ブログの紹介にファッションのことを書いているとしながら、ファッション関係の記事を書かないブログと化していますが、久々にファッション関係の記事を書きます。
本当ならば、私自身の洋服、特に古着の着こなしをお見せすることで、御覧の皆さんに私のファッションセンスをご理解いただいた方が、入りやすいor離れやすいかと思うのですが、病気が病気なのであれがあれで怖いんですね。誰もお前のことなんざ気にかけちゃいねぇよ、ということなのでしょうけれども。
それはさておき、ファッションの記事は毎回、Tumblrで参考になりそうな画像を探してそれを紹介する形にしています。今回も同じです。私は1960, 70, 80年代のファッション・カルチャーが特に好きなので基本的にはその20-30年間を感じさせるものが多くなります。それ以前のものもちらほら出てくるかと思いますが。
ダットサン、スノーラリー
MoonAge • coffeebreakexpresso: #Rally #Snow #Datsun
まずは、ダットサンのフェアレディがスノーラリーで走っている様子のようです。
この時代の自動車のデザインは格好良いですねぇ。車に貼られたステッカーのデザインを見ても時代を感じさせ、手前に写っている男性のニット帽の生地感や色合いも時代を感じさせます。良い写真です。
自動車の画像とファッションが無関係に思われるかもしれませんが、特に古着を知るためには時代の空気感を知ることもとても大切なことだと考えます。昔の写真やカタログ、広告、映画、音楽などを見聞きして知ることが、ファッションにも反映されるということは私の実感としてあります。
ダットサン(Datsun)は、日産自動車の小型車(乗用車・トラック等)のブランドである。
ダットサンスポーツ フェアレディ
Datsun 240Z/260Z/280Z(日本名フェアレディZ) - SP310型まで。以後はニッサン・フェアレディZ。
ダットサンのWikipediaを読むとこのようにあります。画像のフェアレディの型式が何なのかはわかりませんけど、この中のいずれかなのでしょうか。子供の頃、憧れの車種で、姉がチョロQを持っていて羨ましかった思い出があります。私も欲しかったのですが、「真似をするな」と言われてしまい、買えなかった悲しい思い出。チョロQはF1や、トヨタの2000GT、MR-2などを持っていました。ゴジラのチョロ獣も持っていました。
アメフトと眼鏡
アメリカンフットボールでしょうか。眼鏡やサングラスを掛けた選手がその上からヘルメットを被った様子です。ヘルメットのカラーリングや眼鏡のフレームに時代を感じさせ、雰囲気のある写真です。ちなみに私はアメフトはさっぱりです。
紳士とカンカン帽
1955年くらいの時代のカラー写真のようです。場所は米国ニューヨークですか?
注釈にはStraw Hat(ストローハット)と書かれていますけど、日本でいう「カンカン帽」になるでしょうか。7,8年前だったでしょうか、日本の女性の間で流行りましたね。夏にたくさん見かけた記憶があります。
画像は、スーツを着た紳士がカンカン帽を被って、スラックスパンツのポケットに手を突っ込んで道路を闊歩する様子が様になりすぎていて、惚れ惚れするほど格好良いです。
イタリア人労働者のバンダナ使い
dancing without wearing a seat belt | zzzze: Lewis Hine, Italian Laborer, Ellis...
注釈には"Lewis Hine, Italian Laborer, Ellis Island, 1905-1912"と書かれています。1905-1912年までにエリス島でのイタリア人労働者を撮った写真のようです。バンダナ使いが参考になります。ストライプシャツやベスト、ジャケットの生地感も良いですし、シャツのボタンも味わいがあります。
レディースのカラフルなカラーコーデ
theyroaredvintage: Colorful 1970s ensembles. - Idlers' Corner
1970年代の女性のファッションです。カラフルで色使いがとても可愛い。ヨーロッパの、それも大陸ではない英国感が漂ってくる写真です。
左の女性はベレー帽的な帽子と手袋の黄色とコートのボタンの黄色を合わせていて、左の女性はベレー帽の緑とコートの緑、コートのチェックの赤ラインとストッキングの赤、チェックのオフホワイトとシューズの乳白色のかかった黄色と合わせていることで、色を使いながらも統一感が出ています。着こなしの参考になるかもしれません。
色物・柄物は、色の数を3つほどにして、色のトーンを合わせると統一感が出やすいですね。
ヒッピー感のあるアップリケ、パッチ
Swingin': psychedelicway: Windsor Free Festival, 1973 ...
注釈には "Windsor Free Festival, 1973" と書かれています。1973年に開催された「ウィンザー・フリー・フェスティバル」の1カットのようです。ヒッピー感。
左の、タバコとカメラを手に持つ女性のデニムのホットパンツが、70's感を強く感じさせてくれます。バックポケットを取り外して跡が濃く残っているところと、パッチに使っている生地の花柄が効いていて良いですね。右の男性のジーンズやデニムシャツのサイズ感と着こなしも“らしい”です。
ハットとニットとネクタイとタイポグラフィ
Yesterday's Print — Hagerstown, Maryland, October 1937
注釈には "Hagerstown, Maryland, October 1937 "とありますから、1937年10月に撮影された、米国メリーランド州のヘイガーズタウンでのツーショット写真のようです。
男性のシャツにネクタイを締めて、上からニットを着て、ダルめなパンツ、ハット、全ての様子が素晴らしい雰囲気です。ポイントはシャツ&ニットとボトムのサイズバランス、それとシャツをトップボタンまで留めることかと思います。
男性の背後にある看板の、筆記体を入れてアクセントを入れたタイポグラフィや、 "TRUSS FITTING" と書き込まれたランプ(でしょうか)、左に少し写った自動車などにも雰囲気があります。
ワーカーのがっつり重ね着
Fishstick Monkey: Portrait of a Worker, circa 1935 Walker Evans...
"Portrait of a Worker, circa 1935" と注釈があります。以前紹介したかもしれません。重複していたら申し訳ないですが、格好良いのでOKでしょう。
労働者を写した写真ですが、重ね着がやばいです。シャツ2枚着た上にチェック柄のウールシャツ?を着て、さらにダック地のような生地のジャケットを着て、オーバーオールを着ているのでしょうか。
重ね着感がめっちゃ格好良いですね。是非カラー写真も見たい。キャスケットのようなワークキャップのざっくりした生地感も、おじさんの雰囲気にとても合っていて雰囲気抜群で、古着好きにはたまらない写真です。
おわりに
今回は久々のファッション関連の記事を投稿したということもあって多めの紹介となりました。服が欲しくなりますし、古着屋に行きたくなります。でもお金がないので、お店に行っても迷惑になるだけですし、私も生殺し状態になりますからお店へは行きませんけど。
今回の記事が皆さんの着こなしの参考になれば幸いです。