ディスディスブログ

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ミラの住居はエアストリームでした。百合崎博士が作っていたのは「二重コイル」というそうです - アニメ『Dimension W(ディメンションW)』3話「ナンバーズを追え」の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『Dimension W(ディメンション・ダブリュー)』が放送されています。

 

dimension-w.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年1月25日の放送は第3話「File.03 ナンバーズを追え」でした。

 

イントロダクション 

西暦2072年。
第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により
人類は繁栄の極地にあった。
しかしその裏では、正規外のルートから入手した「不正コイル」を使った犯罪が発生し、回収に懸賞金がかけられるようになった。
腕利きの“回収屋”マブチ・キョーマは、ある依頼の中で謎の少女ミラと出会う。
かつてコイル事故ですべてを失ったキョーマと、自分の出生の秘密を探るミラは、共に「コイル」の真実を追うことになるが……。

 

というイントロダクションです。作者は岩原裕二さん。スクウェア・エニックス『ヤングガンガン』でしょうか、『月刊ビッグガンガン』でしょうか? 既刊9巻。

私は本作『Dimension W』を全く知りません。初見です。

 

 

3話「File.03 ナンバーズを追え」

不正コイルの“回収屋”である主人公のマブチ・キョーマとアンドロイドの少女「百合崎ミラ(ゆりざき・みら)」が共同生活を送ることになりました。

 

ミラの住居はエアストリーム

共同生活といっても、キョーマの家の敷地内にある『Airstream(エアストリーム)」と思われるトラベルトレーラーに住むことにしたようです。キャンピングトレーラーのトレーラーハウス。

Airstreamというと、米国『Jackson Center(ジャクソン・センター)』社のキャンピングトレーラーです。アルミニウム製の銀色で丸い形をしているキャンピングトレーラーと言えば思い出す方も多いことでしょう。

前回のルーザーの一件で、捕らえたコイルを埋めていた鳩を発見し、それを回収したことで、報酬600万円(通貨単位が円みたいです)をキョーマたちの雇い主であるマリーから受け取り、Airstreamやベッドなどの家具を揃えています。

当初、キョーマは共同生活をする上で、アンドロイドのミラには特別に部屋やソファや衣装洋タンス、ライトなどの家具を買う必要を感じていませんでしたが、ミラはその必要性を語り、それを認める形で買うことにしています。ミラが自分で設けたお金で。

ミラが言うには、「体内に充填されているナノマシンは、血液のように循環します。そして理想的な状態を維持できるよう、各部を補修し続けているんです。もちろん、ナノマシン自体、分離と再構成を続けながらです。でも補修のスピードには限界があるので、運動量に応じて推奨されるスリープの時間が定められているんです。スリープですよ、スリープ。座ったままとか立ったまま眠る人はいません。ピーンと横にならないと」ということで、アンドロイドにも人間と同じようにベッドなどが必要みたいです。

それとミラはトイレにも行っていました。「これはですね、冷却水及びナノマシンの循環に水道水を使っていまして、定期的な交換が……」とのこと。そのためだったら何もトイレでしなくても、とは思いますが。お風呂ですれば良いのに、と。

 

ナンバーズとは?

2話でルーザーが狙っていたのはキーコイル007のナンバーズと呼ばれるコイルでした。これがキョーマは気になっていて、あるお爺さんにそれを尋ねています。エンドロールを見ると「電々堂店主」というのがそのお爺さんでしょうか。

ニューテスラがタワーを完成させる前に、世界の研究者に大小様々な試作コイルが配られ、それが今では「ナンバーズ」と呼ばれているそうです。「βコイル」や「マイクロゲート」とも言う、と。現在、ナンバーズはトップシークレットの回収対象です。

現在の正規に流通している次元コイルは、ニューテスラのタワーを経由して次元「W」からエネルギーの安定供給が図られています。次元「W」の表層、薄皮の部分に手を伸ばすだけで十分なエネルギーを得られるようできています。しかし、ナンバーズは次元「W」の深淵、未知の領域からエネルギーを抽出しているようで、事故があったときの被害は現在流通しているノーマルのコイルとは段違いのようです。

ニューテスラが隠蔽した事故の中でも大規模で不可解なものは大体ナンバーズのせいと言われており、お爺さん曰く「あれは人類には過ぎた代物よ」とのことです。

 

クレア・スカイハート

3話ではキョーマの家の敷地内に積み上げられた廃車の山で遊んでいた子どもたちが、廃車に潰されそうになったところを、ミラが助けましたが、キョーマは警察に連れて行かれてしまいました。何でしたっけ、監督不行き届き的な何かだったでしょうか。

しかし、キョーマは無罪放免となっていて、キョーマはそれがマリーのおかげかと思っていましたがそうではなく、クレア・スカイハートなる人物の力によるものでした。

クレア・スカイハート、CV深見梨加さん、彼女はニューテスラエナジー、「セントラル47」のCOO(最高執行責任者)だそうです。事故に遭った子どもたちの一人にクレアの孫のシオラ・スカイハートがいて、シオラから自分たちが以前からキョーマに再三に渡って近づかないよう注意を受けたことなどを聞いて、警察に公正な判断を求めた結果だと言っています。ニューテスラは警察よりも権力がありそうです。

また「グレンデルの獣」の顔も見たかったから、とも言っています。アルベルト・シューマンも同じく「グレンデルの獣」だそう。アルベルトはニューテスラエナジー社、次元管理局所属の精鋭チーム「Qi」の調査主任ですね、1話からちょいちょい出ている金髪長髪の男性です。

 

二重コイル

世界システムの開発者でニューテスラの創始者の一人でミラの父親である百合崎士堂(ゆりざき・しどう)博士が、1話で死亡した際の大規模爆発に関する調査について、クレアとアルベルトの間で会話がありました。

当時、百合崎博士とミラに嵌めこまれていたコイルは「二重コイル」というそうで、アルベルトはこれまで論文でのも読んだことのないタイプのコイルだったと言っていました。性能についてアルベルトは「小型のブラックホールようなものを作る効果があったのかもしれない」と言っています。

二重コイルの存在や効果の詳細を知りたいのはもちろんでしょうけれども、百合崎博士はどうしてそれを作ったのか、作った目的は何なのか、この辺りをクレアたちは知りたがっているようです。

 

おわりに

最後、信州の「八十神湖(やそがみこ?)」に建てられた洋館で、洋館の主が水を大量に飲んだか何かで死亡していました……あれは何なのかさっぱり分かりませんでしたが、ミズチ的な何かでしょうか。ナンバーズと関係があるのは言うまでもないでしょう。

3話は1話ほどの面白さを感じられなくなっていますけど、これは4話以降の展開次第な気もします。百合崎博士の二重コイルとナンバーズ、このコイルの謎の先には何があるのでしょうか。その鍵はキョーマたちグレンデルも参加していた戦争にあるのかなと思っていますが……。

そうそう、百合崎博士の二重コイルの爆発は、化学工場跡地に不法投棄された化学物質による爆発事故、として処理されたようです。ニュースが流れていました。こちらもニューテスラによって隠蔽されたようですね。

 

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