ディスディスブログ

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あさが決断したこととは何でしょう? うめとの別れでしょうか? - 朝ドラ「あさが来た」99話の感想

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年1月27日放送の99話で、ヒロインのあさが何やら大きな決断をしたようです。

 

www.nhk.or.jp

 

新次郎に隠し子騒動?

ヒロイン白岡あさ(波留)の旦那さん、白岡新次郎(玉木宏)に隠し子がいた?という疑いが先週の土曜日にかかっていました。加野屋で新次郎が働いているところに突然「お父さん!」と声をかける男の声がありました。

しかし、即座にそれが冗談だとわかります。その男の子の正体は、和歌山にある今井家の土地を借り受けミカン農家になった山王寺屋(さんのうじや)の眉山藍之助(森下大地)でした。あさの姉である眉山はつ(宮崎あおい)と眉山惣兵衛(柄本佑)の間に生まれた子、長男です。

加野屋にやって来たのは藍之助だけではなく、はつと、菊(萬田久子)もでして、あさとはつの姉妹は10年ぶりの再会となりました。お互い10年の月日の流れを感じ、しみじみと語り合っていました。はつは藍之助に対して躾に厳しい母親になっています。優しいだけではないみたい。

藍之助は加野屋に興味津津の様子で、それと人懐こさもあって商売に向いていそうな子供でした。途中、あさと新次郎の子、千代(鈴木梨央)を認めると遊び相手になってあげたり、千代のあさに対する不満を聴いてあげていたりしています。

 

加野銀行設立が近づく

大蔵省の元官僚である「へぇさん」こと山崎平十郎(辻本茂雄)の助力もあって、あさの悲願である「加野銀行」設立もあと一歩のところまできました。へえさんは、銀行設立のために必要な様々な手続きがまだこれだけあると、列挙していました。挙げた項目(それでも全てではないみたいでしたが)たくさんありすぎて、私などは聞いているだけで目が回るレベルでした。

その一方であさと新次郎は、加野屋の大番頭の雁助(山内圭哉)が店を辞める日が近いのであろうと予感を強めているようでした。99話の最後に、あさがある決心をしたというナレーションが入っていたかと思います。

あさがした決心とは何か、それはおそらく女中の「うめ(友近)との別れ」でしょう。うめには女中を辞めてもらって、雁助に付いて行ってもらおうと。雁助とうめが互いに好き合っていることは、色恋話に疎いあさでも気がついています。

あさにとって、うめは育ての親のような存在ですし、それは千代にとっても同じです。うめが離れてしまうことは半身をもがれるような辛さがあることと思います。あさにとってうめと別れることは、もしかしたら自身の結婚よりも大きな決断なのかもしれません。

先週土曜日の次週予告では、あさとうめが相撲と取っていましたから、おそらくお別れの相撲なのでしょうね。

 

おわりに

千代は初めて会ったはつに戸惑いながらも、はつから抱きしめられたときに、あさとは異なる母親像みたいなものを見たようです。

仕事に邁進するばかりで女性らしさの欠片もない母(あさ)に不満を抱いている描写はこれまでにもありましたから、女性らしい母親らしいはつの存在は新鮮で、そして藍之助を羨ましくおもったことでしょう。

しかし、加野屋に強い興味を頂いている藍之助にとっては、逆にあさのような人が新鮮に映っていたことでしょう。千代も藍之助も無い物ねだりな感じです。あさとはつ、千代と藍之助の対比が面白いです。

「銀行の神」こと渋沢栄一が近々登場するみたいです。演じる役者さんはあの方ですね。ネタバレになるので自重します。

 

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