ディスディスブログ

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NHK『マサカメTV』の「甘酒」を使い火を入れて10分でできる「スピードカレー」が美味しそうでした

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毎週土曜日18:10から放送しているNHKの情報バラエティ番組『マサカメTV』、2016年1月23日の放送は「カレー」の特集でした。

 

www4.nhk.or.jp

 

この『マサカメTV』のマサカメは「まさか!の目のつけどころ」の意味です。今回のマサカメは「カレー!レベルUP大作戦」でした。日本の国民食とも言えるカレーですが、具材を炒めたり煮込んだりと結構な面倒があります。今回のマサカメでは、炒めず煮込まずに甘みやコク、トロみを付けることができるまさかの技や、「カレーうどん」を食べるときの汁の飛び跳ねを防ぐまさかの方法、カレー好きの漫画家さんが和風の食材だけを使って作る「和カレー」など、色々なカレーのスゴ技が紹介されていました。

 

甘酒を使った激ウマスピードカレー

さらに、もっと時短を達成した、火を入れて10分で完成「激ウマスピードカレー」なるものも紹介されていました。教えてくださったのは、料理研究家の山脇りこさんです。

神社で売られている甘酒を使って、炒めなくても、長時間煮こまなくても、旨味とコクと甘みとトロみのある、完璧な美味しいカレーをあっという間に作ることができるそうです。レトルトではなく。

 

甘酒を使ったスピードカレーの材料

「山脇流スピードカレー」の材料(4人分)は、ジャガイモ2個とニンジン1本、タマネギ1個、昆布水200ml、甘酒300ml(米麹から作ったもの)、豚肉300g、トマト2個、レンコン150g、味噌大さじ2杯、カレー粉大さじ3杯です。

 

甘酒を使ったスピードカレーの作り方

「山脇流スピードカレー」の作り方です。まず、鍋にジャガイモとニンジンとタマネギを入れ、さらに昆布水(お酒でもOK)を入れて、野菜に火が通るまで煮ます。次に甘酒を入れます。そして、豚肉とトマト、レンコン、味噌、カレー粉の順に鍋に入れていき、艶が出るまで煮ます。火を入れてからおよそ10分経つと出来上がりです。

 

秘訣は甘酒にあり!

レポーターの方が食べた感想は「美味しい」「甘みがすごく来る」だそう。スタジオでも食べていて、出演者さんたちは「美味しい」「コクがある」「甘いですね」と言っていました。

旨味やコク、甘み、トロみを出せる秘訣は甘酒にあります。米麹(こめこうじ)から作った甘酒です。甘酒は米の麹から作っているために、旨味が凝縮されているのだそう。また、カレーのトロみを付けるために使う小麦粉や油も、甘酒を入れることで甘酒の米デンプンが分解されてどろどろになるので、煮こまなくてもトロみの役割を果たしてくれるのだそうです。甘酒を入れるだけで美味しいカレーになる、と。

番組では、味覚センサーでタマネギを炒めたカレーと甘酒カレーを比較していて、その結果、甘みも旨味もコクも全てにおいてタマネギを炒めたカレーを甘酒カレーが0.2ポイント上回る、という結果が出ていました。0.2ポイントの差は、約95%の人が認識できる差だそう。

 

炊飯器を使ったり、フードプロセッサーを使ったスピードカレー

他にも、炊飯器でご飯とカレーを同時に作るスピードカレーや、フードプロセッサーにマンゴーやトマトなどの果物や野菜を入れてわずか5分で作るマンゴーのクリーミーカレーが紹介されていました。

 

スピードカレーの作り方

個人的に最も興味を持って視聴したのが、具材を炒めず煮込まずにカレーを作る楽ちんなカレー、その名も「スピードカレー」の作り方です。

「スピードカレー」の材料は、タマネギ1/2個とジャガイモ1/2個、ツナ缶1缶、カレールウ1/4個、水250mlです。他にはご飯を炊くお米もですね。

「スピードカレー」の作り方です。まずは、耐熱容器にタマネギとジャガイモとツナといった材料を入れ、さらにカレーのルウと水を加えます。炊飯器にお米をセットし、その上から前述の具材の入った耐熱容器を乗せ入れ、炊飯のスイッチを入れます。40分後、炊きあがったら耐熱容器の中身をかき混ぜて、後はお皿にご飯をよそって、カレーをかけて出来上がりです。これだけ。

市販のカレールウは、製造段階で既に煮こんであるため、家庭ではあまり煮込む必要はないのだそうです。この方法なら食べたいときに食べたい分量だけを作れて楽ですね。

 

マンゴーのクリーミーカレー

山脇さんは、甘酒カレーよりももっと短い時間で、しかも火を使わずに作るカレー、その名も「マンゴーのクリーミーカレー」の作り方も紹介していました。

「マンゴーのクリーミーカレー」材料は、トマト2個(皮を剥く)とラディッシュ適量、リンゴ1/4個、マンゴー1個、水切りヨーグルト1個、プルーン4粒、カレー大さじ1と1/3杯、ケチャップ小さじ1杯、塩小さじ1杯です。

「マンゴーのクリーミーカレー」の作り方は、フードプロセッサーに全ての具材を入れて、滑らかになるまで混ぜるだけです。混ぜたカレーをご飯にかけて出来上がり。

 

おわりに

いやいや、他にも前述したカレーうどんの飛び跳ねを防ぐ食べ方や、和の食材だけを使ったカレー、ピンク色のカレーなども紹介されていて、なかなかに充実した内容でした。

甘酒ですか……意外なところを突かれた気がします。確かに甘みも旨味もコクも出そうですから、普通にタマネギを炒めたカレーに入れたらもっと美味しいだろうなぁと思いながら観ていました。それだと手間暇がかかるため、目的の時短にはならないかもしれないですけど。

とはいえ私は甘酒が苦手なんです。下戸だということが関係あるのかないのかわかりません。子供の頃に神社で振る舞われていた甘酒を飲んで、美味しく感じられなかったことが心に残ってしまっていて、それ以来一度も口にしたことがありません。大人になってから飲んだことがないですから、食わず嫌い飲まず嫌いなのだと思います。

ただ、今回の甘酒カレーは、甘酒を使うことで小麦粉や油を使わずにカレーを作れる点は非常に魅力的に感じられます。小麦粉は炭水化物でしょうし、油もないということで、痩せようとしている方のダイエットメニューとしても良いかもしれません。

 

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