうそうです。これには驚きました。このデュラハンも魔法生物なので、同じようにMP切れで倒せるようです。今度プレイする機会があったら試してみたいです。バニッシュデスはさすがに知っていました。
デュラハンは、FF6以外にもFF3やFF12にも出ていたみたいです。どちらもプレイ経験があるのに思い出せません。
ルース魔石鉱の第2地区採掘場奥（柵はモブ「アントリオン」討伐の際に貰える鍵で開ける）に現れるヘッドレス系モンスター。
『ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*』さんの記事にはこのようにあります。ルース魔石鉱……めっちゃ懐かしい響きです。ルース魔石鉱は何となく覚えていますけど……やはりデュラハンの記憶がないです。ギルガメッシュと戦った記憶はあります。
今、私のPS2は壊れてしまっていて確認できません。FF12のソフトもセーブデータもあるはずなので、起動できたら今すぐ確認できるのに……残念。
上記FFのWikiページを見るとFF3は女騎士だったみたいですね。そうですか、女性でしたか。
このすばのデュラハン
このすばに話を戻します。話が前後しますけど、このすばのデュラハンは首なしの馬に跨った首なしの騎士姿で、前述のとおり男性の声でした。
魔王軍の幹部であるデュラハンは、カズマたちが拠点にしている初心者の集まる街の近くに棲みつきました。そのため、街の周辺に棲息している弱いモンスターが隠れてしまいました。モンスターがいなくなれば討伐クエストも発生しません。カズマたちにとって手頃な難易度の討伐クエストが街からなくなってしまい、彼らのスキルアップの機会も失われてしまっています。
クエストがない間、アークウィザードのめぐみんが爆裂魔法の訓練をするというので、カズマも付き合わされています。めぐみんは爆裂魔法「エクスプロージョン」を撃つことができます。系統としてはイオナズン的なものと思います。爆裂魔法を操れるだけで初心者の集う街の住人にとっては優秀な人材なのかもしれません。
しかし、めぐみんはエクスプロージョンを1日1発しか撃てません。放った後に地面に倒れこんでしまい、動きが取れなくなってしまいます。おそらくMP切れを起こしているのでしょう。そのため、爆裂魔法の訓練でも誰かが一緒にいてくれなければ街に帰ることもままならないのです。ポンコツ。
街の中はもちろん、街の側であっても街の住人に迷惑がかかって守衛さんに叱られるそうで、訓練は街からある程度離れた場所でなければならないそう。2人でしばらく歩くと、遠目に手頃な廃城が建っており、めぐみんたちはそこを標的に爆裂魔法を撃つことにして、毎日のように廃城の見えるところまで通っては1爆裂ぶっぱしていました。
ところが、その廃城がデュラハンの棲家だったようで、怒ったデュラハンが街にやって来たのでした……。ギルドも緊急クエストを提示して、街の正門に街にいる全冒険者を集めています。
おわりに
怒ったデュラハンは、居城に爆裂魔法を放ち続けていためぐみんに対し、一週間後に死んでしまう「死の宣告」をかけようとしました。FFでもお馴染みの魔法ですね、FF6では青魔法でしたか。
しかし、死の宣告がめぐみんにかかる直前に、ダクネスが彼女の前に出て盾となって自らが死の宣告を受けています。さすがどえむ……ではなくクルセイダー。死の宣告を受けたダクネスは何故か上気していましたが。さすがクルセイダー……ではなくどえむ。
デュラハンは高笑いをしながらその場を去りました。残されたカズマたちは死の宣告を解除するために悲壮感たっぷりで廃城へ乗り込もうとしていましたが、しかし、女神アクアにとって死の宣告は楽勝な呪いだったようで、いとも簡単に解除をしています。これで緊急クエスト「ディラハン撃退」達成です……って撃退はしていないような……まぁいいですか。
今回の登場人物（？）の中でデュラハンが最もまともでした。
