ディスディスブログ

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三日月の「もうフミタンじゃない」のセリフで死を突きつけられるクーデリアが悲しい - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』16話「フミタン・アドモス」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されています。

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

g-tekketsu.com

 

 

2016年1月24日の放送は第16話「フミタン・アドモス」でした。

 

イントロダクション

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

16話「フミタン・アドモス」

主人公の三日月・オーガスたち「鉄華団(てっかだん)」は、ヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインを地球へと送り届けるために航行しています。

14話から鉄華団は地球圏へとやって来ました。

地球へ向かう前に鉄華団の親玉「テイワズ」からの輸送依頼を受けていた荷物を届けるべく、「ドルトコロニー群」に向かっています。

ドルトコロニー群のうち「ドルト2」では、不満をつのらせている労働者たちが武装蜂起の準備をしていて、鉄華団はそれに巻き込まれる形でギャラルホルンと戦闘をしてしまいました。

労働者組合の武装蜂起を陰で手助けしているのは、どうやらヒロインのクーデリア・藍那・バーンスタインの後ろ盾でもあるノブリス・ゴルドンのようです。

 

クーデリアの暗数計画

サブタイトルの通り、クーデリアのお付きのフミタン・アドモスが今回の16話で死亡しました。

本来のフミタンの雇い主であるノブリスの思惑は、武装を送って労働者連中に蜂起させて、彼らがクーデリアを担ぎあげた後にギャラルホルンとの戦闘を始めさせ、戦闘の混乱に乗じてクーデリアを暗数するということのようでした。

労働者組合のボス、ナボナ・ミンゴ(CV小形満)は、ドルトにおける労働者の労働環境と待遇の改善を話し合いのもとで解決しようとしていました。

暴力ではギャラルホルンに叶う訳がないことをわかっていて、決して労働者側からの攻撃はしないように努めていましたが……実際には、ギャラルホルン側から自演で爆発を起こし、労働者側から攻撃を受けたように見せかけて、掃討をしてしまいます。

クーデリアは、15話で自分の目の前から消えたフミタンを探しているうちに、蜂起の渦に巻き込まれてしまいました。巻き込まれたというか、クーデリアを蜂起に担ぎあげた労働者組合側の金髪の男性は、ノブリスの手の者だろうと思われます……そういう計画ですので。

 

もうフミタンじゃない

ギャラルホルン側から機銃による掃討がなされましたが、クーデリアは奇跡的に生き残っていて、さらにノブリスの手下による狙撃も、裏切ったはずのフミタンが身を呈して防いでくれました。銃弾を受けてもなお、フミタンはクーデリアに覆いかぶさって身を守っていました。

後に三日月がやって来たときには、フミタンは既に息を引き取っていたようで、現実を受け止められないクーデリアに対して三日月は「もうフミタンじゃない」と言葉を投げかけています……。

このとき不謹慎にもドラクエの有名なテキストを思い出してしまいました……「へんじがない ただの しk……」です。

 

ヒロインだから

 

あれだけの銃撃をクーデリアが避けられたのはどうしてなのか、フミタンへのライフルによる銃弾は彼女の体を貫通して下にいるクーデリアまで届かなかった理由は、フミタンはどうして銃撃後もしばらく生きていられたどころでなく話せたのか等、突っ込みどころがあったかと思います。

メタなことを言えば、理由は「クーデリアがヒロインだから」なのでしょう。フミタンに関しては彼女が防弾チョッキを着ていたとか。

そして16話の最後に、鉄華団のボスである「テイワズ」の代表マクマード・バリストンが、クーデリア暗殺の首謀者であるノブリス・ゴルドンに連絡を取っていました。協力体制を取ろうと持ちかけています。

マクマードまで真っ黒でした……という。どこもかしこも敵だらけ。

 

おわりに

次回はモビルスーツ戦があるようです。最近モビルスーツ戦を観ていない気がしていますので、そろそろ登場させないと、本作がガンダムだと忘れてしまいそう。

 

第16話 フミタン・アドモス

第16話 フミタン・アドモス

  • 発売日: 2016/10/09
  • メディア: Prime Video