ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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Eテレ『俳句さく咲く!』で平成27年度「NHK全国俳句大会」の秀作内定者に番組から「赤嶺総理」さんが選出されました

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毎週日曜日06:00-06-25よりEテレにて『NHK 短歌』、06:35-07:00『NHK 俳句』が放送されています。月の第4週は初心者向けの講座となっており、番組タイトルもこのときだけ『NHK 短歌de胸キュン』と『NHK 俳句さく咲く!』に変わります。

 

www.nhk.or.jp

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短歌de胸キュン 

『短歌de胸キュン』は、先週と今週の2週に分け、「冬の増刊号 ハワイ編」としてハワイへ出張していました。出張メンバーは、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さんと、「フルーツポンチ」の村上健志さん、タレントのえりちょすさん、そして選者の歌人・佐伯裕子先生の4名です。

女性メンバーはえりちょすさんの他にも、韓国人タレントさんのカン・ハンナさんに、モデルの寿るいさんと鈴木あやさんもいらっしゃいますが、えりちょすさん1人だけの出演でした。これまでには増刊号は度々放送されていますけど、女性メンバーは必ずと言っていいほど2人いたと思いますので、意外です。

 

俳句さく咲く!

『俳句さく咲く!』は、今年度から新たに加わった「さく咲くセブン」のメンバーと、「ももち」こと嗣永桃子さんが、選者の俳人・小澤實先生からある重大なミッションが与えられています。そのミッションとは「“NHK全国俳句大会”の特選入賞を目指す」というものです。

先月の放送では、さく咲くセブンのメンバー全員が予選会を通過する、という素晴らしい結果を得ていました。小澤先生も嬉しそうでした。平成27年度(2015年度)の応募は42,501句あり、その中から予選会を勝ち抜けた句は、全体のわずか2割ほどの狭き門だったそうです。その2割のうちにメンバー全員が入るとは……快挙です。

 

秀作内定者は赤嶺さん

「NHK全国俳句大会」の予選会を勝ち抜いたその後は、15人の俳人の先生方が特選と秀作と佳作を選出することになります。今月の放送の冒頭では、俳人による選出した結果、秀作内定者が発表されています。

秀作内定者は「赤嶺総理」さん。以上です。

秀作に赤嶺さんが選ばれたという結果でしたが、小澤先生が仰っていたように、初めての挑戦でメンバー全員が予選会を通過しただけでも素晴らしいことですね。さらに赤嶺さんが秀作ですから、初心者向けの俳句高座『俳句さく咲く!』としては大成功と言って良いのではないでしょうか。素晴らしい。

今回の報告でわかったことは、赤嶺さんの句が秀作に内定したということだけです。詳しいことは次回の放送で明らかになるそうです。全国俳句大会は毎年Eテレで放送されているので、そちらでもわかるかもしれません。もしかして既に放送されましたか? 私が見落としていたら申し訳ありません。

 

小澤先生の俳句の好みは?

『俳句さく咲く!』の記事で何度も書いていることをまた書きますが、メンバーの中では赤嶺さんが一番安定して良い俳句を詠んでいるという印象を私は持っています。彼女は学生時代に俳句甲子園に出場した経験があると、番組の年度初めに本人の口から語られたことがあったと思いますので、さすがに目の付け所にセンスがあるなと思わせる句が多いです。升方一真さんの急成長が凄まじく、もう少ししたら私の評価が変わってしまうかもしれないですけど。

しかし、他のメンバーより経験値が高いからこそなのか、小澤先生からの評価は厳しいものが多いです。番組で毎回最後に行う「ミニ句会」では、未だ最優秀賞を取ったことがないと思いますし、今回もそうでしたけど最近は番組出場権を争う俳句バトルで敗退することもちょくちょくあります。

小澤先生は、あまりひねらない、素直でポジティブな内容の句を好む傾向がありますけれども、赤嶺さんは捻りを加えた句を詠む傾向にあって、それが小澤先生の好みには合っていないのではないか、という印象を持ちます。上手い下手でいえば上手いけど……という。

捻りすぎず技巧に走りすぎず素直に詠むというのは、言うのは簡単ですけどね。難しいのでしょう。俳句の好みがわかったところで、赤嶺さんがすり寄せてくるのか、我が道を突き進むのか、そこも赤嶺さん次第ですし。私は今のまま突き進んで欲しいですけど、少しでも長くテレビに映りたい気持ちもあるでしょうし……難しい。

 

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